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三陸へ行ってきた(感じた事)

最初に感じたのは盛岡から釜石へ向かう在来線と、三陸鉄道の車両のギャップだった。三陸鉄道の方が圧倒的に車体が綺麗。様々なラッピング車両があり、アナウンスもテープで日本語と英語のアナウンス、トイレの個室もバリアフリーの大型、観光客を意識しているのが明らかに分かる。実際色々なイベントも開催しているようで、地元の方々にエンタメを提供している側面も感じた。
因みに正規料金で乗るとなかなかの金額になる。
ただ、一つ残念なのは、現金しか使えない。

あとは、今回平日に旅行したからかもしれないけれど、三陸では高齢者が、仙台では若い人が圧倒的に目立っていた。週末であれば三陸でも若い人が多いのか、居ても車で移動する人が多くて交わらないのか、今の若い人にとっては観光地というだけではわざわざ訪れたりしないのか、気になるところ。

最後に、今でも分からないのが座席指定の方法。2日目は帰りの新幹線は直前に予約すればいいやと、盛岡駅の指定席券売機で予約しようとしたら、使えません、と出てくる。みどりの窓口は長蛇の列だし、これは1本遅らせるしかないかなぁと思って並んでいたら窓口で「QRコード」と言っているのが聞こえて行きの新幹線指定席はネットで予約した事を思い出す。

急いでえきねっとにログインして指定席を予約、メールで送られてきたQRコードで指定席券を発券し、ぎりぎり発車3分前に滑り込めた。焦っていたのでその時は気が付かなかったけれど、数分後のやまびこなら自由席で仙台まで行けた。

因みに東日本パスのホームページには指定券売機等で座席指定してくださいと明記してある。これは他にも困る人が続出しそう。実際仙台駅でのみどりの窓口での混雑ぶりは半端なかった。


最後に、今回の旅行は、本当なら2014年の開業当初に思いついたものだった。しかし、その年から夫の海外赴任が決まり、そのまま忘れていた。
今回のフリーパスのニュースを聞いて思い出し、やり残していた事が達成出来た。殆どが移動だったけれど三陸から宮古までの車窓の風景は街だったり、集落だったりと全く飽きなかった。

この路線がずっと存続してくれますように、と思う。