沸騰
日々の瑣末な考えが
沸騰中の気泡のように
絶え間なく湧き上がる、
どんなことを考えたって
表出しなければ伝わらない。
だけど、思うことがありすぎて
どれも伝えるべきではないと感じて
結局、伝えられない。
それは、終わりのない
感情の吹きこぼれで
脈略のない言葉たちだから。
だけど、それを伝えないと
自分がここにいる
ということを伝えられない。
この矛盾した気持ちを抱えながら
私は、今日も綴っていく。
たわいもない自分から
さまざまな熱で沸騰した
感情の吹きこぼれを。
読んでくださり,ありがとうございます。