アウトドアって何?楽しいの?
これはアウトドアと無縁な私が、
ゆるキャンの聖地、富士山の麓で
キャンプするまでの物語である。
① 職場の先輩
仕事のできる先輩が山好きだった。
これがアウトドアに気が向くきっかけ。
職場は動きやすい服装でよい。
そこで、アウトドア用品のウエアを買い出す。
カタチから入る。ただし、奇抜なものはイヤだ。
クセの強いものはパス。
溶け込みやすいものを中心に買う。
使ううちにアウトドア製品の良いところに気づく。
軽い◯
丈夫◯
通気性◯
動きやすい◯
とにかく機能性が高く、着ていて満足感がある。
当たりハズレもあるが、それを自分で判断するのも楽しい。
結果。アウトドアのウエアは機能的で優秀である。
② 新婚旅行はキリマンジャロ登山
尊敬する先輩の新婚旅行はキリマンジャロだそう。
アフリカ大陸最高峰の山。
なんだそれ?!感がありながらも
よくよく聞くと夫婦で山登りが好きだと。
納得。そうだなあ。
一緒に行く人がいたら楽しいか。
自分にはないことを前提に考える。
ウエアは確実に増えていく。
・フリース・フードつきパーカー・ズボン・Tシャツ
高いものだと10000円ほどするが、
交際費もかからない生活なので気にしない。
そしてあるとき、
数少ない友人から声がかかった。
結果。アウトドアのウエアがあれば
山登りもできるかもと思いはじめる。
③ クレイジーな友人
無茶が好きな友がいる。
その友Aは、
・バイクで北海道一周
・飛行券のみでヨーロッパ巡り
その他、数々の無茶なことを経験している。
止まると死ぬ、まるでマグロのよう。
刺激がないとダメなのか?
やっかいなことにこのAはひどく強引だ。
誘いを断ることは不可能。
無理矢理巻き込む能力がある。
簡単にいうと遠慮がない。
そんなAから久々の連絡があった。
無論、無茶な遊びの勧誘である。
Noという選択肢がない以上、
いかに自分にとって易しいものを
チョイスできるかが大事だ。
Aの遊びは下手すると死ぬレベル。
どうにかして生きて帰りたい。
結果。Aの提案に難癖をつけて
無茶な遊びを回避する。
つづく。
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