点と点、湯船から繋げる
お風呂の中は考え事が捗る。
昔から数学は苦手だったけれど、証明や複雑な方程式がスッキリ解けた時は、気持ちが良くて好きだったな、とか。
明日は何をしようかな、とか。
そんな事を考えながらお風呂の中で最近気付いたのは、
ロジカルに点と点が繋がる作業がすごく好きだってこと。(皆そう?)
私は、よく思考をいっぱいに広げる。
湯船に浸かって何もない空間に、今思っていることをたくさん繋げて広げていく。
そんな事を続けていくと、過去の自分の行動をパターン化できるようになる。
そうすると、そのまた過去のふわっとした感情の正体が何だったのか、急にわかる瞬間がある。
私はこの瞬間がすごく好きなのだ。
腑に落ちた、とかパズルのピースがカチッと嵌まったように、とか色々表現はできるような気がするけど。
感覚としては、あるべきところにすとんと収まった、といった感じ。
あ、「自分がどんな事を思って、どんな風に行動しているか」の公式が作れた感覚が近いのかも。
この公式が作れた時はなんだか自分をちょっと深く知れた気がして、気持ちよくお風呂からあがれる。
自分のことなんて、一生かかっても分かりきれないと思うけど、こののぼせた分だけ自分を知って、自分を愛していけるようになりたい。
大学2年生の冬。