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そんなに白黒はっきりさせてもいいことなんかない。

そんなに白黒はっきりさせてもいいことなんかない。いろんなことはグラデーション、混ざり合ってできている。
最近、こんな話を聞きました。

「普通」「常識」「当たり前」と思い込んでいる人ほど、ストレスを抱えるという話。

自分の価値観、自分の経験で、白黒はっきり、パキッとしてないと「嫌」だという人、いますよね。

私の周りにもいるし、かつての私もそうだったように思います。

「そんなことは〝当たり前〟」「〝普通〟はこうするよね」「〝常識〟のない人だなぁ」ついつい、日常生活の中で、こんなことを思ったり、感じたりもしますが、それは自分の価値観や判断の基準であって、他者はそう思っていないことも多いのです。

しかし、そういう思考が強ければ、他人を自分の価値観で動かしたい、コントロールしたい、と、考えちゃうんですよね(書きながら自分の親のことを思い出していますw)。

でも、他者だって「自分が正しい」と思っているから、思い通りになんて動くはずがないのです。だから、「普通」「常識」「当たり前」と思い込んでいる人ほど、ストレスを抱えてしまうということらしいです。よーくわかる、納得できる話です。

自分だけが正しい「普通」「常識」「当たり前」だなんて、単なる思い込みなんですよ。

人ぞれぞれが、違った視点や価値観で物事を見て、判断するのですから「私と一緒」なんていうことは、ほぼないんです。
しかし、このことを忘れて「みんな、私と同じように感じている」と思い込むと、コミュニケーションは上手く行きません。

私にも心当たりがあります。

20代、パニック障害や鬱に罹っていた頃、私が「普通」「常識」「当たり前」と思い込んでいたことが「普通」「常識」「当たり前」ではなくなってしまって、とっても孤独でした。

「〝普通〟に出来ることができない、〝常識〟的なことができない、私の能力が足りないから、人に雑に扱われて〝当たり前〟だよね」と本気で思っていたし、「当たり前」の基準が低すぎて、モラハラ人間、パワハラ人間を自分で引き寄せていた。そして、自分もそのような人間だったんです。

自己肯定感低いと変な人ホイホイになり、自分もその仲間入りをしてしまうイケない例ですが、相手にも何かそうせざるを得ない「背景」があるんだろうなぁと今は思います。

自分と他者は違う

そんな経験から、自分と他者は違う、ということをしっかりと認識して生きています。

他者の視点を面白がることは、自分自身の視野の拡大にも役に立つし、新しいアイデアにもつながります。何より価値観を揺るがすことは面白い。人との違いを受け入れるのは、この多様性の時代には必要なスキルでもあると感じています。

そういえば、ある人から「アドラー心理学を実践しているんですね」と言われたことがありますが、これが〝嫌み〟であることくらい感じる能力はあるんです(HSPですし)が、この生き方は変えません。


現在、募集中の「ひと検」では、価値観を揺るがすことを大事にしています。

さまざまな「背景」を知り、人に寄り添うこと、そして、さまざまな切り口で「課題を解決」できる人財の輩出を目指しています。

当然ですが、アドラー心理学がすべてではありません。時に人のパーソナルスペースへ入り込むくらいのお節介が必要な時だってあると思います。しかし、あなたは「ひとり」の人間として、自分の理想の未来を描く権利があります。もし、変わりたいと思っているのなら「普通」「常識」「当たり前」のマインドブロックをぶっ壊してみませんか?

ただし、注意としては、参加するだけで、「普通」「常識」「当たり前」のマインドブロックはぶっ壊すことはできません。

★自分からは動かない(動いているつもり)のに、成果が出ないと納得がいかないと人のせいにしがちな人
★トラブルがあると、感情的になり大声を出す人、まともな話し合いができない人
★自分だけが正しいと本気で思い込んでいて、人の話は聞かない(聞けない)人

そんな人は、「ひと検」には相応しくないのでお断りしています。

「普通」「常識」「当たり前」と思い込んでいる人でも、自己肯定感が低くてもOKです。

★自分のため
★社会のため
★生きづらさを抱える人のため
★未来のため

チャレンジしてみたいという人は大歓迎です。


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