おひとりさま検定試験 4期 上級「つなぎびと」検定のセッションが昨夜からはじまりました。
まずは、オリエンテーションということでグランドルールの確認を行い、交流会という流れ。交流会なので1期から4期までお時間のかる仲間たちが揃って楽しい時間を過ごしました。
オンラインで始めたこのひと検上級講座も、回を重ねて北海道から九州まであるとあらゆる地域から様々な夢を持った方々参加してくださっています。
4期は新規6名、1期、2期、3期から各1名ずつ継続受講ということで計9名でやっていきます。アーカイブ受講が中心になる方も多いですが、どのようなチームになっていくのか、どのようなイノベーションがおきるのか楽しみです。
視点・視座・価値観の話
0期から数えたら、もう5回目。
私たち運営も、講座を展開しながらたくさんのことを学んで、気づいて、改善して、試行錯誤してこの「ひと検」をブラッシュアップしています。
その中で、本当に大事なことは「視点・視座・価値観」ではないかという仮説です。
基本的に「みんなちがってみんないい」ですが、共感出来ないことで分断が起きる世の中ではいけないと感じています。
共感できるから仲間、共感出来ないから排除。
「多様性」と言いながら、そんな流れがありますよね。
しかし、人それぞれ、さまざまな「視点・視座・価値観」がある中で、自分とピッタリなんて人がいるはずがありません。
共感出来なくても「そういう考え方もあるよね」と受け止める。
自分がいつも正しいと思わず「時には価値観を揺るがしてみる」。
そうやって自分が納得出来る「解」を求めて模索していくことの重要性。
時には人に、自分自身の価値観を伝えてみる努力などもきっと大事なんだろうと感じています。
なので、昨日のオリエンテーションでは、こんなことを話しました。
人に〝こたえ〟や〝共感〟を求めすぎない。
自分の〝こたえ〟は、自分の中にしかありませんし、同じような課題に向き合う仲間だとしても、仲間たちが自分と同じように感じていると思うのは「思い込み」です。
課題解決には、明確な〝こたえ〟がないことのほうが多いはず。
だからこそ、まずは、自分で考え、自分なりに因数分解してみる。
そして、仲間と〝問い〟を深めていくことを大切にしていきましょう。
そして、人それぞれ見え方が違うこと、さまざまな価値観があることを理解して、共感出来ることも出来ないことも、自分自身の視点を増やす材料であると思って受け止めることも時には必要かもしれません。納得がいかないときはとことんディスカッションしましょう、と。
例えば、同じようなことに取り組んでいたとしても、明確なゴールを持っている人とそうでない人、そのスピード感や取り組む姿勢は確実に変わってきます。
しかし、先に行く人に〝こたえ〟や〝共感〟を求めすぎると苦しくなる。
そんなことでは、お互いにWin-Winにはなりません。
だから、主体性を持つ・目的を持って参加する
この講座は、最終的には「おひとりさま、誰かの課題を解決するコンテンツ」を世に広げていくこと、そういった、社会課題の解決をできる、社会の接続点になる人材を輩出していくことが当検定の目的です。
だからこそ、誰かの真似、誰かの〝こたえ〟コピペで満足するのではなく、きちんと「将来のビジョン」を自分自身で描くことも大事だと考えます。
いずれお客さんになってくれる人のニーズに応えて行くためにも、「視点・視座・価値観」をないがしろにすることはできません。
まだ「将来のビジョン」がぼんやりしている今だからこそ、輪郭をハッキリとさせるための材料として、さまざまな「視点・視座・価値観」に触れて行くことをこの4期では大事にして、伝え、実践していきたいと考えています。