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「助けたい」、「助けて」の〝背景〟にあるもの

「なんだか生きづらい」そういう人は、世の中にはたくさんいると思います。
〝なんだか〟が、自分自身でもわからない人も多いのではないでしょうか?
逆に、具体的に困っていることがあって、その解決策として用意された機関や窓口、支援先があるという場合は「助けたい」=「助けて」のバランスは取れているのではないかとも感じています。(満足のいく支援につながるか、本当に助けになるかは別の話ですが)

要は、「助けたい」、「助けて」の〝背景〟にあるものをお互いが理解できているか、ということが最大の「問題」ではないかと思うのです。

「助けてほしいけど、なにを助けてほしいのか分からない人」というのが大半で、「助けたいけど、何に困っているのか分からない」という関係が出来てしまっているのではないか?

ひとそれぞれに抱える「助けて」の〝背景〟にあるものが違う

ひとそれぞれに抱える「助けて」の〝背景〟にあるものが違うのに、表面的な方法、表面的な提案で何かを改善できるとは思えない。

そのためには自己開示していく、自己開示には、自己理解も必要だと思います。
難しいことかもしれませんが、自分の〝助けて〟欲しい「課題」の部分が見えてくれば、〝助けて〟と言える先の選択肢も必然的に見えてくると思うのです。

もちろん、それは公的な支援でなくても良いのです。
周りの知り合い、友達、家族、AI…etc.

お互いにその「背景」を理解し、「課題解決」するために、それぞれの強み弱みの凸凹を埋めるよなフラットな関係で、自助、共助、互助できるというのが、私たち「ひとりとひとり」的、「個立有援」「個立有縁」の理想です。

そもそもコミュニケーションが上手な人が、「私もできるからあなたもできるよ、こうしてね」という関わり方ではなく、コミュニケーションが上手な人は、苦手な人のコミュニケーションを補うかわりに、別の強みで「私を助けて欲しい」と言える、そういったつながりが必要なのではないかと考えています。

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ひとりとひとり(R)編集部&おひとりさま検定試験(R)
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