
【P8090DXプロジェクト発足】岡山県内15市の市議会議員に当選し、各市のDXを推進する。
結婚を機に岡山県(岡山市)に移住して3年。共働きで子供も生まれ、行政サービスを利用することが多くなってきました。小さいけど「ここどうにかならないかなー」と思うことが出てきた中で、先日行われた市長選挙。候補者は2人だけ。妻に聞いてみると、だいたい2人でときどき3人とのこと。政令指定都市なのに??
大学生のときに政治家インターン(ここは国会議員)をしていたこともあり、政治には興味がなくはないです。けれど、その当時の政治家さんの仕事内容が自分には無理だと思ったことと、ソフトバンク孫さんなどの実業家が経済からでも広く社会に影響を与えられることを知ったことで、興味対象としての順位は下がっていっていたのでした。
しかし、今、冒頭のような状況になって、改めて政治や行政のことを考えるようになりました。そして、この現状は「問題」だと思うようになりました。
そこで「P8090DX」というプロジェクトを立ち上げることにしました。
これは、僕と同じ1985年生まれの人の前後5歳の年代の中で「DX」を推進したいと思っていて、政治や行政について具体的に働きかけをしていきたいと思っている人たちのコミュニティです。
なぜこの結論に至ったのか、以下ざっとお書きします。
■目的
自分自身(および1985年生まれ世代(1980-1990))の「地方自治」レベルを向上させる
■なぜ?
自分だけでなく同世代の多くが、将来に漠然とした不安を感じていると思う。それは、共働きかつ子育てなどの「緊急度の高い」実務に追われ、中長期的な思考(特にリスクについて)をする時間が少ないから。
■それはなぜか?
中長期的なリスクは「重要度は高い」が、顕在化している事象が少ないため「緊急度が低い」。
■それはなぜか?
緊急度を高めるには「具体化」と「逆算」が必要だが、その時間も情報もスキルも不足しているから。
■それはなぜか?
政治や行政に関わる「きっかけ」が少ないから。
■それはなぜか?
自分の周りに政治家や行政職員もいない。また、政治や行政に関わる「情報公開」が不足していて、WEB上でも広報されていないから。しかしされてたとしても、現在の自分の興味関心に情報が最適化されていて除外されるから(LINEやgoogleなど)、政治や行政に関わる情報に触れる機会は少ない。
■このままではなぜいけないか?
子供の療育についての情報収集や、法人の登記変更などで、行政手続きの不便さを痛感した。デジタル化されていないことで効率が悪かったり、属人的になっていると思われる。それらの状況が改善されないままで、例えば自分が事故で怪我をしたときや、高齢で働けなくなったとき、子供の教育の社会的サポートがもっと必要になったときなどは、とても大きなストレスを受けることが想定される。また、あまり意識していないが社会の「共助」の仕組みが自分を守ってくれていると感じることがときどきある。その仕組み作りに関わる人が増えることで、自分たちにとって、より安心、よりのびのびと生きられる場所(市)を作れると思う。
■ではどうするか?
自分自身が反強制的に参加している「選挙」において、自分が興味関心を強く持つ「候補者」が新たに出てくる。
行政サービスは「政策」が根拠となり生まれる。その「プロセス」の理解を深めることで、先回りしてサービスを利用することができたり、何か不都合を感じても、その背景が想像できるから、過度にストレスを感じることもない。
■なぜ市議会議員なのか?
・なぜ民間ではダメなのか
▶︎「当事者の一人」にならなければ、自分はすぐに興味関心を失ってしまうから(他のトピックスに目が移る)
・なぜ行政職員としてでは無いのか
▶︎現状、裁量のある行政職員の知人がいない。また、新しくできたとしても「これまでにない新しい行政サービス」を始めるには「議会承認」が必要なため。
・なぜ市長ではないのか
▶︎現在の知名度では選挙で勝てる見込みがないから。また、勝てたとしても、行政全体のトップを担えるほどの知識の経験を持つ人材が、短期間で見つかるとは思えないから
・なぜ自分自身はならないのか
▶︎そもそも適正がないと思うから。また他に適任者がいると思うから。ただいなかったとしても、時間のかけ方として、政治がメインになるのは現状ないから可能性はほぼ0%
■何をするか?
◯◯市(市議会および市役所)のDXを推進する
※DXの定義
▶︎市議会および市役所が市民生活の変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、市民のニーズを基にサービスを改善するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、市議会および市役所文化・風土を変革し、他自治体との競争上の優位性を確立すること。
■具体的な政策方針
▶︎各市による
といったところで、改めて現状把握をしてみました。以下は、岡山県15市の直近の選挙結果などです。
当選最低得票数がここまで低いとは思っていませんでした。高梁市にいたっては「無投票」で現職全員が投票も経ずに横滑り当選です。
本プロジェクトは「岡山県内15市の市議会議員に当選し、各市のDXを推進する。」ことを目指します。
まずは以下2市が対象となります。
①浅口市・・・来年3月に選挙 前回の最低得票数は717
②備前市・・・来年4月に選挙 前回の最低得票数は687
ここに向けて、まずは各市在住の市議会議員候補を探します。期間は短いですが、問題意識の共有や具体的な政策の立案などを行っていきます。なお、選挙期間含めて基本的に「インターネットのみ」での政治活動・選挙活動を行う方針です。
これまで投票をしていなかったけど、私たちの考えややり方に共感していただける方々1000人が集まれば、当選できるという公算です(もちろん投票していただかなくてはいけません!)。
もしここまで読んで興味を持たれた方がいらっしゃったら、ぜひ直近の選挙の当選者のリストをご覧になってください。何かしらをお感じになられるかと思います。
私はいわゆる「分断」をしたいわけでは決してありません。民主主義のもと、まずは「話し合いの場に1980〜1990年生まれの人間(特に私は必須だと思っているデジタルテクノロジーの活用に積極的な)がもっと参加する」という状況を作りたいと思っています。
HPができましたらまたご報告させていただきます。
また、何かひっかかるところがありましたら、ぜひご連絡ください。意見交換させていただけると幸いです!