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私の実体験:ビル管理士試験の「概要」と「勉強法」(0から独学、最短半年~1年合格)~ビル管理系国家資格~

割引あり


⓪: 【まえがき】


1.「ビル管理士」とは?


「ビル管理士」とは、正式名称を「建築物環境衛生管理技術者」と言いますね。


建築物(ビルやマンションなど)における「衛生的環境の確保に関する法律(通称、ビル管法)」により、特定建築物で選任が義務づけられた国家資格となります。


(ビル管法における「特定建築物」とは、特定用途に利用される部分の面積が、3000㎡以上の建物、学校の場合では、8000㎡以上となります。)


建物オーナー自身が「ビル管理士」として名義出しをする場合もありますが、一般的に「ビル管理会社」などへ委託するケースが殆どとなります


(ビル管理の業務自体は、実際に資格がなくても行える、業務となります。)




2.「仕事の内容」とは?


建築物環境衛生管理技術者(以下、ビル管理士)は、建築物の維持管理に関する「監督」などを行う、国家資格のある仕事です。


「特定建築物」で選任が義務づけられているので、建築物の個数だけ、常に一定以上の需要がある資格、とも考えられますね。


ビル管理業界に属している場合、勿論仕事上で活用できるだけでなく、「転職」や「昇給・昇進」にも影響する、有効な資格の一つとなります。


「ビル管理士」の主な業務は下記で、

・管理業務計画の立案。
・管理業務の指揮監督。
・建築物環境衛生管理基準に関する測定、検査結果の評価。
・環境衛生上の維持管理に必要な各種調査の実施。
・設備点検や清掃などの年間スケジュール作成。
・各専門業者の指導・監督、点検や清掃報告書。
・各種管理記録などの業務を担当。
・保健所による特定建築物の立入検査の対応。

などなど、多岐にわたる管理業務があります。


帳簿書類に関しては、点検記録をしっかりといつでも確認できるように、「ビル管理士」が日頃から正しく書類のチェック、保管を実施する必要がありますね。



【簡易目次】

・まえがき
・受験資格等
・合格者合格率等
・対策と勉強方法等
・実行オススメ教材等
・あとがき


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