なぜ人は高い建物を作りたがるのか

ふとした疑問。
僕はSES契約で社員をやっていて、とある都内の高層ビルに出勤することがある。
都内に足を運び、上を見上げると、どこもかしこも雲をも突き刺すほどの高さのビルやマンションばかりだ。

僕自身、高所恐怖症ということもあって、そういった建物には憧れを感じないのだが、なぜ人は高い建物を作りたがるのだろう。

少し調べてみたのだが、アメリカやパリの歴史をたどると
街の構造を広く効率よく使うためには、高い建物に人を密集させた方が良いみたいなことが書いてあった。
確かに、二次元の平面で街の設計を考えるより
三次元で考えて、Z軸に建物をびゅいーんと伸ばせば
効率よく土地が使える。

かの豊臣秀吉やルイス・フロイスも、そういった論を持っていたとのこと。

後はやはり権力の誇示、庶民との差別化の為に
とにかく大きくて立派な建築物を建てるのに必死になっていた。そんな歴史が読み取れた。

地震大国にも関わらず高層ビルなんて沢山建てても
リスクしかないと思うのだが...。
高層ビルの開発に掛ける金より、地下シェルターの開発とか、渋谷みたいな若者の雑踏とゴミに溢れた無法地帯の整備とか、歩道のガードレール設置とか、もう少し下の世界にも目を向けてほしい。

今日はこの辺で。

また。

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