その青はどんな青?~「ブルー」や「青」と名の付くマンガやゲームの由来を調べてみた
その青はどんな青?
先日、電車に乗っていたとき、「BLUE GIANT」というマンガを原作としたアニメ映画の中吊り広告を見かけました。
それを見た僕は、ついにコップのフチから水が溢れたのです。
前々から、ずっと思っていました。
タイトルに「ブルー」って付くマンガやゲーム、やたらと多くない?と。
流行りと言ってしまえばそれまでですが、なぜ「ブルー」と名の付く創作物が「レッド」や「イエロー」と比べて圧倒的に多いのか。
また、一口に「ブルー」と言っても、それにどんな意味が込められているのか。
この記事は、そんなことを考えつつ、巷に溢れる愛すべき「ブルーなんちゃら」たちを分類して、紹介していくものです。一緒に青く染まろうぜ。
BGMはこちらで。
ブルー、ひいては青という色から連想されるものはなんでしょうか。
海、空、あるいは憂鬱?
色々と思い浮かびますが、最近はもっぱら、あの甘酸っぱい季節を結びつけることが多いでしょう。
そう、青春です。
正直なところ、「ブルー」と名の付く創作物のほとんどがこのカテゴリーに分類されると勝手に思っていました。
青春モノは適当に「ブルー」って付けとけばそれっぽくなんじゃね?という感じで、安易に名付けてるんじゃないかって。
でも、事はそんなに単純ではありませんでした。
さて一本目、いきましょう。
『アオハライド』
最初から「ブルー」の付かないタイトルで申し訳ないですが、「青春=ブルー」問題を語る上で、避けて通れないのがこの『アオハライド』です。
内容はずばり、高校生の青春ラブストーリー。タイトルは「AO-HARU-RIDE」をアオハライドと読ませます。「アオハル」は青春の訓読みで、それにライドする。つまり、乗るということです。
乗るという行為は、不安定ながらもワクワクするようなものを連想させます。サーフィンとか、バイクとか。
「アオハライフ」じゃいまいちシマりがないですし、そう考えると「アオハライド」はなかなかお洒落なタイトルでいいですね。
僕は非ライド勢でしたが。
青春という二文字の中には、たしかに「青」という文字が入っていますが、それは「青二才」とか「青びょうたん」とか、未熟で成長しきっていないという意味での「青」です。
そんな社会通念があった中で、青春の「青」を「アオ」と読ませることで、色としての青(ブルー)と青春そのものを強烈に結び付けた、重要な作品が、この『アオハライド』です。
なので最初に紹介しました。
ちなみに、「アオハル」という言葉のルーツを辿っていくと、源流は某大手出版社のようです。
この記事を見たときは、ほんとかな?と少しだけ疑ったのですが、青い作品を集めていくうちに、おそらく事実なんだなと思いました。
たとえば……
『アオのハコ』
この「アオ」は分かりやすく「青春」ですね。あらすじに「青さが胸を衝く」って書いてありますし。「ハコ」は「体育館」でしょうか。
自分は読んだことはないんですが、女の子のほうが先輩だったり、二人でやっている部活が違っているみたいなので、どんなストーリーなのかが俄然気になってきます。
この記事を書いている途中で読み始めてしまいました。王道の青春が胸に沁みる……!
『アオアシ』
「アオのハコ」はアオハルのルーツである集英社の『週刊少年ジャンプ』に連載されているマンガですが、その系譜は出版社を越えて受け継がれています。
小学館『ビッグコミックスピリッツ』に掲載されている『アオアシ』は、Jリーグの男子高校生年代「Jユース」がテーマのサッカー漫画で、単行本の累計部数は1,800万部を超えるメガヒット作品ですが、この「アオ」もまた、アオハルがルーツの一つだそうです。
作者の小林有吾さんが、編集の方とタイトルを決めたときのやりとりをブログにまとめているので、ご紹介しますね。
アオハルのアオ、あるいは日本代表のチームカラーの青、未熟なという意味での青。主人公の名前もそれに引っ張られるようにして青井葦人(あおいアシト)で、略すとタイトルになります。なるほどなという感じです。
これも最近読み始めました。面白いですね……。
『レッドブルー』
次は「アオアシ」と同じ小学館『少年サンデー』から、『レッドブルー』を紹介します。
根暗な高校生の鈴木青葉が、隣のクラスで格闘技界のスーパースター赤沢拳心に一方的な恨みを募らせ、総合格闘技の世界に入るという、コミカルでダウナーな本格格闘技マンガです。
この「ブルー」は青春というよりも、その前にある「レッド」と対比させる意味合いが強いですね。
イケイケの「赤」沢拳心と、根暗の鈴木「青」葉という、性格や名前の違い、ボクシングやプロレスなどのリングスポーツでは、赤コーナーがチャンピオン側、青コーナーが挑戦者側であることからも、シンプルながら強いコントラストを備えた良いタイトルだと思います。
『ブルーピリオド』
次にご紹介するのは「マンガ大賞2020」にも輝いている『ブルーピリオド』です。
美大を舞台とした青春群像劇ですが、アオハル由来の「ブルー」だと早合点するなかれ。
「ブルーピリオド(青の時代)」とは画家パブロ・ピカソがまだ20代前半の頃、青や青緑のモノクローム絵画ばかりを描いていた時期を指し、そこから転じて、孤独で不安な青年期を表す言葉だそうです。
この作品でも単なる甘酸っぱい青春ではなく、情動と葛藤にまみれた青年期が描写されています。
舞台となるのは実在する東京藝術大学ですが、作者の山口つばささんがまさに東京藝大出身で、マンガ自体はキャッチーな絵柄ですが、裏打ちされている画力が凄いです。
ちなみにYOASOBIの「群青」は、この「ブルーピリオド」にインスパイアされて作曲されたとのこと。
たしかに、ブルーピリオドの第1話を読んでから歌詞を見ると、見事にそのまんまだ……!!渋谷も出てくるし。
余談ですが、「YOASOBI」「ずっと真夜中でいいのに。」「ヨルシカ」など、「夜」と名の付くアーティストも多い気がします。
『ブルーロック』
『ブルーロック』は先に触れた『アオアシ』と同じく、高校生が主人公のサッカー漫画です。……が、巷では「サッカー漫画の皮を被ったデスゲーム漫画」と呼ばれているそうです。
第1話を試し読みしたんですが、作中のキャラが実在のサッカー選手の名前を出して「カス」呼ばわりしていて、確かになかなか尖った作品だなと思いました。ちなみにアニメ化の際には発言はカットされ、日本サッカー協会も制作に協力したそうです。
この「ブルーロック」とは、チームプレイという言葉の呪いにかかった青少年サッカー選手たちを競わせ、世界一の(エゴイスティックな)ストライカーを育成するための施設で、本作の舞台となるところです。
この作品の「ブルー」は、青春という意味もさることながら、やはりサッカー日本代表のチームカラーである「ブルー」という意味合いが大きいような気がします。「ブルーロックの脱落者は永久的に日本代表に選ばれない」という重大なペナルティもありますし。
ちなみに、日本サッカー協会(JFA)の公式サイトによると、「1930年、日本代表チームは、初めて全国からの選抜メンバーで編成され、その時に、『国土を取り巻く海』をコンセプトにユニフォームのカラーを青に制定しました。」とのことです。
サムライブルー、歴史めちゃくちゃありますね。
『BLUE GIANT』
そろそろ冒頭で軽く触れた『BLUE GIANT』をご紹介しましょう。
ジャズに心を打たれてサックスを始めた主人公、宮本 大が「世界一のジャズプレーヤー」を志して仙台から上京し、同世代の仲間たちと出会い、切磋琢磨しながら演奏に打ち込んでいく日々を描いた傑作マンガです。
「音が聞こえる」とまで言われるほどの圧倒的な描写が評判ですが、この「青」はどんな青かというと、「青色巨星」の「青」……というか、「blue giant」がそのまま「青色巨星」という意味だそうです。
「青色巨星」とは星の種類のひとつで、「高温のため青白く光る巨大な星」とのことです。
主人公の師匠が、世界一輝くジャズプレイヤーのことを「BLUE GIANT」と呼んでいたことから、主人公も「BLUE GIANT」を目指して突き進んでいきます。
また、ジャズやブルースなどでは「ブルー・ノート・スケール」という音階が使用されており、名門ジャズクラブ「ブルーノート東京」にその名前があるように、ジャズと「ブルー」は密接な関係にあるようです。
『青のオーケストラ』
次は音楽つながりで『青のオーケストラ』です。
高校のオーケストラ部(オケ部)が舞台のこの作品は、作者の阿久井 真さんが一年以上も取材を重ね、一人ひとりのキャラクターの心情が伝わるように何度も何度もネームを練り直して連載を始めたそうです。
この「青」は、やはりアオハルの「青」でしょうか。「青春の音が、響き合う――」とあるので、意識しているのは間違いなさそうです。
これもまた「音が聞こえてくる」と評判でしたが、2023年4月からアニメを放送中で、本当に音が聞こえてきちゃってるみたいです。
今の時代、こういうメディアミックスが増えたので、同じ作品でもいろいろな楽しみ方ができていいですね!
『青の祓魔師』
同じ「青の」で有名なのが『青の祓魔師(エクソシスト)』。
「青エク」と略される本作は、2009年5月から集英社の『ジャンプスクエア』で連載が始まり、休載期間を挟んだりしながらも、いまだに新作アニメが作られるなど、その熱冷めやらぬ、という感じですね。
この「青」は、魔神サタンとその息子の奥村燐(主人公)だけが使うことができる「青い炎」を指しています。
作中の世界は、人間の住む「物質界(アッシャー)」と、悪魔の住む「虚無界(ゲヘナ)」の2つの次元が合わせ鏡のように存在しているんですが、その物質界と虚無界の両方に作用する性質を持つのが「青い炎」ということで、特別な力なんですね。(未履修なのでぼんやりした言い方ですみません……)
なんで炎が青いのかな、と考えたとき、真っ先に思い浮かんだのは人魂(鬼火)でした。
海外の伝承でも、ウィルオウィスプやセントエルモの火は「青白い炎」として言い伝えられてますし、1300年前に作られた万葉集にも「人魂のさ青なる君がただひとり逢へりし雨夜の葉非左し思ほゆ」という歌があったりして、古今東西で霊的な火の色は青、というイメージがあるのかもしれません。
『アオイホノオ』
青い炎、ということで、次は『アオイホノオ』です。
これは『燃えよペン』など代表作に持つ、島本和彦さん本人の大学時代をベースに描かれる青春ドラマで、庵野秀明や山賀博之など、実際に学生時代を過ごしたクリエイターたちが登場するほか、「かわいそうなあだち充……」「高橋留美子は…タイミングだけで生きている!!!」など、著名なマンガ家たちへの暴言が飛び出すことで有名です。
2016年にはドラマも放映していたので知っている人も多いのでは。
この作品は、島本先生の現在進行形のマンガ執筆生活を投影した『燃えよペン』『吼えろペン』の主人公「炎尾 燃(ほのお もゆる)」の青春時代を描いていて、「青い頃の炎尾」という意味と、青色巨星のところでも触れた「高温のため青白く見える」というのに掛かっているタイトルですね。
才能と努力という合わせ鏡の中でもがき苦しむ青春の星々を描いた、とにかく熱いマンガです。
さて、ここまでマンガやアニメを中心にご紹介してきましたが、ブルーの名の付くコンテンツはまだまだあります。
アーティストの楽曲などはもちろんですが(母数も多いし)、スマホゲームも似たようなタイトルが最近増えてきたなあ、と感じます。
というわけで、ここからはやたらと「青い」スマホゲームたちを続けてご紹介します。
BGMはパスピエの「あの青と青と青」でお願いします。
『ブルーアーカイブ』
まずは『ブルーアーカイブ』です。いろんなところに広告を出しているので、お馴染みですね。
いわゆる萌え系アプリゲームなのですが、公式テーマが「学園×青春×物語」で、「私たちの、青春の物語(Blue Archive)」というセリフも出てくるくらいなので、タイトルの「ブルー」はまさに青春のブルー。
僕も一時期やっていましたが、絵柄がかわいいのはもちろん、意外と硬派&SFなところもあり、このクオリティのゲームを基本無料で楽しめる世の中、どうかしてるなと思いました。
『アズールレーン』
『アズールレーン』は、先ほどの「ブルーアーカイブ」と同じ会社(Yostar)が配信している、海上で戦艦に見立てたキャラクターが戦うシューティングゲーム(いわゆる擬人化艦船モノ)です。
この「アズール」はフランス語で「青」という意味で、タイトル全体だと「青の航路」といった意味になります。大海原が舞台のゲームとしては、文句なしのタイトルと言えるでしょう。
『グランブルー・ファンタジー』
まさにハイ・ファンタジーという感じのあらすじですが、この『グランブルー・ファンタジー』は2014年にリリースされた、スマートフォン向けゲームです。
グランブルー(granblue)は造語ですが、イタリア語で「雄大な」を表す「gran」と、英語の「blue」を組み合わせたか、あるいはフランス語の「Grand Bleu」からでしょうか。意味は同じですが、同名のフランス映画があまりにも有名なので、多少は引っ張られている気もします。
映画『グラン・ブルー』はダイビングに魅せられた男たちの話ですが、『グランブルー・ファンタジー』の舞台は空中に浮かぶ島々ということで、この「ブルー」は分かりやすく、空の「青」ですね。
『BLUE REFLECTION SUN/燦』
次に紹介する『BLUE REFLECTION SUN/燦』は、コーエーテクモゲームスが開発した、女子高生が魔法少女な感じのRPGです。
岸田メル氏のイラストを前面に押し出した「BLUE REFLECTION」シリーズは、ゲームやアニメなど幅広い展開をしていますが、本作はその集大成に位置付けられているゲームですね。
このシリーズの「BLUE」なんですが、作中で「リフレクター」という超存在に変身するためのアイテム「青い指輪(ブルーリフレクション)」から来ているみたいです。これがなぜ青いのかはちょっと調べきれませんでしたが、対になるような存在として「赤い指輪(ルージュリフレクション)」というのもあって、やはり赤と青は対決の象徴として分かりやすいカラーなのかもしれません。
スターウォーズのライトセーバーの色なんかもそうですね。正義側の「ジェダイ」は青や緑、ダークサイドの「シス」は赤です。
また、公式サイトに「少女たちの等身大の青春模様を描く」とあるので、青春の「青」も意識していることがうかがえますね。
『BLUE PROTOCOL』
『BLUE PROTOCOL』は、バンダイナムコが開発したオンラインアクションRPGタイトルです。
劇場アニメに入り込んだような圧倒的グラフィック表現と、オンラインゲームの特性を活かした仲間たちの共闘を謳っているこのゲームですが、このタイトルが一体どういう意味なのかは分かりませんでした。
というのも、リリース日が2023年6月14日とつい最近で、まだストーリー配信が途中なんですよね。調べてもわからず……。
「プロトコル」は「協約」や「指令」という意味なので、ストーリー全体に関わる何らかの壮大なギミックじゃないかなと思います。(ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルからの連想ですが)
ゲームをやるかどうかはさておき、この「ブルー」の意味については、今後のストーリーを追っていきたいと思います。
さて、ここまで15作品の「青」「ブルー」の意味を探ってきましたが、今回はちょっとここまでにしたいと思います。
なにせ、とにかく多いんです……!!
この下に、紹介できなかった作品の一部をずらっと並べてみますが、探せば探すほど出てくるので、本当に一部です。
青い!!青すぎる!!!!
なぜ「ブルー」「青」をタイトルに入れるのか
ちゃんと数えて比べたわけじゃないですが、このように「ブルー」「青」と名付けられた作品は、ほかの色のそれと比べて格段に多いような気がします。
ここからは個人的な分析ですが、これは「青」という色が持つ意味の多さ(そして強さ!)が要因ではないかと思います。
「青」の守備範囲はとっても広い
ひとくちに「青」と言っても、青は非常に多くの色を含んだ色名です。
JIS(日本工業規格)で発表されている慣用色名のうち、青系統に分類されるものは約40種類ありますが、その幅はかなり広いです。
さらに言えば、よく信号機の色で論争になりますが、緑色のこともしばしば「青」と表現したりもします。青菜とか。
これは、古代日本では、基本的な色を示す言葉が「赤」「黒」「白」「青」の四つしかなく、現在の青色・緑色・紫色・灰色のような非常に広い範囲の色を総称(漠色)したものが「青」だったから、ということのようです。めちゃくちゃアバウトですね。
また、馬の毛色を示す「青毛」は、実際のところ、漆黒の毛並みをもつ馬を指す言葉です。
このように「青」の守備範囲がかなり広いため、それにつられて「青」と名の付いている言葉も多く、創作の土台になりやすいのだろうと思います。
「青」の持つ豊富なイメージ
また、青は非常に豊かなイメージを持つ色です。
・空や海に代表される「壮大さ」「無限の広がり」
・水から連想される「清廉」「爽やかさ」
・暗く落ち込んだ「寂しさ」「憂鬱」
・青いバラに象徴される「不可能」「奇跡」「ミステリアス」
・ご存じアオハルの「青春」「未熟さ」「若さ」
・鎮静色ゆえの「安心感」「信頼感」
などなど……。
つまり、「青」はその言葉一つに多くの想いを込められるので、重宝されているというわけです。
この傾向は、赤ちゃんの名前ランキング2022の結果を見ても明らかです。
男の子1位の「碧」、3位の「蒼」。
なんと青色を示す語が二つもランクイン。「碧」は緑がかった青で、「蒼」は深い青ですね。
また、読みランキングも「あおい」が1位です。
赤ちゃんの名づけからも分かるように、「青」「ブルー」と名の付く創作物が多いのは、何も特別なことではなく、青の持つポジティブなイメージが強化されてきたことによる、現在のトレンドなのだろうと思います。
多くの時間と労力をかけて作り上げたマンガやゲームなどの創作物は、それこそ我が子に等しいでしょうからね。
ちなみに、Facebookのイメージカラーが青色なのは、創業者のマーク・ザッカーバーグ氏が色盲で、赤緑系統の色が判別できなかったためだと言われています。
そんなザッカーバーグ氏の言葉を、本記事の結びに代えさせてください。
“blue is the richest color for me—I can see all of blue.”
自分にとって青色は最も豊かな色だ。全ての青色を見ることができる。
読んでいただいてありがとうございました。
(おしまい)
おまけ
これは『BLUE GIANT』を紹介するときに載せた画像ですが、「実際にどの星が青色巨星なのよ?」と気になってしまったので、調べてみました。
(素人のネット検索によるものなので、間違っていたらご容赦ください)
画像の黄色の丸が「青色巨星」とされるもので、オリオン座のベテルギウスやベラトリックス、おおいぬ座のミルザムが該当します。
で、オレンジ色の丸は何かというと、「青色超巨星(blue supergiant)」と呼ばれるさらに巨大な星だそうで、リゲルなどがそれに当たるそうです。
一方、明るい星の代名詞であるシリウスは「主系列星」、ベテルギウス(間違えて黄色い丸で囲ってしまいましたが)は「赤色超巨星」に分類されるみたいですね。シリウスは星の輝き自体はそこまで強くないものの、地球との距離が近いために、めちゃくちゃ明るく見えるそうな。
デカくて明るい星が多いオリオン座、星空の主役みたいな顔をしていますが、実際めちゃくちゃ強いですね。
(おしまいのおしまい)
自己投資します……!なんて書くと嘘っぽいので、正直に言うと好きなだけアポロチョコを買います!!食べさせてください!!