花より蟹、蟹より馬
早起きしてずっとNetflixに入り浸っていた。先日ブラックミラーのシーズン6が配信になったので観るか〜と思ったらシーズン5をまだ観てなかった。ファンを自称しといてこの有様である。僕の言うことは半分が適当な事でもう半分はめちゃくちゃ適当な事だからな。
そういえば、布団の中でごろ寝しながら動画が観れるようにせっかくタブレットを買ったのに、あんまり使っていない。結局スマホでばかり観てしまう。そりゃあ首バキバキになりますわな。整体には永久に通うことになりそうだ。
夕方からは中高の友人が地元に帰ってきていたので、一緒にカニを食べに行った。カニなんて食べるの久々だな〜と思ったが、カニってそういうものだよな。それなりのインターバルを空けて食べるものだ。確か最低でも3ヶ月は空けないと、国内の法律では逮捕されるはず。カニを食べる時は、誰しもが「久しぶり」と感じているはずだ。だからありがたみを感じる。
店内は家族連れが殆どで、男性の二人組は僕らしかいなかった。そりゃそうか。男が二人集えば大体は居酒屋に収束するからな。ただ毎回大衆居酒屋でたこわさを貪るのも面白くないしな〜と思い、あえて僕らは事前に打ち合わせをして、カニを選んだ。一番懸念すべき資金面においては、翌日開催される宝塚記念で勝つのが前提なので心配はしてなかった。前祝いだ。
少し良いグレードのコース料理を頼み、天ぷら…しゃぶしゃぶ…焼き…寿司…と心ゆくまでカニを堪能した。その間もずっと僕らは眼前のカニの話ではなく馬の話をしてた。全く失礼な話である。
次に食べるのはどれくらい先になるだろうか。その時は誰と来ているのだろうか。どんな話をしているだろうか。まだ馬の話してんのかな〜…そんな局所的な未来予想図に思いを馳せながら、高級食材を食べた高揚感に引っ張られて帰路についた。良い一日だった。明日はもっと楽しくなるよね?カニ太郎。