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ゴー!ゴー!ゴール!!:2024 J1 第25節 アルビレックス新潟×ジュビロ磐田

残留争いの6ポイントマッチとなったこの試合。どうしてそうなったという言葉しかないのだがそんなのは選手のみんなも松橋監督もみんな同じ気持ちだろう。ジャーメインと古川が凄い。Jリーグファンのためにもジャーメインを代表で試してほしい。

結果はなんとも酷いものとなってしまったが、この試合では俺たちの新潟が美しく洗練されたゴール前の攻撃をたくさん見せてくれたのでそれらゴール前のシーンを記録に残しておきたいと思う。

前半1分、松田が無理矢理アタックしてルーズボールを発生させると秋山が拾ってそのまま長倉へワンタッチで預ける。長倉は守備3人が周りにいる状況でペナルティエリア内に突撃することを選択する。このチャレンジはPKの判定をゲットしたもののその後のOFRでノーファウルの判定で取り消しに。まぁトリッピングではないし長倉がボールから離れた方向に移動しているしということでしゃーないかと思いつつも主審は結構判断に苦しんだんじゃないかなと思う。オブストラクションといえばオブストラクションだったし。

前半11分、左サイドタッチライン側のワチャワチャからゴメスが冷静に小野へロブを通す。小野は相手守備にガッツリ当たられてるけど小野の体幹はビクともせず悠々とボールをキープする。孝司みたいなフィジカルタイプが二人に増えたのは本当に大きい。小野がキープしたボールを今度はハセモがハーフウェイラインから抜け出す長倉をターゲットにして裏ポン一発を成立させる。ハセモのロブの蹴り上げ方がオシャレだった。この裏ポンが成立した結果、相手守備は2人だけでゴール前中央には松田がラインギリギリの位置へ走りこんできている。が、そんな状況で長倉が選んだ選択肢はカットインしてからのニア狙いな右足一閃!だったのだがボールはポストの外を抜けていってしまう。長倉の抜け出しとハセモの裏ポンのタイミングが完璧に一致した美しいプレイだった。

サイドの密集を縦ポン一発で回避するハセモのロブ。長倉の抜け出しとタイミングが完璧だった。この時間帯の磐田の守備、どうしてこうなった。

直後の前半12分、ゴールラインを割るか割らないかの微妙なルーズボールを小野が執念でマイボールにしてハセモにボールを預ける。この状況なのに誰も寄せてこない磐田の守備。ハセモは練習のように右足でアーリークロスを長倉目掛けてピンポイントで蹴り込むも鈴木海音とリカルドグラッサにジャンククラッシュされてしまう。結果としてエアバトルに勝てなかったものの、ゴール前のスペースに走り込む長倉とピンポイントで蹴り込むことができるハセモのコンビ、これは近い将来に爆発すると思うのでハセモ長倉の組み合わせの時にはチェックポイントに設定したい。

前半13分、ビルドアップの流れから藤原がハーフスペースに流れて守備をつることで生まれた大外ルートを利用しての松田×藤原のワンツーから松田がペナルティエリア手前にスタンバイしている長倉へ左足で横パスを通す。長倉は絶妙なボールコントロールで守備を外すとゴール正面5mの位置から左足で振り抜くもミートしきれずキーパーに防がれてしまう。これ、しっかりミートしてたらこれぞ長倉というゴラッソ認定されるやつだった。個人のイマジネーションと技術で観客を魅了していた頃のワールドサッカーを彷彿とされるプレイだった。ドカン!と決まって公式が動画を保全せずにはいられない状況になってほしかった。俺たちの長倉が本当に凄い。

そして前半13分には宮本の伝説となるスーペル!スーペル!スーペルゴラッソが飛び出す。引退したはずのズラタンが日本にいた。なにも解説できることがない。秋山のロブを含めて凄いという言葉しか出てこない。ワクワクが止まらない。ワクワクを止めないで!

前半25分、長倉がこの試合何度目かわからない突撃をしたら山田大記がファウルで止めるしかない状況に。山田大記にはイエローが提示されてアタッカーとしての長倉が優秀すぎる。ゲットしたフリーキックをハセモが蹴ると壁の脇をすり抜けてニアポスト内側の絶妙なコース、しかも手前でバウンドさせるというテクニカルなキックでこれは決まったか?と思ったものの磐田キーパーの三浦が弾き出す方向も完璧なナイスセーブを見せる。秋山とデンがしっかりと詰めていたので三浦の弾き方が甘かったらゲットゴールというシーンだった。これは三浦が偉い。

追加点の前半26分のシーンでは秋山得意(?)のディフレクションミドルが突き刺さる。前半の磐田の守備のマズさもあって俺の中のxGが2.0くらいでこれは決まるやつだと思ったら本当に決まった。秋山は1ゴール1アシストの大活躍である。俺たちの秋山。

前半33分、押し込まれた状態から小野がボールを拾うとハーフウェイラインから発射準備完了という状態の長倉目掛けて縦ポンを供給する。磐田の守備はセンターバック2人のみで、長倉は圧倒的なスプリントで鈴木海音を追い抜くと残るはリカルドグラッサとキーパー三浦のみという状況を作り出す。が、リカルドグラッサのほうが一歩早くて惜しくもボールに触ることができない長倉。それでもキーパーに戻したボールにワンチャンスを見出してトップスピードでスプリントし続ける長倉のフィジカルがいろいろおかしい。長倉縦ポン戦術が効果的すぎる。その後のクリアボールにも決め切る覚悟で全員が噛みついた流れも非常に良い。古き良き新潟のカンタースタイルをアルベル以降のスタイルにアドオンさせたのが最新型の新潟式フットボールである。

小野キックにもタイミングバッチリで抜け出す長倉。長倉のロングスプリントは新潟ゴール量産の方程式となるか。

その直後の前半34分、長倉が守備ブロックの流れで磐田のボールを引っ掛けて小野に預けると小野と長倉が超スプリントでゴールを目指す。こういうシーンの小野の迫力というかオーラというか理論では説明できない熱量はサッカー観てるなって感じがする。左手を長倉が走り右側には松田が追い上げてきており、盤面としては小野の周りに3人と左右にフリーの長倉松田という状況。小野は長倉にボールを預けて守備を左サイドにホイホイさせてから長倉がダイレクトで右の松田にロブで供給からのダイレクトシュートみたいな未来があったかもしれないが長倉がロブをコントロールしきれずに大きくラインを割ってしまう。アイデアが豊富すぎてうまくいかなかった俺たちの新潟。結果だけ見ればダメだったねというだけなのだが、これをキチンと決め切ることができないと次のステージに上がれないのもまた事実である。小野が直接ブッパしたら面白い形になったのかもしれない。

前半38分、ビルドアップの流れからハーフスペース高い位置にいるゴメスにボールが入ると長倉に預けて超キープからの走り込んでくるゴメスへリターンする。トップスピードで抜け出すゴメスはゴール前の状況を完璧に把握してからの左足ロブをゴール前に飛び込む小野と松田目掛けて蹴り上げる。基本的には小野に収めてもらうためのロブだと思うのだが収まらなくて溢れたとしても裏の松田が詰めることができるという保険を掛けた素晴らしいキックだったのだが1mとか2mの単位で落下地点がズレてしまい磐田にボールを回収されてしまう。盤面上は磐田サイドバックの植村1人に対して小野と松田の2人という状況を作り出すことに成功していたので、本当に最後の最後の質の部分があとちょっと上がればゴールが面白いように決まるんだと思う。

前半42分、ビルドアップの流れから大外の松田にボールを持たせると左足カットインをチラつかせてからの縦突破クロスを上げる。磐田サイドバックの植村は松田のスピードに追いつけていないので邪魔されることなくクロスを上げることはできたのだがマイナスに入りきらなくてキーパーに防がれてしまう。ゴール正面には長倉が飛びこんできていたので松田も間違いなくそこを狙っていたとは思うのだが最後の最後のクロスの質という話になってくる。ここの質が上がりさえすれば… というのはもう何年も言われ続けている俺たちの新潟。ゴール前の決定力が高かったのはJ2優勝の年シーズンくらいじゃないだろうか。

後半48分、ゴール前に押し込んだ状態から宮本がアーリークロスを入れると小野がトラップしてシュート… するかと思ったらトラップのコントロールでボールを流して守備を惑わせ長倉かハセモが叩き込むという未来が見えたが小野の想像力が限界突破していて長倉もハセモも意図を感じることができずにターンエンド。小野の想像力を完全に共有できるようになるにはもうちょっと時間が必要なのかもしれない。

後半52分、俺たちのターンにした新潟は新潟らしい流動的で見事なビルドアップから宮本が右サイド大外の松田にボールを供給する。松田は左足カットインをチラつかせてからの縦突破と見せかけてからのその場からダイレクトグラウンダークロスを良い感じのスピードで蹴り込む。蹴り込む先には宮本、長倉、小野、ハセモがペナルティエリア内に飛び込んできていたので誰かが枠内に強めに飛ばしさえすれば直接決まらなくても誰かが押し込める… という決定機だったのだが宮本がニアの枠を外してしまう。松田のクロスの入れ方が素晴らしかっただけに相手守備3人を新潟アタッカー4人で破壊するという決定力を見せつけてほしかったシーン。この松田は本当に素晴らしかったので松田は蹴るタイミングを読むことができないクロサーとして大成してほしい。

ペナルティエリア内に4人が飛びこめている新潟の攻撃。この試合は松田のクロスも良かった。

後半60分、押し込んだ状態から中央で宮本がボールを持つとゴメスが後のほうから外→内にダイアゴナルで飛び込んできてボールを預かる。ゴメスはそのままダイアゴナルにゴール正面までボールを運んで視線を切ってしまった磐田サイドバック植村の背中の後ろにボールを通して松田が右サイドからキーパーと最終ラインの間の誰も触れない絶妙なポイントへグラウンダークロスを差し込むが長倉も小野も触ることができない。松田のクロスの質が良くなかったのか長倉小野のポジショニングと動き出しが良くなかったのかはわからないが、全てがピッタリ合えば間違いなくゲットゴールという崩し方だったしゴメスの大顎なる中央突撃からのゴールという新潟伝説になりそうなプレイだった。その直後にもビルドアップの流れから植村の裏にサイドチェンジを松田に通す小野というシーンがあったりもする。正直、植村は守備の部分でボコボコにされすぎていたのでこの形から2点くらいは決めることができていたと思う。植村は植村で本来なら右なのに松原がいなくてしょうがなく左でという部分があって辛かったことだろう。

左サイド奥からダイアゴナルにドリブルで突撃して守備の裏にパスを通すゴメス。思い切りの良いプレイにワクワクせずにはいられない。

後半69分、ビルドアップで秋山が絶妙な顔出しでボールを引き出すとホークアイ発動で小野に代わって入った谷口目掛けて裏ポンロブを蹴り上げる。谷口は完全にラインの裏に抜け出して盤面としてはキーパーとタイマン勝負という形になるがリカルドグラッサが気合いで戻ってシュートコースを塞がれてしまう。それでも今日の新潟は波状攻撃ができているので後ろから走り込んでくる長倉にボールを転がしてシュート!だったのだがブロックされてしまう。谷口のシュートモーションがもうちょっと速かったらというタラレバにしかならないが谷口らしくブッパなしてほしかった。

後半74分、松田に代わって入ったダニーロは今日もヌルヌルとドリブルして股抜きからペナルティエリア内に突撃したりしていたのだがこのシーンでは秋山の守備無力化ロブを受けてからワンステップで踏み込んで左足で巻いたシュートをファーに突き刺す!かと思ったが僅かに枠の外。これは長倉へのクロスだったはずだが長倉が触れなくてもそのまま決まるというのはダニーロは狙っていたんじゃないだろうか。ダニーロならそのくらいやりそうという期待がある。ダニーロはシーズンの残りで大爆発して「ダニーロだけは手放したくない」と中野社長が数多のオファーを断り続けるという、インテルにおけるレコバみたいに存在になってくれないだろうか。このまま契約の終わりを迎えてしまうのは本人もクラブもサポーターも物足りなさを感じているはずである。

後半77分、疲労の見えている磐田の守備を右サイドのハセモが切り裂いて40mくらいを爆走してトップスピードの状態でオシャレの極みアウトサイドキックを蹴り込む。蹴り込んだ先には同じく後ろから爆走してくる谷口がいたのだが数10cmの単位でヒットさせることができない。最終ラインの裏を完全に抜け出していたしハセモのアウトサイドキックのマイナスカーブ具合も鋭かったし、谷口のつま先にヒットしてゴールネットが揺れる世界まで視えたのだが現実としてはボールは誰もいないピッチの上を転がっていた。この日の谷口はちょっと調子が悪かったのかもしれない。ノッてる時の谷口ならこういうの全部決めてそうなものなんだが。

ライン裏を鮮やかに通すハセモの右足アウトサイド。マイナス方向に蹴られたボールに谷口が飛び込むも合わせることができず。

後半80分、今日も飛び出た稲村の超絶サイドチェンジ。もうね、来るとわかってても誰も止められないサイドチェンジはピッチの端と端を対角線で鋭く繋ぐ稲村の代名詞でしかない。このサイドチェンジをダニーロが収めるとボールは既に相手陣内の一番深い位置。ショートカットするにもほどがある。ダニーロが不憫な植村を個人戦術でゴリゴリしてからクロスを上げるとフリーの状態で宙を舞っているのは谷口海斗!なのだが万全の状態で合わせたヘッドはキーパーど真ん前。谷口は頑張れ!

後半82分、稲村のフィードアゲインで今度はハセモに縦一発で通す稲村が凄い。このボールをハセモが巧みな技術でライン裏に受ける谷口へ絶妙なスルーパスを出してキーパーと1対1の状況を作り出すことに成功する。これはさすがに決まるだろうと思ったのだが諦めない鈴木海音が谷口を追いかけてシュートをギリギリブロックする。結果として谷口のシュートは枠を外れて決定機を逃す結果に。本当にあと少しだけ早く足を振ることができていたらというタラレバ。なお、このときリカルドグラッサは諦めてオフサイドアピールをしていた。

同点に追いつかれたあとの後半93分、押し込んでから秋山のピンポイントロブに合わせるのは長倉だったがボールはニアのスペースを潰していたキーパー三浦に防がれてしまう。頭を抱える長倉。秋山のボールも長倉の抜け出すタイミングも非常に良かった。最後の最後の質を高めていきたい。

試合終了直前のラストワンプレイ、ハセモの蹴ったフリーキックはマイケルの頭にヒットしてゴールへ吸い込まれるがキーパー三浦が掻き出す。それでもゴールを割ろうと何人もが飛び込むものの結局ゴールラインを越えることはなかった。

試合開始から試合終了まで決定機自体はかなりの数で生み出していたのだが最後の最後の質が足りずに得点機会を失ってしまった俺たちの新潟。

こんなのは別に今に始まったことではないのだが、この試合においてはこの先のステージに進める予感がするものだった。

間違いなく正しい道を正しい方法で進んでいる俺たちの新潟なので、決定力を高める質を手に入れて次のステージへと登ってほしい。

とにかくブレずにこのサッカーをやり続けてくれよな。

試合雑感

残留争いの6ポイントマッチとなったこの試合、どうしてそうなったという言葉しかないのだが、そんなのは選手のみんなも松橋監督もみんな同じ気持ちだろう。ジャーメインと古川凄ぇなぁとか思いながらもあの前半の内容でなんで勝てなかったのかと。インターネットの海が大荒れだった。

そんな試合で記録に残すのも気が乗らないがこの日の感情を記録しておこう。

宮本のゴラッソは半端なかった。宮本の人生で二度と無いレベルではないだろうか。何も言うことがない。

秋山のシュート俺的xGが2.0くらい。これは間違いなく決まるな!と思ったらそのまま決まった。秋山はペナ外からミドルブッパすることが多いけど決まることは多くないんだが、これは前半の磐田の守備のまずさもあって決まるだろうなと思った。秋山のミドルはディフレクションでコースが変わって入る印象が強い。

などなどゴラッソ連発ということで今日は新潟が良いな!というのではなくとにかく磐田が酷すぎた。ビルドアップは意図の見えないパス回しで自陣外側をグルグル回すだけで、埒があかないということで無理矢理縦を通そうとすれば新潟守備に引っかかってターンエンド。磐田守備のプレスは連動せずに空回りでブロックを敷いてみれば一列目と二列目の距離がガバガバすぎて新潟はスコスコとボールを運ぶことができる。磐田がブロックを締めたところで今度は小島から藤原への最強ロブが寸分違わぬコントロールで飛んでいくので問題なしみたいな。藤原は中央前方に頭でコントロールするという余裕ぶり。

前半アディショナルタイムに入ってから磐田の攻撃が形になってきてちょっとまずいかな?などと思ったものの、デンとマイケルが全体を引き締めるプレイをする事で流れを戻した。

前半の磐田はクルークスのキックがかなりヤバイので失点するとしたらクルークスのアーリークロスからではないだろうかとか思ってた。そこにいるのは多分ジャーメインみたいな。右も左もとんでもない質で蹴るクルークスがマジヤバイ。ハセモのアーリークロスも十分良いキックなのだがクルークスのキックと比べたら見劣りしてしまう。

磐田が修正してこなかったら4-0くらいで勝ちそうかな?とか思っていたんだが、後半は別チームに変身していた磐田がいた。ジャーメインが凄いの一言なんだが、1点目はフリーだったものの2点目は圧巻のゴールだった。パスを通した渡邉りょうもスペシャルだった。1点目も2点目もなんでそこのスペース空いちゃったんだろうかというピッチと心のエアポケット考察をしたくなる。2失点目は終盤でリードしていてなんで終盤中央のあのスペースがガラ空きになってしまうのかと。松橋監督が激怒するほどのあり得ない場面だった。この場面だけ切り取って見るとこの場面ではこうするしかなかったのかな?とは思うんだが、この時間帯で宮本が前から守備に行かなくてはいけない状況にする必要はあったのか?とか、渡邉りょうにもちょっと強く体を当てられなかったのかみたいなところになるんだと思う。試合の締め方!

最終的にはペイショットも退場となったので残り10分で引いてブロックしてクロージングで良かったよなというのは結果論だし小島のキックからのエアバトルに負けちゃいけないというのもあるだろう。

結果は本当につまらないものになってしまったのだが、今日の新潟は良い意味でらしくないゴール前をたくさん見せてくれた。この試合みたいにゴール前が鮮やかで期待できるシーンを作っている新潟はしばらく見ていなかったような気がする。なんか決まりそうという期待が大きいゴール前だった。それだけに結果だけが本当に残念。

後半の磐田は何が良くなったのかと言われるとあんまり思いつかないのだが、選手交代がハマったというか普通にそういうプランだったんだと思う。クルークス下げてどうすんだとか思ったら古川がめちゃくちゃ良かった。静岡学園産のドリブラーでロマンしかない。ジョゼも非常に厄介だったしペイショットはまぁそうだよねとしか言いようがない。ジョゼ、どんなプレイヤーなんだろうかと思っていたけど初めてダニーロ見せられる他サポはこんな感覚になるんだろうなとか思った。お願いだからボール持たないでと叫んだ。

ポジティブに捉えるなら稲村サイドチェンジがこの試合でも想像通りのポイントで綺麗に飛んでいったということもあるので、結果は記憶から消して新潟の美しく洗練されたゴール前を何度でもリピートしておきたい。

内容が良かっただけに結果が欲しかった。


「これでわかった!サッカーのしくみ」をコンセプトにアルビレックス新潟の試合雑感を中心に書いています。