魔女っ子台本没案(.-. )ホ

オコンバンハ!!!!!!!
まろやかのお茶会で御座います。
note作って何も記事作らず、はや数ヶ月…
何か書いとくか、と重い腰を上げた次第でございます。

                                                         🩳
ワァ⸜( ᐛ )⸝待って私の足腰…      εε=🦵🏻🦵🏻

さて、早速本題に…今回語らせて頂きたいのは、以前投稿した台本
ワンルームの屋根裏に住む秘密の妹が今宵も耳かきをしにやって来る
のプロトタイプのお話です⸜( ᐛ )⸝
最後まで書いてはいるのですが

オモロいんか?
これ
ほんとにオモロいんか?

と悩みが無限ループして現在の形になりました。
因みに実際に投稿したもの⬇️

では、プロトタイプの本文を⬇️に載せていきたいと思います。

ーーーー

(窓を開けるような音)
(スマホのカメラのシャッター音)
(風が吹く音)
(地面に降り立つ足音)

ちょっとちょっとちょっと!
あなたねぇ!何、気軽 に写真撮ってるんですか!?
あたしは見世物じゃないんですけど!?
せっかく都会から離れた割と簡素な場所選んで降りてきたのにぃ!もー!
今すぐその薄っぺらい板みたいなカメラの写真消してください!

(ピョンピョン飛ぶような様子)

あっ!こらっ!手を!上!上 げないでください!
むぅぅぅ!あたしの手が届かないじゃないですか!
っていうか、あたしが魔女だってことが人間に知られたなんて魔法界にバレたら…
魔法界に強制連行、試験即終了!留年確定!あたしの女王様になる夢がぁぁぁ!

あぁぁっ!つい口がすべっちゃった!魔女じゃないです!魔女じゃないですぅ!

うっ…箒に乗って空を飛んでたのに…って…
め、目の錯覚じゃないですかぁ?人が掃除道具で空を飛ぶなんて随分とファンタジーな脳みそしてらっしゃいますねぇ?

くっ…だめか…。
かくなる上はぁ……ルラネミ、ルラネミ、ネヨイオオニメカワ!
この人の眠たくなるものでーてこい!

(魔法で何かを取り出すような音)

耳かきセット…?
えぇー?ここは睡眠薬とか催眠ガスとか…

うわっ!ステッキからなんか文字出てきた。
なになに…薬事法にひっかかるからダメ…?
うー…仕方ないですね……

こ、こほん。
まあ、ほら、春先と言えどまだ冷えますし、お部屋に戻られてはどうです?
バレちゃったものは仕方ないので、耳かきでもしながら、あなたの知らない魔法界の話なんかしてあげちゃったり…ちらっ…

(窓を開く音)

それじゃあお邪魔します~。あ、靴は脱ぐんですよね?分かってますってぇ。
うーん、ウサギ小屋…コホン…シンプルでこざっぱりとした素敵なお部屋ですね。

(窓を閉める音)

(小声→)
よし、とりあえず潜入成功…
(←)

あ、それでは、この小 っさ…、か、かわいいベッドの上で耳かきしましょう。
座らせてもらいますね、よいしょ…はい、じゃあ、あたしの太ももの上に頭を乗せちゃってくださ-い。

えーと、まずは…ホットタオルで…耳を拭きますからねぇ。
ちょっと熱いかな…パタパタして、ふーふーしてから…

(タオルをパタパタさせる音)
(ふーふーと息を吹きかける音)
(タオルで耳を拭く音)

春の夜長はまだまだ冷えますからねぇ、耳から温めて血行を良くして…健やかに眠れるように…。
ふきふき…ふきふき…。
どうです?温かくて心地いいですよね?眠たくなったら、もう、即寝ちゃっていいですからねぇ。

(小声→)
あたしもその方が都合が良いし…。
(←)

いいえ~なんでも~。
よし、それじゃあ耳かきするので、こっちに耳を向けて下さい。
やさし~くやるので、りらーっくすしてくださいねぇ…。

(寝返りをうつ音)
(耳かき音スタート)
(少し無言で耳かきに集中するような吐息)

うっ…魔法界の話はしてくれないのか?ですか…う~ん…まぁ、言っちゃった手前…仕方ないですねぇ…少しだけですよ。
まずは…何から話しましょうか…

何の試験で来たのかって…?それは、一人前の魔女になるための試験ですよ。
なんでも、大昔の魔法使いたちが決めたことなんですけど、人間界で過ごして、この人…って決めた相手を幸せにするのが一人前になる条件なんだとか…。

まぁ、人の幸せっていうのがどういうものかわからないんですけど、これも学んでいくことが条件だとかなんだとか…女王様が言ってましたね。

(うっとりしたように→)
女王様…すっごく素敵な魔女なんですよ……ゆくゆくは、あたしもあんな素敵な魔女になって、玉座に座りたいものです…。
(←)

(耳かき音ストップ)

あ、そろそろこっちは良い感じです?かゆいところとか、もっとしてほしいところとか、無いです?

(耳の中の様子を伺うような吐息)

大丈夫そうですね。
それじゃあ反対やるので…え?耳に息?
そんなことしてほしいんですか?
…仕方ないなぁ…。

(耳ふー音)

はい、それじゃ寝転がってくださいね。

(寝返りをうつ音)

こっちもゆっくりやりますね。変な事考えてないで眠ることに集中してくださいねー。

(耳かき音スタート)

え?魔法界ってどんなとこ、って?
うーん…それは、まあ、魔法使いや魔女が居て、魔法を使って生活をして…
…それだけです。

えー、じゃないです。
だって、何が違うかとか、まだよく分からないんですよ…夜だし。
…強いて言えば、全部手でやらないといけないのが大変そうですよね…人間界…。
魔法界だと、例えば、窓を開きたいときは窓を見て開きたいって思うだけで開くんですけど…、ここだとそんなこと出来ないから…
まぁ、このくらいですかね、今のところは。

そういうのでいいんだよ、って?
えー?そんな面白いこと言ってるつもりは無いんですけどね…?

まぁいいや。

(少し無言で耳かきに集中するような吐息)

ん、こっちもそろそろ良いのではないかと

さて、最後は耳の保湿とリンパを流すためにオイルマッサージをしていきますよ~…
仰向けになってくださいね…

(寝返りを打つ音)
(オイルの入った瓶を振る音)
(瓶の蓋を開ける音)

手のひらで温めて…

(両耳オイルマッサージ音スタート)

…だいぶ眠たそうですねぇ…?
オイルマッサージ…気持ちいいですか?
気持ちいいですよね。
良い香りもするし、触り心地も滑らかなので……
トロトロと…このまま夢の中に落ちてしまいそうですよね…?

いいんですよ、人間界の人も大変な時期って聞いているので…夜くらいは、ゆっくり休んでください…
瞼を閉じて…ゆっくり、息を深く吸って…吐き出すように…。

(オイルマッサージ音ストップ)

(小声→)
ん…寝ちゃった?寝ちゃったよね?…おーい……
ちょっと耳を指で弄って様子見ちゃおうか…

(両耳同時に指耳かき音短めに)

寝てる寝てる…よしよし…

まずは、この人の記憶処理をしなくちゃ…

ルラネミ、ルラネミ、ネヨイオオニメカワ…この人の脳内から今夜の夜空の下で見た記憶全部き~えろ

(ぽわんとした魔法がかかる音)

だけど……人間界の人って…こんな狭いとこで暮らしてるんだ…。
なんか、かわいそう…。
うん、決めた…記憶処理の魔法の事もあるし、この人にはあたしのお兄ちゃんってことになってもらおう。
たくさん幸せにしてあげるんだから。

(悪戯っぽくクスッと笑う吐息)

明日からよろしくね、お・に・い・ちゃん…♡
(←)

fin.

ーーーー

結構展開が無茶だな、と自分の中で問答があって
【出会い】のパートは無くして、最初から覚えの無い妹が居た方が良いのでは????

と、なり今の形となりました。

ちなみに作中ちょっと触れてる人を幸せにして一人前になると言う設定は

こちらの台本から来ています。
君の味方は半人前の魔法使い」は十七世紀頃のイメージですが、
ワンルームの屋根裏に住む秘密の妹が今宵も耳かきをしにやって来る」はそれから時代が進んだ未来のお話となっております。
シンデレラの時代→→→現代日本  のイメージ。

と、こんな感じで作ってました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

( ・́∀・̀)ヘヘヘ何だか裏設定とかって明かすの、ちょっと照れくさいですね。

無いとは思うんですけど…もし、没案でも使いたい!ですとか読みたい!
と思って頂けたらマシュマロとかリプとか頂けましたら頑張ってみたいとは思っております( ̄▽ ̄;)

長くなってしまいましたが、ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました!(´▽`)ウレチィ

まろやかのお茶会でした!皆様良い夢を( ˘ω˘ ) スヤァ…

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