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人生で一番注目された日?!大学生が単身、モルディブのリゾートに初上陸。

「モルディブ」は、私にとって第2のホーム。
気づけば12年くらい住んでいて、働いて結婚して子育てもさせてもらってます。

今回は、私とモルディブとの衝撃的な出会いの日のお話。

「リゾート地モルディブと出会う」って言えば、旅行でしょう?
と思われる方が多いと思いますが、、旅行じゃありません。

大学生の時に参加した、インターンシップなんです。
なんだかご縁があって、モルディブで働くことになったんですよね。
(なんで、インターンシップでモルディブだったかは、後日書きますね。)
今思えば、引き寄せられたんじゃないかってくらいに思いますが。笑

そのインターンシップへ参加して、初めてモルディブのリゾートホテルに上陸した日の思い出です。
10年以上経ってるけど、今でもあのドキドキはこの前ことのように思い出せます。

それでは、どうぞお楽しみください。


初めての長期海外、初めてのモルディブ

2009年秋、 初めてモルディブへおりたった。

飛行機のドアから出た瞬間に感じた、もわっと湿気を帯びる熱気。
「異国に来たんだな」 と瞬間的に感じました。

子供の頃から、なぜだか「将来は海外に住む!」と言っていた私。
とはいえ、公立の学校を進んできて、高校生までの海外経験は短期のホームステイと海外旅行しかありませんでした。

「長期で海外生活をしてみたい!」という夢を叶えるため、
大学在学中に1年間休学をしてインターンシップに参加しました。
そして、ご縁があって、モルディブのリゾートホテルでインターンシップできることに。

単身海外へ行くことはもちろん初めてだし、当時は実は英語も流暢に話せなかったんです。 (←なのに、インターンに参加したのか!)
そんな海外に不慣れな私は、初日に見たモルディブの美しさは全く記憶にないほど全てのことに必死。
その日を過ごすことことに必死。

  • 国際空港の島は、首都と別の島。深夜に乗るフェリーにビビりまくり。

  • 勤務先に行くためには、水上飛行機に乗らないといけない。(水上飛行機って何?)

  • 勤務先へ移動する前に、会社に案内されたゲストハウスにビビる。
    (ベッドシーツの上に残る砂、水しか出ないシャワー。)

  • 会社の人事部で聞かれた「SIMカード持ってる?」の意味がわからず、なぜか携帯電話をもらう。
    (当時、日本ではSIMカードという単語を使うことすらなく、もちろん携帯もSIMロックされていた。)

  • そもそも、やっぱり英語だけの生活って難しい。。会社の案内人の言うことを理解するのに必死。

きっと、初めて見るモルディブの海は、すっごく青かっただろうに。
必死すぎて全く覚えいません。

水上飛行機で行く、夢のリゾートホテル島

モルディブに到着して、数日間首都島で過ごしたのち、インターンシップの勤務先に移動することになりました。

勤務先のリゾートホテル島は、水上飛行機でしか行けないらしい。
(モルディブのリゾートは、1島=1リゾートです。)

初めての乗る水上飛行機、何もかもが新鮮!
エンジン音がうるさすぎる狭い機内、ショーパンとビーサンのキャプテン達、
窓から見える真っ青な海。

そして、だんだんと降下して見えてきたのは、細長い島。
多分、ここなのかな?
上空から見たって、ここが勤務先なのか全くわかりません。笑

何ともいえない、ボヨン?ドン?っとした衝撃のする水上着陸をして、停泊場へ到着。
そして、水上飛行機を降りると見えたのは、まるでパンフレットで見るモルディブ!

「これぞ、リゾート!」と感じるような、
海の上にかかる桟橋、水上バー、白砂のビーチ、真っ青な海。
この数日で見た、空港島や首都島の景色とは全然違う光景です。

「こんな写真の中のような所で働けるのか〜」
とホッと嬉しくなりました。

熱い視線にビビりまくり、、

ようやく勤務先に到着して安心したのも束の間、
なんかちょっと嫌な感じがしてきました。。

なぜなら、
明らかにスタッフ達からガン見をされているから。
すんごく注目を浴びている気がするんです。

水上飛行機が到着した桟橋から、島の奥にあるスタッフエリア (スタッフの住居エリア) へ案内される間、 多国籍なスタッフとすれ違います。

そうすると、 ほとんどのスタッフが ガン見をしてくるんです。
日本でいう「チラ見」では、決してない。
歩きながら後ろを振り返ってまで見てくるほど、ガッツリ見られてます。

今までの人生で、こんなに注目を浴びたことないぞ。
と思ってしまうほど、スタッフ達の熱い視線にビビりまくってしまいました。

新しい場所で緊張していると、何気ない視線であってもなんだかネガティブに感じてしまって。
たかが視線を浴びただけなのに、 余計に緊張・不安が高まります。

「これから、この島でやっていけるのだろうか」

簡単には逃げ出せない リゾートホテル島。
インターンシップ期間は、10ヶ月間。 まだ1日目が 始まったばかり、、、


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