【告発】野党共闘を進めたい『保守的な』高齢者たち


野党共闘が実現しない埼玉9区

最近、再び野党共闘を実現しようと努力している人たちがいます。
グダグダになっていた野党共闘が再建することは歓迎します。

しかし、私の住む埼玉県飯能市をはじめとする衆院選の埼玉9区(飯能市、入間市、日高市、狭山市、毛呂山町、越生町)はなぜか毎回共闘が実現しない残念な地域です。

それを妨げているのは『野党共闘を進めたい保守的な高齢者』だと思っています。

埼玉9区の直近の衆院選について

衆院選埼玉9区は定数1で、最近は3名の候補者が常に自民党の現職が当選しています。

その原因の一つとして『野党共闘が成立していないこと』があげられます。

野党共闘が進んだ前回の衆院選でも共闘できなかったのです。
日本共産党と立憲民主党からそれぞれ1人ずつ候補者が出て、現職と合わせて3人で争いました。

もちろん野党共闘を期待していた多くの市民からは落胆の声があがりました。
その結果、現職が勝利したのです。
野党共闘が実現していれば、小選挙区で勝てなくても比例復活があり得ました。それにもかかわらず共闘が叶わなかったのです。

埼玉9区の野党共闘の連絡会はとても『保守的』?

野党共闘の連絡会の許可なしに勝手連を立ち上げるな?

野党共闘が実現しない理由として、先ほどからあげている『革新系なのに保守的な高齢者』があげられます。
一見矛盾しているワードですが、中身を知ると矛盾でも事実になってしまうのです。

私は長年野党共闘に携わってきた女性Aさんに話を聞くことができました。
埼玉9区内には野党共闘の連絡会があります。しかしその構成員は圧倒的に高齢者だそうです。
Aさんは彼らより年齢が低く、他にも比較的年齢が低い女性Bさんがいたそうです。

しかし、Aさんは「高齢者にうまいこと利用されてきた」と言います。
詳細はわかりませんが、Aさんは「もううんざりだから野党共闘の連絡会を抜けた」と本音を吐露しました。

彼らは特定の野党だけを信じ、別の野党からの提案を飲み込んでいません。
『己が信ずるものだけが全て』とでもいうのでしょうか。
そのため前回は『こちら側から小選挙区に出馬してもらい、比例はこっち』と一旦決まったにもかかわらずそれを破るという掟破りなことがありました。

当時何も知らなかった私も『なぜ野党共闘ができなかったのか』と疑問でした。

その後、AさんとBさんは野党共闘の連絡会をやめ、特定の候補者を応援するための勝手連を立ち上げたそうですが、その際も野党共闘の連絡会から「勝手に勝手連を立ち上げるな」と言われたそうです。
「勝手に応援する『勝手連』」ですし野党共闘の連絡会が野党系の総本山ではないはずから別に怒られる理由はないと思います。

『素直に言うことを聞く若者』がほしい?

最近、常々思う矛盾は『もっと若者が政治活動に参加してほしい』と言いつつも閉鎖的な高齢者中心の市民団体です。

私は思います。
彼らは『自分たちの言うことを素直に聞く若者』に政治参加をしてほしいのではと。
要は『都合の良い若者がほしい』のでしょう。

でもそんな都合の良い若者がいるとは99%思えません。
私(2023年10月30日時点で20歳)だってただ命令を聞くだけのヒラはごめんです。
参加するなら自分の力を発揮できるようなところが絶対良いです。

でも、今の彼らにそれは通じません。
『自分たち(高齢者)だけがルール』を変えられなければ若者の政治参加はもちろん政治なんて変えられるわけがないでしょう。
そもそも自分たちがいつまでも上層部に鎮座しているならどこぞの与党と全く変わらないと思います。

もちろん今までの経験や知識は高齢者の方が多いでしょう。
でも、不変的なものって結局この世界にはないんですよね。命も無限じゃないですし。
そろそろ世代交代を視野に入れてほしいです。

自分たちが変わらなければ政治を変えるなんてムリ!

今回、かなり毒舌な文章を書きましたが、私はそれほど野党共闘への期待、保守的な野党共闘の連絡会への不満を抱いています。
正直我慢していたら苦しくなるのは私だと思い、本気で怒りの文章を書きました。

自分たちが変わらなければ結局政治を変えるなんて無理難題です。
まずは組織全体が変わることを願っています。
それからでないと私は野党共闘の連絡会に誘われても絶対に入りません!

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