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あたし時々てんぐ時々はだか

以下は長女あるあるの一部
・長男長女は妹や弟の面倒をみるのが普通なので自然とお世話できる
・小さい頃から親にお願いされていたので無意識に妹弟にやってあげる
・妹弟が出来ないことは率先してやってあげるもしくは教えてあげる
・お兄ちゃん、お姉ちゃんはえらいねと大人から褒められる etc.


ということで、すごく小さなころは無意識にお世話で来ていた。

少し大きくなるとやってあげる事で褒められるという意識が芽生える。

大人になって、専門分野や長年やっていることなどの知識が身について
自信が持てるようになり、知らないことがある人には教えて上げれるようにもなった。

そして月日が流れ、仕事にも慣れ人生いきていくのにも慣れていると
その時は自分でも知らぬ間に突然とやってくる。


この人そんなのも知らないんだ…の考えが頭の中を通り過ぎる。


そうこうしている間に、こんなこともわかんないの?こんなこと基本だよ、なんて言ってたりする。

知らぬ間にてんぐな私


こんなのできて当然だよなんて言って教えてあげると、
『すごーい』『さすがです』な~んておだてられたら
どんどん伸びてくてんぐの鼻

こんなことが続くとてんぐだけではなく、裸の王様にまでなっていく

おだてられた末の私

裸の王様のストーリーを知らない方へ、ざっくりいうと
愚かな人には見えない服を、つまりは存在していない服を詐欺師にとても似合ってますよとおだてられ、周りの人たちも王様に真実を伝えられず、お似合いですと言い、結局自分は賢いなど勘違いをして真実を受け入れず裸で大威張りしているまぬけな王様の話があります。


自信をつけることは良いことですが、自分の周りの人たちがYESマンになっていることに気づかないと大変なことになります。


そして長男長女がこのような状況に陥りやすいのでは?
と個人的に分析しています。ですが長男長女に限らず、年齢や地位が上がっていくとこうなってしまう人も多いのではないでしょうか?


職場などに限らず親しい間柄であればどこかでパワーバランスが崩れたときに、てんぐになって裸の王様になってるような人はいると思います。


自分の能力を過信しているとすぐにでもてんぐになれるのです。
いやいや、なりたくないのですが...なってしまうのです。


私と夫との会話の最中で私がてんぐになることが多いと
ふっと我に返った時に気づきました。
そこには鼻の伸びたはだかの私がいました。きゃーーー!


ショックでしたが、それをしてしまっていた自分を反省しました。

そしてその日に、いつもありがとうあなたのおかげで私は毎日しあわせです。いつも元気でいてくれてありがとう、あなたが元気でいてくれてうれしいよと伝えました。


すると、夫からこっちこそいつもありがとう。
いつも美味しいご飯を作ってくれてありがとう。

いえいえ、こちらこそありがとう、いえいえこちらこそだよ~
と、ありがとう&しあわせエネルギーが家中にいっぱいになりました。


もしこれを読んでくださった方でてんぐではだかの方がいたら、やってしまったことを反省しつつ、その相手へ感謝を伝えてみてください。

そしてまだ、てんぐでもはだかでもないよっという方は、このことを頭の片隅においておいてください。
いつでも誰でも、てんぐになったり、はだかになったりしてしまうことができるから、お気をつけくださいませ。


ちなみに今のところ私はてんぐでもはだかでもありません。



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