ウクライナ問題,、中国の政治学者の名言から国の立ち位置を考える
「永遠の友はおらず、永遠の敵もいない。あるのは永遠の利益だけ」 中国の政治学者Huffpostでみた、中国の政治学者の名言である。
中国がロシアとの距離を置き始めていることとか、米国と欧州の国々の関係性とかみながら、その行動の理由を?と思って居たので、なるほどと。結局、各国、自国や自分の利益を主に動いているのが国際政治ーという言い切りである。興味深い。
この名文を残した国、中国の政治学者の胡氏は、興味深い論文を発表した。「ロシア・ウクライナ戦争のありうる結果と中国の選択」と題された文章だ。胡氏は文章のなかで、中国がこの路線を続ける限り、国際的な孤立を深める可能性があると言及し、「中国はプーチン氏と一緒にまとめられてはいけない。できる限り早く切り離すべきだ」と提言している。
発表後間もなく、この論文は削除され、中国では全く話題になっていなかったらしい。。中国以外の国のマスコミには、大きく扱われていたが。著名な政治学者であられるらしい胡氏の今後、身の安全やキャリアが心配だ。
実利を取る中国、永遠の友はいないと仮定すると、ウクライナを巡る世界の動きや中国以外の世界世論にどう対処するか。注目である。
(3/18/22)
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