1. 生い立ち~カラフルな毎日から一転、人生の行き詰まり
こんにちは♪
「思い通りにならない、行き詰まりを感じる、現実や人生」
から脱却!【本当のあなた】を見つける専門家
ワーキングウーマン専門の統合プロデューサー
音声心理士・講師しばちゃんです
今日もおつかれさまです
前回の投稿の続き、となります
(前回の投稿: https://note.com/hitomis_office/n/n456bab8e09fd)
私は、九州、鹿児島の出身、
山に囲まれた田舎町で生まれ育ちました
長子で長女、親からの期待も大きく、
勝気で、目立とう精神旺盛!
しつけは厳しかったのですが、
自由でのびのびした子ども時代を過ごしました
妹弟がいますが、
小さい頃は(←ココ重要)、姉の権力はとても絶大!
自分の手下のように扱っていました
そういうこともあってか、
「明るくて行動力があるね」とか
「粘り強くてへこたれないね」とか
言われることはあっても
「優しいね」とか、
「思いやりがあるね」とは
言われたことがない、子供時代でした
そんな私ですが、成長して、
東京で就職をしたのが、「バブル」直後
その頃は、まだバブルの余韻が残り、
明るく元気なエネルギーが
世の中に溢れていたように思います
ですが・・・
毎朝出会う、
通勤電車から吐き出される大量のサラリーマン
私の目に、彼らは、
生気をまったく感じられない、グレーな印象に映り
「(あんな)死んだ目のサラリーマンには絶対にならないぞ」
と心に誓ったことを、なぜか鮮明に覚えています
「あれから、30年(どこかで聞いたフレーズ・・・)」
近く、サラリー(ウー)マンとして過ごしてきました
当初は、
「数年でやめて起業する」と考えていたので
こんなに長く勤めるとは、自分でも驚きです
その間、
何度か転職をしましたが
直近の22年については
ある外資系企業で、
2~6代目までの5人の社長に
社長秘書として仕える機会をいただきました
時代背景もあったと思いますが、
私のサラリー(ウー)マン時代は、イケイケどんどん!
仕事でもプライベートでも、
一言で言うと、自分の価値を上げる
俗な言い方をすれば、
自分の値段を高くして売る
社会の勝ち組
という言葉が流行っていた時代でした
私も、社会の勝ち組を目指して
ナポレオン・ヒルを始めとする、成功哲学を学んだり
ビジネス講座やマネジメント・スクールに通ったりしていました
その頃の私は、
「(社会の中で)特別な存在になりたい」
「人と違った特別な何かを持ちたい」
「人より優れた人になりたい」
「自分に得になることを知りたい」
「人よりキレイでステキになりたい」
といった願望を、強く持っていました
よく言えば、上昇志向があり
高い理想を追い求める
そのことが、確かに、
自分(の一部)を成長させてくれたと思います
そのおかげ?もあってか、
振り返ると、とても有難いことに
職を解かれることなく、
これまで勤めさせていただきました
「この大雑把な私が、よくまぁ
こんなに長く、社長秘書を務められたもんだ」
と正直、本当に思います
仕事では、例えば、
「上司や同僚、クライアントさまとの
コミュニケーションに苦労した」
と言うようなことは、余り覚えていないのですが
(意識が、そこにフォーカスしていなかっただけで
スムーズにいかないことは、多々あったと思いますが)
「私の方がクオリティの高い仕事をするのに、
あの人の方が年収が高いのはおかしい」とか
「上司や会社は、
もっと私の能力を正当に評価すべきだ」とか
何かにつけ、思っていたと思います
とはいえ、不満や不平はありながらも、
それなりに楽しくやっていました
ただ、いつの頃からだったでしょう・・・
はっきりとは覚えていませんが、何か、そう・・・
溜まり続けたストレス、を発散するように
好きな服飾ブランドを
その時買えるだけ買う、プチ爆買い
をするようになりました
爆買いで有名な某国の方々、
のようなスケール感はまったくありませんが
手取りの3~4割ほどを使ってしまっていましたので
住宅ローンや生活費を払うとキツキツで
貯金はまったくできませんでした
貯金は無くても、買いたいものを好きなだけ買うと
気分が上がって、うれしくて、とっても幸せな気分になれました
ただ、そういう気分も、しばらくすると消えてしまい
「着る服がない」
「バッグがない」
「靴がない」
「なんにも無い!」
無い無い無い!足りない足りない!
とまた爆買いに走る・・・
を、繰り返していました(あくまでプチです)
その頃の私は、特に大きな悩みも不満もないのに
現実は、思い描く理想とは、まったく違うように感じていて
でも、理想といっても、何が理想なのか分からなくて
生きている充足感や満足感、というようなものが
ものすごく欠如していたように思います
新人サラリーマンの時に、「絶対ならないぞ」
と心に誓ったはずの、あの死んだ目のサラリーマン
自分でも気づかないうちに
そういうサラリーマンになっていました
目の前に光が見えず、
ただただ深い霧の中を、彷徨っていたように思います
でも、なぜそういう状態になったのか?
その頃は、まったく見当がつきませんでした
その理由を知るキッカケとなったのは、
暗中模索を続けていたときに出会った
ある出版社の企画、でした
(続く・・・)
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