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1月のいろいろ(2024年)



お仕事


2024年もよろしくお願いいたします。
演奏は、初出演が六本木サテンドールと、大阪のサブ

サテンドールは、50周年ということでソロ公演でお声掛け頂きました。
神戸は出演したことはありましたが、六本木は初めてです。

大きな編成でのライブが多いライブハウスですが、よく調整された楽器で、とても良い環境で演奏させてもらいました。

大阪のサブは、昨年夏にふらっと遊びに行って、店主の長谷川朗さん(サックス奏者)と久々に再会して、ライブをする運びとなりました。
朗さんとは、20年前ぐらいにセッションしたり時々会う機会がありましたが、今、歴史あるお店を引き継ぎ、お店の業務をしながら演奏と奔走している様を見て、本当に尊敬しました。また行きたい。

カウンターにいるのが朗さん

小美濃・秋元トリオの3回目のライブもありました。
こちらはカヴァーが中心で、曲を持ち寄って演奏しているのですが、彼らならこれがいいんじゃないかと、曲を考える時間も楽しいです。毎回、Bobo StensonやJohn Taylor、Anders JorminやらKomedaの曲などをやっています。
次回は5/30木曜、蕨のアワデライトで演奏します。

書き物はこちら。

【西山瞳の鋼鉄のジャズ女】第72回 アイアン・メイデン(Iron Maiden)の魅力はハートの熱さだ! 9月の来日を渇望!! | 連載 - Mikiki



映画


『窓際のトットちゃん』

1月2日に観たのですが、年始からとても素晴らしい映画でした。
時々、トットちゃんの空想が飛躍していくシーンがあり、絵が動いている快楽が本当に凄かったですし、何より徐々に戦争に向かっている描写、社会がおかしな方向に足を向けていく感じが、なんの説明もなく丁寧に丁寧に描写されており、なんて誠実な作り手なんだろうと、映画を観た後にとても充足感がある作品でした。


『エクスペンダブルズ ニューブラッド』

年始に別記事で書きました。

これで最後といわず、5作目を待ってるよ、スタローン。
2回目は吹き替えで行きました。

『アクアマン/失われた王国』

とっても面白かったです。大好き。モモアの陽キャな感じと、ジェームズ・ワンのテンポの良さで、前作同様独特のグルーヴ感がありますよね。
何か停滞しそうになったらすぐ爆発する感じ、めっちゃ好きです。アンバー・ハードを多く出せない事情があったからかもしれませんが、パパが子育てするシーンが多いのが、時代が変わったなあと思いましたよ。
あと、パトリック・ウィルソンの役者としての魅力と実力なんでしょうが、あの人の顔が抜かれるだけで、"ちゃんとした映画感"みたいな奥行きが出るのがすごいと思いました。乾燥ワカメみたいになったり、昆布に巻かれたりしてましたけどね。

『ブルービートル』Amazonプライム視聴

なんでこれ、映画館でやらなかったのー。
普通に面白かったですよ。普通に面白いって大事じゃないですか。
適役の人のアーマーも格好良かったし、乗り込む乗り物の昆虫感の面白さとか、結構ちゃんと「ヒーロー映画の夢」みたいなものを確実に描いていたと思うのですけど、これで劇場公開できないのか。
あと、主演の彼が「コブラ会」のミゲル君にしか見えなくて、ずっと「ミゲル君、がんばれ!」って思っていました。コブラ会の続編、早くこないかなー。


その他


『Dot』発売2ヶ月のタイミングで、このようなものを書きました。

『Dot』が全国発売から2ヶ月経ちました。 沢山聴いて頂いて、ありがとうございます。 CDは時代の変化もあり、昔のような枚数は出ませんが、ストリーミングサービスは沢山聴いて頂いております。 昨日は「Tidal」が1000再生超えたと通知が...

Posted by 西山瞳 Hitomi Nishiyama, Pianist on Tuesday, January 23, 2024


せっかくなので、リスナーの方には興味深い資料かもしれませんので、1月末に届いた『Dot』サブスクのレポートを貼ってみます。

「Turtledove」一曲のデータです。
左から、「対象月」「プラットフォーム」「かかった地域」「曲名」「ストリーミング」「曲単価」「聴取回数」「収益」です。


注目して頂きたいのは「曲単価」。
国によって1回聴取した時に支払われる金額が違うのは、プラットフォームの加入者数によるものだと思います。
Spotifyは元から還元率が低く、ミュージシャンフレンドリーではなかったのですが、2024年から年間1000再生以下には支払わないというシステムになりました。ですので、ビッグアーティストのSpotify引き上げが度々ニュースになってきましたが、今後さらに制作側からSpotifyボイコットも増える可能性があります。今後の推移もしっかり見ていきたいと思っています。

『Dot』、引き続きよろしくお願いいたします。


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Hitomi Nishiyama 西山瞳
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