ゼロからコーディングの勉強をはじめた私の学習日誌
我ら夫婦は一緒に仕事をしていますが、まだまだ活動を始めたばかり。家では仕事の時間とは別に、各自のスキルアップのための時間も設けています。夫は紙ものを主戦場としているデザイナーで、最近は自身のポートフォリオサイトを制作中。
私はというと「何者でもない人になる」をモットーに掲げ、自分でできることの領域を広げていく試みをしています。3月から6月の3カ月間は、個人事業をやっていく上で避けては通れない確定申告に立ち向かうべく、簿記3級の知識を独学で身につけ、合格することができました。
そんな中、新たに身につけたいスキルと出合ってしまいました。それはコーディング。きっかけは制作中である夫のポートフォリオサイトです。Webデザインの経験もある夫は自らコーディングもする予定だと聞き、以前から興味があったので私もやってみたい!と興味を持ったのでした。
実はゼロからのスタート
前職ではギフト専門のECサイトの運営に関わっていたこともあり、サイトの更新のためにコードを書きかえ、最新情報をアップした経験があります。しかしそれはあくまで完成版のコードの一部(テキスト情報)を最新のものに置き換えるだけという、殆ど知識がなくても機械的にできるものでした。
コーディングって言葉の響きもカッコいいし、いつかはコードを書くのを自分でやってみたいなぁと漠然と憧れていたのですが、その「いつか」の機会が今ここに!と、勉強を始める前からワクワク!そわそわ!
と興奮気味な自分を一旦抑えて冷静になったとき、はたと気づいたことが。コーディングってなにすること?実はなんにも知らないじゃん!ということに。サイト制作のどこからどこまでを対応することなのか、ぼや〜っとしていたし、コーダーとデザイナーとの領域の違いも曖昧だ……。
コーディングって一言でいうと?
CAREER HACKのインターネット用語辞典を調べてみると以下のように定義されています。
コーディングは、プログラミングと違い、仕様書通りにプログラミング言語に置き換えることです。プログラミングは設計を含むのに対し、コーディングは設計を含まないという違いがあります。コーディングのスキルとしては、コンピューター言語が扱えて、仕様書通りにコードを記述できることが求められます。
つまりデザイナーが作ったデザインを、いろんな端末(PC・スマホ・タブレット)で見られるように、プログラミング言語に置き換えて記述し、完成したファイルをサーバーにアップロードして公開するという仕事のようです。
まずは言語を覚えるなどの基本を学習しよう!ということで、本を買う?ネットで検索する?講習を受ける?など迷うところでしたが、少し知見のある夫から無料の学習サイトがあると教えてもらいました。
まずは無料会員登録!
その名も「ドットインストール」!。「3分動画でマスターする初心者向けプログラミング学習サイト」とキャッチコピーが踊ります。
ビジネス書などで「必ず成功する」とか「◯◯するだけで身につく」とか効果を謳うハウツー本は毛嫌いしてしまうのですが、物は試しといざ登録!Facebook、Twitter、Googleアカウントでも登録可能です。
わざわざ登録をした理由は後述しますが、ユーザー登録をしなくても動画は閲覧できるようです。なんと親切な!
359レッスン、5,369本の動画
レッスン一覧のページには、どやーっとばかりに並ぶレッスンの数々。「目的別で探す」でやりたいこと毎にレッスンがまとまっているため分かりやすくて助かります。
私は夫のポートフォリオサイトを作る必要があるので、「ホームページを作れるようになろう」の一番最初のレッスン「HTML/CSSの学習環境を整えよう [macOS編] (全4回)」を選択。そして「#01 Chromeブラウザを導入しよう 」をポチリ。
約2分半の動画には終始PCの操作画面が映っていて、やるべき動作と共にコメントが流れるというものでした。さらさらと無駄なく過ぎるので、これなら食休みなどのちょっとした休憩どきや、お風呂上がりの髪を乾かす間などでも勉強できそうだなと思いました。
ちなみに#01でやるべきこととされていたChromeはすでにインストール済みだったため、動画を見るだけで完了しました。
モチベーションを高める進捗管理
先ほどは後にしてしまったユーザー登録の理由ですが、それはマイページで進捗管理をしてもらえると知ったからなんです。全部で数回あるレッスンのうち何回目までマスターしたかや、カレンダーで何日に視聴したかが記録されています。
進捗管理って自分の手帳やカレンダー、やることリストなどでもできますが、進捗を確認するとともにすぐに次の動画へ飛べるのは便利なので、これを使って様子を見てみます。
コーディングを一度もやったことのない私がコーダーになれるのか?!まだまだ先は長いですが、便利なサービスにのっかって挑戦してみます。つづく……。