【俳句2021年春】深爪主義
さ揺らぐ芝火
鳥の発話か
獺の祭に集う深爪主義者
円卓の春ショール不干渉を彩度に
吹く息にふえるジョーカー春動く
帰る白鳥はもっとうすい水が欲しい
五感に傷、にんにくオプションは別記
万愚節のバーコード 利き手には読めない
波音の剥がれるように海女の息
山独活の水を詳しくする拇印
花水木植えて書き言葉に気泡
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さ揺らぐ芝火
鳥の発話か
獺の祭に集う深爪主義者
円卓の春ショール不干渉を彩度に
吹く息にふえるジョーカー春動く
帰る白鳥はもっとうすい水が欲しい
五感に傷、にんにくオプションは別記
万愚節のバーコード 利き手には読めない
波音の剥がれるように海女の息
山独活の水を詳しくする拇印
花水木植えて書き言葉に気泡
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