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【海外生活】海外で初めて病院へ! 東欧ジョージアで歯医者に行きました!!

現在、私はジョージアのトビリシに住んでいまして、ひとり旅をする為に、去年の年末に日本を出国しました。もう日本を離れて8ヶ月。当初、3ヶ月くらいで一旦日本に戻り、2〜3ヶ月したら東欧に出るという予定だったけど、コロナのバンデミックでアジアからジョージアに在留。こんなに帰れないとは思ってなかったので、歯の治療とか健康診断とかしっかりやってなくって。。。2週間前、歯の詰め物(銀歯)が取れてしまったー(泣)

いやー、これは困る困る〜〜〜!!( いくらシャケ丼を作って嬉しそうに食べてる時ですよー!ハイテンショーンからの一気にローテンション 泣 高低差ありすぎる〜〜) 

バンコクの美容院で耳に水が入り、軽い外耳炎になった時も。
バリ島で腸炎になった時も。
バイクで転倒して、左腕を切って縫う程の怪我をした時も。
子宮頸がんの高度異形成になった時も。

私は自然療法で治してきた!!  なので外国で病院に行ったことがなーい!!!

歯はどうしても無理でしょ! 歯医者行かなきゃでしょ!
保険もないし、どうしようー!

と、先ずは冷静に「ジョージア トビリシ 歯医者」 とネット検索。

すると、日本人で歯医者に行った人が数人!
体験談をブログに綴っていた!!

むさぼり読み、ジョージアは保険なしでも高額医療の心配なく、1万円もしないとのことでホッとしていた。

私は住んでいるアパートのオーナーに、歯医者でどこか良い病院を教えて!とメッセージしたら病院の名前とURLが送られてきた。トビリシのALBIUS
という歯医者さん。ドクターのプロフィールを見ていると日本の女性ドクターがいるではないか!! うっそー!持ってる〜〜私ーーー!!

即座に、予約フォームに希望日時と「歯の詰め物が取れました。日本の先生をお願いします。」と送り、返事を待っていた。

ところが、予約の前日になっても返事がない。当日になってもない。私は心配になってE-mailでメッセージを送った。(電話は携帯の音声が壊れていて通話できない。というか電話で英語はほぼ会話不可)

すると、私からのメール(予約フォームからの)は届いていない。
現在、日本の医師は不在。予約なしだと診られない。という回答が来た、沈ーん。

私は、最短でいつ予約できるか?と返信したら、最短で10日後。うーん、仕方ない。それまで待つとするか、と今日のこの日を心待ちにしていた。

病院は緑が生茂る、森の中のような場所。レンガ作りで映画に出てくるようなシチュエーション。風も気持ちよく何だか病院ぽくない。(ワクワク〜〜)入り口でスタッフに熱を測られ、靴用の青いビニール袋履いて、中に入った。待合室のソファーには全面「Please don't seat」と札が置かれて、衛生面を保っている。

受付では、生年月日と保険に入ってるかを聞かれるくらいで、すぐに診察室に案内された。私は英語がまだそこまで話せないので、そこもまた不安。ドクターの英語がわかるかどうか。上手く伝えられるだろうか。

ドクターは若くてスマートなイケメン。なんか和むわ〜〜〜。 ジョージアで歯医者に行った日本の方のブログを読んだら、その病院は治療はドクターだけで助手がいなくて、自分で唾液を吸引すると書かれていてそうなんだと思っていたら、この病院はちゃんと女性の助手がいて日本の治療スタイルと変わらない。

イエローのゴーグルを渡されて装着。(へへっ!ちょっとカッコイイ)椅子を倒されて診察スタート。ドクターに何やら話しかけられたけど英語がわからない。私は取れた詰め物を見せて、「これが外れた、虫歯を治して欲しい」とだけ伝えた。

冷たいものや熱いものが染みるか?と聞かれた後に、単語がわからないことを聞かれた! Google翻訳を使うために携帯はしっかり持っていて、ドクターにスペルを教えてもらいながら、入力するも日本語で出てこない。やばい。。。

ドクターに「英語?言葉の意味がわからない」と伝え、今度はドクターは何やらパソコンに向かっていて、その間、助手にもう一度スペルを入力してもらうも日本語で出てこない。。。

すると、PCから日本語で「アレルギー反応」と聞こえてきた!あ!麻酔を打つのか!アレルギー反応を起こした経験があるか聞いていたのだ。私は、アレルギーはないと答えて、治療は始まった。もーGoogle翻訳、神!!!
助手がため息付いていて、大変な患者だよ、困ったなぁという感じだろうか。気にしないけど。

ジョージアの歯科治療は、日本の治療法と全然違いましたよ。レントゲン撮らず、そのままクリーニングして麻酔打って、削って...。日本だと型取って、また次回予約・・よね。ところが今日一日、1時間で全部終わったから!このスピード感!凄い!!!  

虫歯を削って。。。までは順調だったよ。

けどね、型を取るところから口に装具をハメられ(猿ぐつわのような)これが苦しい!  それ以降、口は閉じることなく、うがいタイムもなく、1時間ずっとベッドの上。歯医者ってちょっと頭が下向きになるじゃない? 最初のうちは助手が唾液を吸引してくれてたんだけど、歯を詰めてる時だから、動かせないようで、唾液が喉に詰まって息が苦しい。

ずーっと我慢してて、飲み込むも、引っかかって苦しくて、遂にゲホゲホと嗚咽で治療を中断。声が出せないので、ジェスチャーで喉が苦しいことを伝えると、ドクターは携帯を見ながら、テキストで教えてと言い、私は涙でよく文字が見えないながらも「唾液が喉に詰まって、息ができない」と入力し、英語に翻訳したら、ドクターは事態を理解してくれたようで、

猿ぐつわ(笑)を片方だけ外し、唾液を吸引してくれて何とか息ができるようになった。これが、なかなか改善されず、またすぐに詰まって(痰が詰まって出したいのだけど、出せないような状態。うがいタイムがない!)息が苦しくなる。。。考えないようにしたり、窓の外(は緑が見えて美しい)を見て空想してみたり。。。

するけど、無理よね。笑 苦しいんだから。  もう終わるだろう、もう終わるだろうを繰り返し、スタートから1時間。数回、同じように中断し、苦しくて涙は出るし、目には化粧が入って痛いし、緊張で身体は硬直するしで、地獄の1時間でした。

これが、イケメン先生だったのが不幸中の幸いだったものの(何がじゃ!)ゴーグル越しに見える視界は、海外ドラマで主人公が手術されて、ドクターと助手が覗き込んでるようなシーン、を観てるような感じ(笑)

銀歯だった歯は、綺麗な白い歯に生まれ変わっていた。なかなか、大変な患者だったと思う。ドクターに、日本の治療と違うから怖かったけど良い経験をしました。本当にありがとうございました。とお礼を言って診察室をでた。

受付でお会計。気になる治療費は、たったの100ラリ。日本円で今日のレートで3,500円弱。保険なしよ!日本の保険治療するより安くない?

食材も安い、ヘアカラーもネイルも、医療費も安い!!

ますます、ジョージアが好きになりました。

私が行った歯医者はこちら。


ALBIUS
http://albius.ge/
https://www.facebook.com/albius.ge

このブログが、これから、ジョージアに住む人の参考になれば嬉しいです。

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