カラーが身体に与える影響〜グレーとベージュ
前回、ファッションコーディネートで私はグレーとベージュを一緒に合わせない理由を外的要素からお話しました。
今日は、内面的な観点から「身体に与える影響」についてお話します。
カラーが身体に与える影響をご存知でしょうか?色にはそれぞれ性格があり、肌が色を感じ取り、そして心理的作用が働くという研究結果が得られています。頭痛の時は緑色の洋服を着たり、緑色のスカーフを見つめると痛みが和らいだり、精神的に不安定な状態にある時は黄色が心の悩みにアピールしてくれる。不眠症・眠れない時は、青が神経系統の興奮を鎮めるのに効能があり、眠れない人は青を見ることで鎮静剤も効かなかった不眠症に眠りをもたらしたというケースも。
私の数々の研究からも色は私達の身体に多大なる影響をもたらしてくれると感じています。
グレーとベージュが持つ性質とは?
まずはグレー。グレーはバランス感覚を高め、落ち着きをもたらしてくれる色。協調性も持てるようになるけれど、その反面、自分の意思を押さえ込んで周囲に埋もれてしまうこともあると言われています。グレーばかり着ているとやる気もなくなり次第に運気も下がって、まさに灰色の人生になってしまう。
そしてベージュはもっとも緊張を解してくれる色。肌に近い色というのが理由で落ち着きや、人に安心感を与える事が出来ます。寛ぎたい時にはぴったりの色。一方、多用すると今度は落ち着き過ぎて、活気がなくなり行動力が低下し、マンネリ化してしまうという性格があります。
この二つのカラーを常に身につけていているとどうなるでしょうか。
周りと一緒で落ち着きはする。。。けれど、何か新しいことを始めたり、言いたい事も沢山!自己表現したいのに、皆んなの中に埋もれて、今ひとつ行動力にかけている。。。
もし、そんな風に感じていたら、今着ている洋服のカラーを振り返ってみて下さい。 安心だからと言ってクローゼットがグレーや黒、ベージュやネイビーなどベーシックカラーばかりになっていませんか?
明るい、イエローやグリーン、ブルーやピンク、パープル。。。色は見るだけでなく、私達の身体に肌から感じ取ってくれ、心身に働きかけてくれます。色の性格を知って、色を味方につけて「なりたい自分になる」為に。
今、最も必要なカラーを知りファッションで取り入れて行きましょう。
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