ファッションコーディネート〜グレーとベージュの組み合わせ
今年に入り、現在、私が住んでいる国のジョージアで対面形式でのファッションスクールがスタートしました。私のマンツーマンのレッスンです。
生徒さん自身が、自分に必要な洋服をセレクト出来る様に指導して行きます。クローゼットの中にあるお洋服でコーディネートが出来る様に、毎日ファッションコーディネートチェックで指導しています。
最初は間違ったカラーコーディネートや、着方や丈感があった生徒さんも、スタートから2週間が経った頃から、段々とコツを掴んで最近ではすっかり着方をマスターし、私が伝授したコーディネート力をフル活用して下さっています。アパレルの企画部にいただけあって、飲み込みが早い!
楽しいファッション講座風景↓
私のVlogで見て頂けますよ。
グレーとベージュは合わせない
今日のテーマでもあるグレーとベージュの組み合わせについて、先日、生徒さんから「グレーとベージュを合わせないのはどういう意図があるのですか?」と質問を受けました。
そう。私は自分のコーディネートでグレーとベージュは組み合わせない。
その理由は、グレー、ベージュはそれぞれがコーディネートの「ベース」になるカラーだから。ベース同士は合わせません。
先ずはカラーコーディネートの観点からお話しますね。
グレーは引き立て役カラー
グレーはメインカラーを目立たせてくれる色でいわゆる引き立て役カラー。グレーをベースとしたコーディネートに、イエロー、マゼンダ、パープル、グリーンなどカラーをアクセントに加える事で表情を作ってくれる。グレーのスタイリッシュな印象にグッと華やかをプラスしてくれます。
ベージュはもっとも人間が落ち着くカラー
ベージュはもっとも人間が落ち着く色と言われていて、ファッションでもベーシックでトライしやすい色ですよね。だけど黒髪の日本人がやるとどうしても地味な印象になってしまいます。また、ベージュだけだと膨張してスタイルも悪く見えてしまう。だから、ブラウンとのグラデーションでメリハリをつけたり、レッド、オレンジ、ブルーなどヴィヴィッドカラーを使うと視点がアクセントカラーに集まり、メリハリのあるスタイリングになります。
このファッションにおけるベースカラーとなる「グレー」と「ベージュ」を組み合わせるとどうなるか。。。淡くぼんやりとした味気ない物になってしまいます。
コーディネートの基本はまずベースとなるカラーがあってそれに味付け(柄物のブラウスやスカーフだったり、カラーパンプスだったり、光るジュエリーだったり。。。)をして行くことで、奥行きが出て表情が出来ます。
グレーとベージュは料理で言う主食。お米とパスタは一緒に調理はしないと言うのが私の考えです。
次回はカラーが身体に与える影響について、お話しますね!
現在、進行中のファッションスクール。
レッスンの模様はイラストレーターでアーティストの久保木亜紀さんのBlogやインスタグラムでもご覧いただけます。私もイラストで登場していますので気になる方は是非、みて下さいね。
AkiのColors of the day
https://mi-mollet.com/articles/-/28397
@akissforyu
https://www.instagram.com/akissforyu/?hl=ja
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