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グレンコの焼き菓子


grainco


グレンコは [grainco]は、香川県善通寺市にアトリエを構える店舗を持たない、ご夫婦で営む焼菓子店。

グレンコの焼き菓子は、化学肥料、農薬を一切使用しない自然農法で育てられた香川県産小麦「さぬきの夢」を小麦本来の香りを生かすために、アトリエで都度自家製粉してつくられている。

選び抜かれた素材でつくるその焼き菓子は、潔いほどシンプル。
だからこそ、ごまかしようがない。
素朴ながら奥深い味と、癖になる食感。


私のグレンコとの出会いは、そのなかでも几帳面に並んだブロックのピースのようなグレンコのアイコン的な「ショートブレット」から。


無骨とほどいえるその佇まい。素朴さだけでなくデザインとのバランス感がとてもよくて、玄人な焼き菓子。

そんな印象。

その作り手である奥様のしずかちゃんと急接近したのは、チルビレで昨年開催した、土を育てるところから始めた食の企画に参加してくれたから。

「グレンコ」を知っていた私は、しずかちゃんから受けるふわふわ柔らかくて、かわいらしい印象と、グレンコに持っていた無骨なイメージとにずいぶんギャップを感じた。

「いつか夫婦でカフェをしたいよね」


カフェや美術館が大好きなグレンコのご夫婦が子育ての地として、とくに深い縁があるわけでもなかった香川県を選んだのは「直島」「いのくまさん」「自然」いくつかのピースが積み重なってでした。

夢への礎としてどんなお菓子をつくっていくか

自分たちらしさをつくるために旦那様からのアイデアが「自家製粉」だった

いわずとしれたうどん県香川県は小麦粉文化が浸透しているが「自家製粉」からしている人は聞いたことがない
グレンコのお菓子作りは、「ふすま」(小麦の皮)まで安心して使える無農薬で小麦をつくっている農家さんを探すところから始まった

化学肥料、農薬を一切使用しない自然農法で育てられた香川県産小麦「さぬきの夢」

なかなかそのハードルも高く、今ではグレンコのために農家さんに自然農で小麦を作ってもらっているそうだ

自家製粉をすることで、それぞれの焼き菓子に合わせて細やかな調整や、ブレンドをおこなっていく

奥が深い

手作業で製粉していく手間のかかる作業
焼き菓子によって粉をブレンドしていく

アイデアはだんな様

それを形にしていくしずかちゃん

話を聞いていくと、少しずつグレンコのイメージと、しずかちゃんとだんなさんのイメージが重なっていく。

だんなさんとしずかちゃんとそれぞれの持ち味に、香川の風土に暮らしに

それぞれが良い塩梅で積み重なってここにしかない「グレンコ」になっているんだなぁ。

素朴だけど、味わい深くて、アートのような一面もあるけれど、ほろほろ優しくて、奥深い

そんなグレンコの焼き菓子をじっくり味わってくれたらよいな

明日は焼き菓子と一緒にこちらも初めて食べたときに感動したバスクチーズケーキを持ってきてくれる。

なんとなんと

マイ皿&マイフォーク(スプーンでもお箸でも◎)をお持ちいただいた方には通常1ピース450円のバスク風チーズケーキを350円にしてくれるというスペシャル企画も。

チルビレを応援してくれる気持ちが嬉しい。

じっくり味わってくださいね。


イベント詳細

5/25(土) 10:00〜17:00
◇あなたの知らない折り紙の世界 勝川東 の折り紙と作品展示販売
@ニオノチルビレッジ(ハレとケコーヒー仁尾スタンドと同じ建物の中です)

◆駄菓子屋さん準備室 
和三盆の型抜き実験(助っ人木型菓子noyer.)
綿菓子実験

◇グレンコさんのバスクチーズケーキと焼き菓子 13:00〜
化学肥料、農薬を一切使用しない自然農法で育てられた香川県産小麦「さぬきの夢」を主原料として使用し、「素朴で食べ飽きない」をコンセプトに丁寧につくられたおやつ。

◆なんでもかんでも研究室
中学生焙煎士の焙煎したコーヒーとクラフトコーラ、おやつ


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