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人事広報フリーランスになって半年|良かったこと不安なこと
有料に見せかけた無料の記事です🍺
2021年9月に独立してはや半年。(てゆうか8か月ね)
気軽にフリーランスになったもんだから、準備不足を感じることが多かったです。これから独立しようかなと考えている人がいたら、ちょっとでも役に立てばいいな。
「フリーランスになってとても良かったああああああ」と思っているものの、どういうところに良さ/怖さがあるのか、聞かれることも増えているのでnoteにしてみます。
フリーランスの良いところ
とにかく自由
はたらく時間にはじまり、場所・服装・メイク、仕事を進める順番、BGM…挙げれば枚挙に暇がないです。(BGMって)
もちろん、自由というのは責任と選択が伴うもの。楽しいかどうかは捉え方次第でしたが、私はこの自由をポジティブに感じています。
職種と立場柄、これまで就業規則を意識して仕事をしてきたからかな、と思っています。職場の慣習や空気に合わせるのが苦じゃないタイプの私ですら、この開放感。周りに揃えることがストレスな人には、インパクトの大きい変化でしょう。
好きな仕事と好きなメンバー
「その仕事をするかしないか」は自分で判断ができます。ジャッジにかける余裕のあるなしは別として、選択権は私の手元。その結果、自分のやりたいことや一緒に働きたいメンバーとのみ関わる、なーんてこともできてしまいます。
私は信念や軸のない状態で独立したので、実ははちょっと困ったことでもありました。出会う仕事や人々すべて「やりたい!」「一緒に何かしたい!」と思うことばかり。それが先行して安請け合いをしないよう、気を付けながら走っています。
仕事量と収入のコントロールができる
生活における、仕事の比重。人生の時期によって結構変化がありますよね。未婚子なしの私ですらそうなのだから(気分で)、ライフイベントもりもりの方はなおのことと思います。
フリーランスはそれが自らのさじ加減で決まります。労働の上限を自分で決めて良いのです。ここに労働基準法は存在しません。(雇用されてないので)
前提として、ある程度自分のキャパシティを捉え、業務量の見積もりができることが必要です。これまでの仕事の中で、それを鍛えてくれた諸先輩方に感謝しかありません。これも今度noteにしようっと。
フリーランスの不安なところ
収入額が不安定
フリーの代表的な不安ポイント、御多分に洩れず私もこれが第1位。
今月どう働いたかが、再来月の生活に直結します。(月末締め翌月末払い)初期は半年先の自分が見えない状態。不安定といわれるゆえんですね。
5年後くらいに詰む予感
これ、フリーランスになる前に気付けていなかったポイント。
当たり前のようですが、フリーランス人材は「できること」を提供する機会が圧倒的に多いです。企業側から見ると「不足部分を外部リソースでカバー」「経験のある人にちょっと手伝ってもらおう」という目的。スキルありきで依頼があり、成果の確実性も同時に求められ、こちらもそれを当然の前提として引き受けます。
これは正社員と大きく違います。組織が考え与えてくれた「成長のチャンス」「ストレッチ目標」。これらが勝手に目の前に現れることはないのです。できることばかり引き受け、現状スキルを維持し続けた私は、5年後、果たしてどうなるのでしょう?
これには切実な危機感をもち、適切に怖がり、自分自身でコントロールする必要があります。未来の自分はいまの自分がつくっています。
ただこれは、認識さえしていれば一つ一つの案件に対する自分の取り組みでカバーできるのでは、とも思っています。
あと、私のクライアントみんな神だから「成長機会に使っていいよ」と言ってくれる始末。前世、徳を積んでたっぽい、私。
(私も積まなくては)
社会的保障の薄さ
会社員って本当~~~にすご~く有難いよねえ。
大好きだけどサヨナラしたあらゆる保障
・国民年金になる→2階建が1階のみに。老後の私よ…
・有休などない→休んだら減るだけ。代わりなどない。
・産休育休ない→出産計画のある人要注意(補助金類はあるよ、チェックしてね)
・雇用保険、福利厚生各種、労災、退職金…
会社員だと、企業がこれらの多くを負担し、簡単には生活が破滅しないよう守ってくれているのです。企業勤めの看板を下ろした私にはローンはおろか、新しいクレジットカードを作ることすらハードル爆上がり。
一番怖いのはミスをした時の責任所在です。よく上司的な人が「お前のミスは俺の責任だ」みたいなカッチョエエこと言ってますけどね。違います。会社の責任です。
個人情報の詰まったパソコン、紛失してみなよ、上司じゃなくて企業がお詫びするよね。そう、フリーランスは自分自身で責任を取らなくてはなりません。賠償金が発生したら、払うの私です。ヒィィ。
不安なこと多いし怖いことばっかり
心から思います。こんな不安定と引き換えにしてまで自由になりたいか?私よ!!
独立を考えている方、自問自答を最低5回しましょう。
親戚はこういう背景を知っているからか、やたら心配されます。団塊世代には不安定オブ不安定のイメージが根強いんだろな、実際そうだし。叔母に死ぬほど心配されてます。(母は放任主義)
なお、この保障の薄さから来る不安定さは、ある程度カバーすることもできるので、近々またnoteにします。本当は本記事にひとまとめ予定だったのですが、6000字を超えたあたりから飽きてしまった。前半部分だけ先に公開。「やっておいて良かったこと/やっておけば良かったこと」が後半部分です。
でも当面このまま生きていきたい
とは言え、頭で触れたように大きな感想は「最高イエイ」なので、しばらく可能な限りフリーランスでいたいと思っています。
私は世間一般のフリーランスイのようなプロフェッショナルタイプではありません。でも今個人事業主としてなんとかやっていけている。これが大きな自信になっていて、人生において大切な経験をしていると感じています。
世の中の後押しもあり、不安解消は極限までできることも分かってきました。持続可能な的な風に頑張ろうと、noteを書き改めて思うのでした。
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