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別居、離婚のきっかけで多いのは夫婦の〇〇

皆さんこんにちは!
夫婦仲改善カウンセラー/行政書士の今井ひとみです。

今回は、
「別居、離婚のきっかけで多いのは夫婦の〇〇」
をテーマにお話ししていきます!

大なり小なり、きっかけがあって離れることに繋がってしまうものですが、今日は、特に多い原因のお話をしていきたいと思います。



1.大喧嘩は突然起こるわけではありません!


夫婦の別居やお付き合いしている方との同棲解消などで多い原因は、なんといっても「大喧嘩」なんです!

当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、それだけ大きな喧嘩というのは、溝を深めることはあっても2人の間を近づけることはとても難しいことなのです。

その中でも取り返しがつかなくなってしまう可能性が高いこととして、

① ご両親を巻き込む・・・ご両親を呼びつけたり電話をかけたりなど
② 警察を呼ぶ・・・物を投げたり手を出したりなど

これらが挙げられます。

こうなってしまうと、2人の間だけのことではなくなり、その後、別居や同棲解消に繋がっていく大きなキッカケとなってしまいます。

とはいえ、皆さんからのご相談をよく聞いていると、突然大きな喧嘩をしているわけではなく、手前にも何度か喧嘩があり、その後大きな喧嘩へ発展してしまっているケースがとても多いようです。

それだったら、

「手前の喧嘩の段階でちゃんと仲直りすれば大丈夫!」

というように、一見事前に防ぐことが出来るようにも見えますが、前回喧嘩をした時、根本は解決しておらず、お互いに改善もしていないことで、どんどん不満が溜まっていってしまうのです!

夫婦や恋愛関係どちらにせよ、好んで別居したり同棲解消したりしたくてしている方はあまりいないのではないかと思っています。

出来れば相手とずっと一緒に幸せな時間を過ごしていきたいと思っているはずです。

夫婦であれば、離婚したくて結婚しているわけではないでしょうから、関係を良くしていくに越したことはありません。

ですが、起きてしまったことを元に戻すことはとても大変なことです。

「異変は小さなうちに早めに処理しておくこと」

これを声を大にして強くお伝えしていきたいです!大喧嘩の前には、必ず何かしらの「異変」を察知することはできるはずです。

「最近小さな喧嘩が多いな・・・」
「最近話をしていないな・・・」

など。

関係が不穏になった時、この大喧嘩が致命傷になってします。こんな時に、先ほどお伝えしたご両親を巻き込んでしまったり警察が入ってきてしまうと問題が複雑化してしまい、関係修復が困難になってしまいます。

何かが起きる前には、必ず「予兆」があります。

そんな時は、皆さん自身が「異変を感じている」「危ないなと感じている」可能性が高いですので、大喧嘩を防ぐ!という意識を強く持つことが重要です。

2.イライラしている状態で話し合いをしないこと!


では、「予兆」の段階でどのように対処していけばよいでしょうか。

「予兆」の段階では、多くの方がストレスフルな状態となっていて、「我慢している」「不満が大きくなっている」という可能性が考えられます。

そうなってくると。自分で大喧嘩への道を作ってしまっていて、その上を歩いて行ってしまうという状況に繋がるのです。

<対処法①>
1つ目としては、決定的なことに繋がる前に、
「あえて一度離れてみる」
ということが1つの方法かと思います。

ただし、離れる期間が長くなるほどお別れに繋がってしまう可能性が高くなりますので、1日だけ実家に帰省したりホテルに泊まったりなどで、まずはイライラという炎消火する作業を行わなくてはなりません。

家庭内で別々に過ごす場合は、「大きな喧嘩になりそうだから少しだけ距離を置いてみない?」と素直に相手に対して提案してみること。

お互いイライラの炎をまとっている状態で一緒にいても、相手を見る目が全てイライラ目線になってしまいます。

結局何をすることになるかといえば、イライラの塊をぶつけ合うことになってしまうのです。大喧嘩になる前の導火線にいつ火がついてもおかしくない状況になるわけです。

こんな時だからこそ、冷却期間を設けることが必要なのです。

<対処法②>
意外と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、こういう時は
「話し合いをしない」
ことです。

こういう時は、「早く話し合いをして解決しよう!」と思って話し合いをする方が多いですが、先ほどお話ししたイライラの炎を纏った状態で、果たして建設的な話し合いができると思いますか・・・?

結果的に、

「あなたはこうしてるじゃない!」
「いや、おまえがこうしてるんだ!」

などと、人任せな話し合いになってしまうのがオチです。

それは、自分を見つめてどこを直していけばよいかという方向に向いていないためです。話し合いが成立しない状態で無理矢理進めようとすると、決定的な大喧嘩に繋がってしまいます。

そのため、このような状態で「話し合いをする」ことは、絶対に避けていただきたいです!導火線に火がついてしまっては本末転倒になりかねません・・・。

こんな時だからこそ、「押してもダメなら引いてみる」

簡単に言うと、冷静になってから話し合いをしましょう!ということです。

2人同時に冷静になれればいうことはありませんが、まずは自分自身が冷静になることです。

まずは自分の炎を消すことから始めましょう。

ここで大事なことは、

「相手の炎を消すのではない」
「自分の炎を消す」

「自分が進みたくない道」はどこでしょうか・・・

これをぜひ考えてみてください!
その道に進まないためにはどうしたらいいかを考えるとよいのです。

3.今日のまとめ


・大喧嘩は突然起きていない
・小さな異変、予兆を感じたときはすぐに対処する
・一度離れてみて冷却期間を設ける
・あえて話し合いをせず自分の炎を消すことを優先する

決定的な関係性にヒビをいれることを避けるのではなく、過去の良かった時間を取り戻そうとするのでもなく、

「これから進んでいく未来の道について本当に行きたくない道を避けるためにはどうしたらいいか」

この考えが、自分自身の炎を消すための消火剤の役目を果たしてくれるはずです!

自分の燃え上がってしまった炎をまずはおさめること。
ぜひ皆さんの胸に留めていただけると嬉しいです!

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第39回は「再構築や復縁の絶対的な方程式」です。

■動画アップ日時
・長編動画:毎週水・土21時
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