スケジュール通りに進まない
明らかに無茶なスケジュールじゃないのに、予定通りに事が進まない…。
どこでもwebでもあるあるです。
ではなぜスケジュール通りにいかないのでしょう?
私なりに原因を書き出してみました。
これを治せば絶対大丈夫!とは言えないですが、少しでも現場の負担が軽くなってくれたら…
ここでは“コーポレートリニューアル”の計画を例にしてみます。
①共有しても認識されていない
立てたスケジュールの共有はもちろんしてるとして、
・相手がスケジュール、期限を重要と思っていない
・多忙で見ても頭から抜けている
かもしれません。
プロジェクトの優先度が高いものなら、相手は認識するべきだし、してもらえるよう共有のカレンダーに入れる、タスク管理ツールに登録してガントチャートで可視化などあらゆる手を駆使します。
私は期限が過ぎても確認してもらえていない時は、反応があるまでボールを投げまくります。
投げられている方は「確認するので待って」など伝えてあげてください。
相手は見ているかどうか分かるだけでも安心します。
②ゴールが不明確
「ざっくりこんなことやりたくて、スケジュール立ててくれない?」
ざっくり具合によりますが、やることを詳細に、明確にしてからスケジュールは立てるべきです。
そしてやりたいことの目的は共有されていますか?
「上の人に言われたらから優先度が高い」
果たしてそうでしょうか。
例えば
「コーポレートサイトをリニューアルしたい」
これは手段です。リニューアルした先に、誰に何を伝えたいのでしょうか?
ただかっこいいサイトが欲しいだけなら、早くて楽なノーコードやテンプレートがいっぱいあります。
それでもオリジナルで一から作るのであれば、目的を共有し、それを達成するために時間をとって計画を立ててやらないといけないね、とまで認識を合わせるべきです。
思いつきでリニューアルしたい、はふわふわし過ぎていて、手を動かす人はひたすらに困ります。
③上司の判断が遅い
上司や決済者はきっと多忙です。クライアント、自社の対応で頭がいっぱいでしょう。
そこに「確認してください」とだけ伝えてもすぐには確認できません。
・すぐ終わる内容なら、口頭で「今1分よろしいですか?と聞いてみる
・時間がかかりそうなら「これを確認してもらいたいので時間をください」と伝える、カレンダーに入れる
・ルーズな方には「いつまでに」も加えて返答をもらう
・期限までにもらえない場合はつつく
などなど、めっちゃ行動します。
恐れ多いのは分かります。でもスケジュールにGOを出したのは上司のはずです。そこは責任を持ってもらわないと!
④人が足りない
単純にリソース不足もあると思います。
他の急な案件対応は入り、着手できず・・・・
そういったことを踏まえてバッファ込みのスケジュールにしたりするのですが、緊急案件の度合いにもよるので、そこはリソースとスケジュールをみんなで相談です。
⑤クオリティが低い
・資料が分かりづらい、項目が足りない
・デザインのクオリティが求められているレベルに達していない
など、都度の成果物に難があるパターン。
お願いしたい人のリソースが空いておらず、他の人にやってもらうか、と任せたら「おぉ…」なものが上がってきたり。
私もあります、期限ギリギリまでやって、それでもダメで先輩にバトンタッチという不甲斐なさ…
その人からしたら経験になるし社員の実力アップにつながるはずなので、任せるのがNGという訳ではないです。
求められているクオリティとスピードにもよるかな、と思います。
スケジュールはあくまでスケジュール。
と割り切れればいいのですが、締め切りはそこにあるものです。
現場の方、頑張ろう!