お返事を、素敵さんへ。
言葉の企画2020で、お手紙の企画ができたこと。そして企画生としてお手紙をもらったことがとても、とても嬉しかったので、ただ心を残しておきたくて。
いきなりだけど、わたし、手紙がすきなんです。
もともとスマートフォンの通知はすべてオフだし、急かされることが本当に苦手。SNSを通した画面上でのやりとり、その情報量とスピードの速さについていけなくなることがある。絵文字や文末の言葉ひとつにも時間をかけてしまい、結局あとまわしにしてしまうことも日常茶飯事。
そうしてもやもやしていたところに、コロナ禍が重なり、数人の友人たちと文通をはじめました。
手触り感はもちろん、返事を急かされないことや、自分の思ったことを思う存分あなたにだけ伝えられる感じがとても心地よくて、想像以上に手紙がすきになってしまいました。
便せん一つ、切手一枚、字の書きかたにも、その人があらわれる。
手紙をもらう度に、その人へのすきは増していく。
だから、第4回の課題でチーム5の手紙の企画を知ったときは、びっくりしたし、感動いたしました。
手紙を引き出しに丁寧に保管するように、心のなかへひとりでそっとしまってきたあたたかさを、企画としてみんなと共有できる気がして、とても胸がアツくなりました。
講義前に、企画生ひとりひとりに書かれた手紙をみたときは、本当にすごいと思いました。あれをみて感動しなかった企画生はいないんじゃないかな。
それくらい、手紙には、心を動かす力があるから。
そのことを改めて気づかせてくれて、こうして言葉にして残したいと思わせてくれたチーム5のみなさまに感謝しながら、お手紙をくれた素敵さんへ、わたしなりにお返事を書いてみました。
つたないけれど、照れくさいけれど、届きますように。
あっ、もし、これを読んでいる企画生ではない方がいらっしゃいましたら、どうぞこちらも。
お手紙は、これからも続けていくし、文通したい人に声かけてみようと思います。
切手も便せんも、もっと深めてゆきたいな。されたいことは、まずしていかないとね。
そして、いつか、いつかね。
この世の口説き文句が「文通しませんか?」になる日が、来るといいなぁ。