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キャリアを考えるときのヒント

このnoteは、先日とあるツイートと記事を見かけて読んだときに抱いた感想を書き留めています。

心理的安全性は、特にリモートで働くことが自然になった今問われている組織のあり方。

一方この記事では、若手の社員に聞いたことから、心理的安全性のほかに「キャリアの安全性」について考えるきっかけを与えてくれました。

キャリアの安全性とは

Business Insiderの記事の中にある定義を引用すると、

  • 「このまま所属する会社の仕事をしていても成長できないと感じる」(時間視座)

  • 「自分は別の会社や部署で通用しなくなるのではないかと感じる」(市場視座)

  • 「学生時代の友人・知人と比べて、差をつけられているように感じる」(比較視座)

とあります。

これを見て、私は今までの人生を振り返り、キャリアの安全を会社に求めすぎではないか?と思ったのです。

どんなに日本で大企業に入ったとしても、その会社がずっと人生を保証してくれる。いわゆる、終身雇用の時代は終わりを迎えている話は、真新しくなく、以前から言われていたことです。

なのに、なぜ若手はキャリアの安全性を求めているのでしょうか。


キャリアチェンジを一気に目指すのはリスクのあること

ABEMAの番組にて、転職をテーマにした回があったので見たのですが、どうやら30代くらいに転職した方が、採用される割合が高いそうです。

言い換えると、20代のうちに転職することも珍しくないとはいえ、第二新卒の枠を使わない限り、転職に成功する確率が30代より低い、ともいえます。

ここで、皆さんはどう捉えますか?

私の場合は、理想のキャリアを得るために志望する会社に入れるように目指すよりは、今の会社にいながら自分のできることを見つけていくことが、結果的にキャリアを得られると思うのです。

つまり、今いる会社以外の働き口を見つける。兼業です。

注。副業ではなく兼業ということばを選んだのには理由があります。本業の会社のサブとして、ではなく、同じくらいの力量を注ぎ、柱をつくっていくイメージを持たせるためです。


兼業のすすめ

以前、noteにも書いたのですが、兼業をすすめる理由は理想のキャリアを探すのにリスクの少ない機会だからです。

私は、前の章にあるような転職は、ご縁があればいいですが、ご縁がない場合もあるでしょう。

その場合、どう採用されるか?を考えるのではなく、共に働くにはどうしたらいいか?へ考え方を変えてみるのです。

私は転職活動を一時期していましたが、なかなかご縁がありませんでした。エージェントの方に理由を聞いてみたら、「経験がないから」とのこと。

今、私も本業の会社以外に何社かの企業さまと関わっています。プロジェクトで関わり、そこで得たスキルを本業に活かせること。逆もしかり、本業で得た学びを兼業のプロジェクトに還元することも可能なのです。

そして、本業でも兼業でも双方に合意があれば、取引先としての関係として広げることもできます。


まとめ

勤め先の業界を一気に変えるのではなく、できる分野を複数持ってみる。

そういうキャリアの歩み方もあるんだよ、というのを私は皆様に伝えていきたいなと思います。



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