「こたつ記事ライター」から情報発信への姿勢を見直す
こんにちは。
10/6(水)実施の「noteイベント実況講座」のアフタートークにて、noteフェスレポーターの方々と話をしていました。その中で話題に上がったのが「こたつ記事ライター」のワード。
例えば、J-CAST編集部記者さんも「こたつ記事ライター」について紹介しています。
「こたつ記事」とは、直接取材をせずに、テレビやネットの情報を集めただけで作る記事の総称。その語源は読んで字のごとく、こたつに入っていても書けることに由来する。
実際に現場に赴くことなく、ネット上で集めた情報で記事を書き上げてしまう。悪く言えば、質より記事を大量生産。
記事の質より、「どれだけ早くアップできたか」「それだけPV数を稼げたか」が注目されているように私は感じていて。なんだか”大事なこと”を私は社会が置き去りにしているように思うのです。
#イベントレポート講座 のまとめ
10/6(水)に開催されたnoteイベントのまとめです。ゲストは塩畑さん。
フルで気になる方はぜひYoutubeからご覧ください!
薄っぺらい記事にしないために
塩畑さんは、「とにかく細かく書く」ことが大事、とnoteフェスレポーターのアフタートークで仰っていました。細かく書くと自然と質が高まるように思います。
私もこの視点はnoteを書く上で大事にしています。
noteの強みは、Facebookほどお堅い感じでもない。Twitterほど短文にまとめられない思いや考えを書き留められる。そしてその投稿を歓迎される。そういう世界のように私は感じています。なぜなら、塩畑さんのイベント内のお言葉を拝借すれば、「(noteでは)自分がどんな人間なのか知ってもらえる」プラットフォームだからです。
そして、これからの時代はそういった「どういう考えを持った人間が発信しているのか」が重要視される時代だと私は信じていきたいです。
きっかけは、とある投稿を見て広告で溢れたInstagramやYouTubeを苦手に感じたから。その投稿とは、同じ化粧品の商品を、私が憧れているモデルさん2人が同じタイミングでPRとして投稿されていたこと。同じ雑誌に出ていらっしゃるわけでもない上、何十万とフォロワーを抱える方々でした。その投稿を見てSNSの裏側を見てしまったのか…とゾッとしました。
私は自分の”作品”に対し、そのように思って欲しくないと思っています。熱量を込めた投稿を心がけているというか。そのためには、Webに限らずあらゆる本を読んだり情報源を持っておき、そこから知見を得ることが大事だと考えています。
▼Schooというオンラインサービスで知った齋藤孝さんの本です
そして、現地に足を運んで得られることを大事にしたいと思っています。
▼現地に足を運ぶ。「旅」について考えたnote
イベントレポートは、日々の仕事でも使えるスキル
私は、情報収集をして自分の意見を発信することがとても好きです。
一方、会社で一緒に働く同僚からするとそれが珍しい存在としてみられることがあります。
例えば、勉強のために休日にどこかイベントに行きました、その意見を書いてみた、ということをしてみます。実際に会社で私が行った例は、下記のLINEさんのイベントレポートのnoteを少し編集して社内用に共有しました。
全員見ているのかは分かりませんが、私のことを気にかけてくださる先輩方は必ず「参考になる」とコメントをくれます。社外で起こった有益な情報をシェアすることは、社内でもとても有益な情報になると思うのです。なぜなら、ほかに誰もやらないから。めんどくさいから。そこを逆手にとります。
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少しずつ、noteで発信したことを編集して社内で共有する習慣ができた私はこんな実験をしています。(冒頭にお話しした、noteフェスレポーターでのアフタートーク回の中で、私がこのようにコメント)
あえて「こういう答えを求めているんだろうな」と推測して、あえて別視点でnote書いてみたり。今私のnoteで色々と実験中です。
塩畑さんが「実験」という言葉に着目して下さり、このようにコメントしてくださいました。
メディアにいた頃は、会社のブランドもあり、発信内容をチェックする部署に管理されていた。noteで書くようになってから、色々と実験的に色んな記事を書くようになった
会社内で得た情報を社外に公開することは制限がかかります。一方、社外で得た情報を社内に共有することはおそらく誰も止めないと思います。SNSで発信していらっしゃる方は、公私別に分けて利用されている方も多いでしょう。
noteでまとめたことを、せっかくなので社内に還元してみましょう
と私は皆さんに提案したいです。
ただし、私は過去に失敗しました。笑 失敗した原因はこのnoteにも書いていますが目的が不明確だからかと推察しています。ですが、今もめげずに発信し続けるとともに、部署のちょっとした雑談部屋の位置付けにもなっているように感じます。
一方、発信し続けたことで上司から「やる気のあるやつ」と認識され、仕事を任せてもらえるようになりました。発信しない限り、社内の人間も自分のことを知ることはできないと思います。相手に知ってもらうために、積極的に自分から発信してみましょう。
では、noteで新たな出逢いがありますように。
PS.
ゲスト塩畑さんのお顔が、私の大学時代のゼミの先生に似ていてどこか親近感を持っていました。
▼10/15~17にnoteフェスがあります。ぜひ発信してみませんか?
▼noteフェスレポーターの皆さんの記事一覧です