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”1つのこと”に向き合うこと

こんにちは。

午前中、あたたかい日差しが差し込んできて自然と布団から出て、昨日から読み進めていた「ストーリーとしての競争戦略」という分厚い本を読んでいました。その本については明日紹介します。

そのあと、昼食を食べながら昨日放送された「マツコ会議」をきっかけに、自分のこれからの生き方や働き方(キャリア)について考える機会となりましたので、どうぞご覧ください。
※「マツコ会議」の番組を見逃した方は、3/13まで公開されているTVerでご覧になってから、私の記事を読んで頂くことをお勧めします。

「マツコさん今後どうしていきたいという考えはありますか?」

星野源さんからマツコさんへの質問。マツコさんはこのように応えていらっしゃいました。

私本当に色々思うことがあったのよ。
もうちょっと、整理して、もうちょっと1個にちゃんと向き合いたいって思った。
できるだけは、1つの番組に100%の力で向き合おうとはしているけれど、でもこれだけの数やっていると、どうしても分散してしまうこともあるし、散漫してしまうこともあるし。
もうちょっと真摯にやりたいなっていうのが、肉体的に精神的にも衰えっていうのは来るし、その中で今と同じ分量を今と同じコンディションでやり続けることが難しくなった。
もうちょっと1個のことに向き合わないと、バチが当たるなぁと思ったの。

マツコさんの冠番組は多く、私が把握しているだけでも、
・マツコの知らない世界
・マツコ会議
・かりそめ天国(有吉さんとMC)
ゴールデンの帯に、3つも番組を持たれており、また視聴者からの期待も大きい芸能人の方ですから、私が想像し得ないようなプレッシャーを抱えていらっしゃると思うのです。

質問者(ゲスト)の星野源さんも、歌手・俳優・文筆家として多方面で活躍なさってそして超有名人であることからも、マツコさんの答えに関してとても共感されていました。似たようなプレッシャーを抱えていらっしゃるのかもしれません。

作曲をしたりする今までのルーティーンの中に、文筆業や役者の仕事を入れてスケジュールをぎっちり入れてきた。その中でドームツアーを成功させられたということもあって。その時に燃え尽き症候群になってしまった。
どうしよう、と思った時に、役者なら役者、音楽なら音楽と1個1個を大事に誠実にやっていきたいなと思って。その時に外出自粛となり家から出られなくなって、そう思うようになった。


「人生の変わり目には、手を差し伸べてくれる人がいる」

マツコさんが、なぜテレビ業界に出てくるようになったのか。マツコさんはご自身の人生を振り返りながら、このように仰っていました。

どんなに迷っている人でも、差し伸べられた手に気づくくらいの、世の中と向き合う気持ちは忘れないで欲しい。
絶対に光っている手はあるのよ。汚い、いやらしい手はいっぱいあるんだけど、絶対に光っている手はあるのよ。だから、それをつかむ勇気を常に持っていて欲しい。
それがあると、人生本当に変わる。なにがあるかわからない、人生って。

星野さん:その手って逃しちゃうと、本当に来ないですよね。

来ないね。うん。
握っといた方がいいかも、と思う手は握っておいた方がいいかも。
それを見極める力を身につけないといけないし…人生に捨てるモノはないですよ、本当に。


私も思い当たる節がある

昨年社会人として今の会社に入社し、Webデザイン職としてスキルを磨いてきました。そして、入社2年目の夏に、会社の新規事業部に所属しWebデザインや運用面で、関係部署の橋渡しとなりつつ、地方におりますので地方支社との架け橋も担当しています。

勤務体制も不安定な部分があり、Webデザインとはどういう業界なのか、SNSなどを通して情報収集したり知り合いを通じて少しお仕事をもらったりしながら、Webデザインを生業として働くことの「体験」をし始めています。実績や作品については、この記事の末にまとめてリンクを掲載します。

このような状況の中で、先日投稿したように、システムに詳しい上司だった方が退職されたことをきっかけに、私に対する責任や仕事が重たくなるようになりつつあります。やりたい仕事を任せてもらえるのはとてもありがたいことだと思っていました。これを機にシステムの知識を身につけることができるかもしれない、と思いました。

その中でみずほ銀行のシステム障害の事件が報道されます。

みずほ銀行の謝罪会見に関する報道が多く報道されるようになった中で、私が考えていたことは、システムに関わる方々はやはり24時間365日安全な接続を守っていかなくてはいけない、そして何かトラブルがあると世間から「システムの欠陥を起こす企業」としてレッテルを貼られるわけです。みずほ銀行も(報道されはしませんが)きっと裏側では壮絶なことが起こっているのだろう、と推測するようになりました。

それを考えた時、私にこのような危機が起きた時に責任を取れるのだろうか。そして、私が本当にやりたいことはなんなのか。


私が本当にやりたいこと。それは売上につなげるために、ネット上での見せ方を分析・実践していくこと

Webデザイン、と一言でいっても色んな領域があります。デザインも必ず売上が上がる法則は存在しません。各企業によってお客様は違いますし、そのお客様の価値観も十人十色だからです。

ですが、私が思うに今いる部署のメンバーでは到底売上なんぞ上がらないと思っています。

全国にメンバーがおりオンラインで仕事をしていますが、ただでさえ上手くチーム内でコミュニケーションができていない。それにより地方にいるスタッフのモチベーションが下がり続けているのが現状です。「与えられた仕事以外のことはやらない」という状況になりつつあるのです。だから、販売戦略なんて話し合うことも、そういう機会も誰も提案しようとしない。

一方、上司は上司で上層部とのやりとりに忙殺され、チームの内部のことに構っている余裕がなさそうです。

これらの状況を考えた時、私は今はシステムの知識を身につけるよりも、戦略を考えるための枠組み作りや環境作りに注力する方が先ではないかと考えたのです。それは、(社内事情なども考えた結果)私にしかできない仕事だからです。

それと同時に、Webのフロント部分(皆さんから見える部分)のスキルを高めつつ、分析ツールを使いながら提案していく能力を高めていく方が、今後の私のキャリアにとっても重要なのかなと思いました。

あれもこれも、と手を出す前に。
今自分がやるべきこと、そして自分ができることを洗い出す。その上でマツコさんの言う「(光っている)差し伸べられた手」に気づくアンテナを張る余裕を持ち続けたい。

そう背中を押してくれる番組でした。

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そんな私は、ここで色んな作品を公開しています。

ほかキャリアや生き方について考えています。

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