北とぴあ

性の多様性~自分らしく生きる~ー北区北とぴあでの映画上映会

昨日東京都北区の王子駅の北とぴあでの「Rainbow Tokyo 北区」主催の映画性分化疾患(DSD)・インターセックス当事者漫画家新井祥先生の自伝的ドキュメンタリー映画「性別が、ない」の映画上映とトークショーに参加して来ました。

私は西日暮里には会社勤めを一時期していたので降りていたのですが、王子駅は降りた事も無い駅でした。

それは何より性分化疾患の当事者さんたちからは「そっとして欲しい」「静かにして欲しい」「何も判っていない」と怒られるばかりなのですが、最初にGID(性同一性障害)の自助会に、後で性分化疾患と判る当事者さんが参加されて仲良くしていた事もあり、横浜市会への平成15年の陳情時にその時の属性用語「半陰陽」としても入れ込んだ事もあるので今回知識見識をもっと入れる為にも参加して来ました。

なお会場は写真ムービーNGでしたので、こちらでもチラシや開場前の写真から撮影したものを参照に貼らせて頂きます。

北とぴあ看板

性分化疾患(DSD)の当事者さんにはこの新井祥先生のカミングアウトは衝撃的でしょう。

北とぴあ会場

こちらが今回の映画上映の「性別が、ない」の予告編のYoutubeです。

気持ち的に新井先生と同意する点も多々ありました。

これも「100人いて100通り」のごとくですね。

とにかく「自分らしさ」に尽きました。

ただ属性によってその属性ごとの当事者さんでも「悩みの部分」は大分違いますから、各属性ごとに共有や情報交換、相談などでは別々に対処していかなければなりません。

LGBT理解啓発活動では究極的な理解啓発活動は根本的な「性教育」からでしょうけど、性分化疾患を取り上げるのは究極的なものでしょう。同じLGBTマイノリティ当事者の一人としては、そう感じました。

ただ個別に性分化疾患の当事者さんのお気持ちも伺いますと「私たちはLGBT当事者では無い」とも言われる事もありますので、LGBT活動している当事者さんに取っては、やはり各属性の当事者さんのご意見を伺いながら活動するのが正解なんだろうと思います。

ただ今までもこれからもでしょうが「性分化疾患(DSD)の当事者さん」を出す事は、やはり怒られる部分もあるので面白おかしく取り上げるのではなく、私から言えるのはやはり「属性に関わらず、その人個人なりの気持ち」を尊重して行きたいです。

ここでも最後に「LGBTと一括りにして語ったり活動するのは駄目」と、また判った様な気がします。

関係者の皆様お疲れ様でした。


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松永瞳ー中村瞳/映像技術制作プロデューサー・スマホ写真家
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