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#3しこり発見!から乳がん告知まで2 ~がんサバイバーさんの運動指導をしている私が乳がんに~

右胸にしこりを見つけ、病院に行く!と決心したものの
果たしてどこの病院に行けばいいのか。


病院(クリニック)選び

今まで、乳がん検診って人間ドックでしか受けたことがなく(それも数年前…)、大きい病院にいきなり行ったとて診察してくれるわけないし
いったいどこに行けばいいんだろう。

婦人科や外科ではなく「乳腺外科」ということは分かるけれど
どこで診てもらうかを決めるのに悩みました。
誰にも聞けない・・・姉にも話してないから相談できない。
(この時点で言うと心配をかける、と思いました)

とりあえずネットで近くの乳腺外科クリニックを検索。
どうやら近所に2か所あるようです。

Aクリニック:家から自転車で5分くらい。ネットで予約状況が確認できて
       乳がん検診は2週間後しか予約が取れない模様。
Bクリニック:家から徒歩で5分くらい。予約状況など分からず。

それぞれのクリニックの評判(口コミ)を探してみるけれど出てこない。

こうなったら、「早く見てくれそう」なところにするか~と
とりあえずBクリニックに予約状況を確認するために電話。

「すみません、胸にしこりがある気がして検診を受けたいのですが」

「分かりました、一番早くて2日後に予約が取れます」

との返事をいただいたため、Bクリニックに決定。
エコーとマンモグラフィーの検査をしてもらうことになりました。


乳腺クリニック受診

初めて行くクリニック。HPで先生のお顔は拝見したけれど、どんな先生か
いささか不安。

問診票を書き、いざ診察へ。
先生の印象はひとことで言うと「職人さん気質風」な男性の方でした。
※怖いとかいうことではありません。

問診・触診・エコー・マンモグラフィーと丁寧に検査をしてもらい、その場で結果を聞きます。

マンモグラフィーとエコーの画像を見ながら「言ってたしこりってこれですね~」と教えてくれるけど

「このぼんやり映っているやつかな~」と、素人の私にはなんとなくしか分からない。

「右胸にもうひとつしこりがあるけど、こっちは大丈夫そうに思います。
気になっている方は一度生検しましょう。細胞診と組織診があるけれど、
組織診でしっかり組織を取って調べましょう。次回の予約を早めに取って帰ってください」ということになりました。

細胞診と組織診

細胞診
細胞診では、しこりなどの病変部の細胞を採取し、採取した細胞を顕微鏡で調べ、がん細胞か否かを診断します。
細い針を刺し、吸引した細胞を調べる穿刺せんし吸引細胞診や、乳頭から出ている分泌液を採取して調べる分泌液細胞診、乳頭びらんから細胞を採取して調べる捺印細胞診などがあります。
組織診(針生検)
針生検は、細胞の一部ではなく、組織の一部を採取し、調べる組織診(生検)の一種です。組織診の技術は年々高まってきています。また、細胞診よりも正確な判断ができることから、細胞診をしないケースも増えています
針生検には、ばねの力を利用して組織を採取する針生検(コア針生検)、吸引力も利用して組織を採取する吸引式乳房組織生検があります。

乳がんを学ぶHP https://ganclass.jp/kind/breast/biopsy.php

組織診

前回の診察から4日後に検査の予約を取り、予定通り組織診。
「太い針を刺す」というのは説明してもらって分かっているけど
痛そうやなぁ~、どんな感じなんやろうと不安がよぎる。

名前を呼ばれ、診察室に入ります。
上を脱ぎ診察台に寝て、いざ検査スタート。
「はじめの麻酔の注射は少し痛いけど、それを乗り越えたら痛くないし大丈夫ですから、安心してくださいね」と先生。

よし、麻酔が痛いのか~耐えるぞ~と気合!

一か所に刺すだけと思っていたのが、なんと何回も何回もいろんな箇所に打たれました。
確かに痛かったけど、なんだか蜂に刺されているような感じ?で不思議な気分でした。

その後、麻酔が効いてからいよいよ組織診です。
エコーの画像を見ながら「3か所取ります」とのこと。
「一緒に確認してくださいね」とのことで
いきなり針を見せてくれたのですが、あまりの太さに
ちょっとビビる!!

でもここまできたら逃げられず(当たり前)
ふぅ~と息を吐きながら、針が刺さりパン!という音と共に
組織が取られる作業を終わるのを必死に耐える。

針の太さや音とは裏腹に、麻酔が効いているので痛くもなく
あっという間に終わりました。

「検査の結果が分かるのが2週間後です。それくらいにまた来てください」と言われて帰りました。

が・・・この後2週間を待たずとして、ドキッとすることが起きるのでした。



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しこり発見!から乳がん告知まで Part1
しこり発見!から乳がん告知まで Part3

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