UTAGEを使うことで、マーケティングをどう自動化できるのか?機能を徹底解説
最近話題になっている国内のマーケティング自動化システム「UTAGE」。
UTAGEを使うことでなにをどう自動化できるのか?
どんな機能があるのか?
どんなファネルを生成することができるのか?
などの細かい情報がまだあまり表に出てきていません。月額2万円するので、使いはじめるハードルもあります。
そこで今回の記事では、UTAGEでなにができるのか?に焦点を絞って解説をしていきます。
✅UTAGEを使いはじめたきっかけ
そもそも私がUTAGEを使いはじめたのは、Stripeにアカウントを凍結されてしまってからです。
それまでは、
・ClickFunnels
・ActiveCampaign(Converkitも少々)
・Zapier
・Kajabi(Teachableも少々)
・Stripe
と、国外のマーケティングツールをすべて連携させて自動化を実現していました。
私の自動化に関しては、実績や概要が下記記事に載っているのでご確認ください。仕組みづくりをはじめてから2ヶ月で月収100万円を安定させることができました。↓↓↓
しかしStripeが凍結してしまったことで、これらの海外マーケツールが一切使えなくなってしまいました。
海外ツールであれば、どこもStirpeかPaypalを使えば連携できます。
しかしStirpeもPaypalも、アカウント凍結リスクがあります。私はリスクを最小限に抑えた仕組みがつくりたいので、もはや海外マーケツールを使う理由がなくなってしまったのです。
ちなみに、StirpeやPaypalは事前告知なしでいきなり凍結します。特に年々「稼ぐ系」「デジタル商材」への監視が強くなっています。
最近は売上が没収されることはないそうですが、それでもリスクが大き過ぎます。今のうちにちゃんとした国内の決済会社の審査を通しておいたほうが良いでしょう。
✅UTAGEで海外ツール並みに自動化できるのか?
というのが私の唯一の懸念点でした。
ちなみに私は自動化の戦略図を綿密に設計しています。ClickFunnels×ActiveCampaignであれば実現できたことが、“UTAGEでは実現できない”となるとかなり困ってしまいます。
そこで実際に、色々とリサーチしたり自分で使ってみたり、サポート窓口と何十回もやりとりをしながら見えてきたUTAGEの性能について解説します。
結論からいうと、「自動化を実現できることは当たり前で、なおかつ予想以上に効率化できる」ことがわかりました。
そこで、どんな機能を使って自動化を実現することができるのか、主要なものをいくつかご紹介します。
✅UTAGEでマーケティングを自動化するための機能
自動化を実現するために必要な機能を◯個ほど解説します。そして、それをUTAGEでどのように実現するのかも簡単に記載します。
①マーケティングを自動化するためのオールインワンシステム
まず1番大事なことは、UTAGEは自動化を目指す人のためのオールインワンシステムである、ということです。具体的には、
国内の決済会社システムとの連携
メルマガ配信機能(ステップ配信も可)
LINE配信機能(ステップ配信も可)
ランディングページ作成機能
ファネル作成機能
会員サイト機能(動画の直接格納可)
がすべてUTAGEひとつで行うことができます。他にも機能は色々とありますが、現時点で私が自動化に必要としている機能は上記になります。
上からひとつずつ解説します。
1.国内決済システム連携
UTAGEでは、
Stripe
UnivaPay
AQUAGATES
テレコムクレジット
の決済会社と連携ができます。Stripeは事前審査なしで誰でもすぐに導入できるぶん、突然アカウントが凍結するリスクを伴っています。
グレーな売り方をしているわけでも、取引額が大き過ぎなくても、本当にいきなり使用不可能になります。これは我々コンテンツビジネス事業者にとっては死活問題です。
そのため、今のうちに国内決済会社の審査を通しておくことをおすすめします。
私のおすすめはUnivaPayです。UnivaPayは、決済者は24分割まで選ぶことができて、代理店(私たち)には翌月に一括で振り込まれるという機能があります。
もしあなたがプロモーションをして1,000万円の売上を立てた場合、その1,000万円の売上は翌月にすべて振り込まれます。(顧客が分割決済をしていても)
かなり神がかったキャッシュフローを実現できるので、非常におすすめです。
ちなみにUnivaPayは、表の情報では決済手数料が公開されていません。審査結果によるみたいですが、実際にはStripeより安いです。つまり国内最安値基準です。
使ってデメリットのない決済会社なので、個人的には非常におすすめです。
そして当たり前のことですが、UTAGEと決済システムが連携することで、スムーズな自動化を実現することができます。
「購入(決済完了)」をトリガーにして会員サイトを自動で送信したり、追加のオファーをかけることができます。
あるいは「メールアドレス登録」をトリガーにステップメールを開始したり、「購入(決済完了)」行われれば特定のシナリオ(購入者通信など)を配信スタートすることができるからです。
このように、自動化には決済システムとの連携が行われないと実現できないことが多々あります。
そのため、UTAGEが複数の優良国内決済会社と連携してくれているのは、我々にとってはこの上なく便利です。
2.メルマガ配信機能(ステップ配信も可)
3.LINE配信機能(ステップ配信も可)
メルマガおよびLINE配信に関しては、一斉送信はあたりまえのこと、ステップ送信も可能です。あらかじめシナリオ設定で登録しておいたシナリオを、トリガーごとに設定して走らせるだけです。
私は現状メルマガしか使っていませんが、LINEもなに不自由なく使用できます。現在の公式LINEのIDと連携すれば、UTAGEでメルマガもLINEも両方管理できます。
ステップ配信の際にLINEとメルマガ両方に送信するなど、同時送信やリマインド配信機能もついています。
私が重宝しているのは、自動化におけるステップ配信の精度です。
メールアドレス登録フォームから登録直後にステップメールを配信する
購入者には自動的に「購入者用シナリオ」を配信できる
購入した時点でセールス中のステップメールをストップする
購入しなかった人にだけ特定のシナリオを送る
などなど、ラベルを使いこなすことでかなり綿密なステップ配信が可能です。
たとえば私の場合、下記のように「ワンタイムオファーで売るパート」と
「ステップメールで売るパート」に分けてセールスしています。
①は、メールアドレス登録直後にワンタイムオファーでその場で販売するパート。②は、①で買わずに離脱した人にだけステップメールを流して教育するパートです。
この2つを組み合わせることで売上を最大化させています。
※ちなみに5万、10万の商品2つだけで月収100万円は安定しています
そのため、①ワンタイムオファーパートで「購入した人か」「購入しなかった人か」を明確に管理できなければ、戦略図通りの自動化が実現できないわけです。
海外のメルマガ配信ツールであれば、これは「ゴール機能」で実現できました。
UTAGEの場合には「ゴール機能」はありませんが、ラベル管理で「購入した人にはAのシナリオを止めてBのシナリオを流す」「購入しなかった人には引き続きAのシナリオを流す」という設定ができます。
「購入」というアクションをトリガーにシナリオをスタートする、ストップする、ということができるということです。
ちょっとマニアックな設定ですが、これで、非常に細かい分岐やステップ配信ができるようになります。
また、現在のところ到達率なども問題ないです。Gmailの「プロモーションタブに入りやすい」ということもありません。(これも結構気になりますよね)
UTAGEの社長である泉さんに直接お伺いできたことなのですが、メルマガスタンド単体としても問題なく利用できるようにサーバーも増強しているそうです。
これまでアスメルやマイスピーでメルマガスタンドを契約していた人でも、移行して問題ありません。
メルマガスタンドは、我々情報発信者にとって死活問題なので慎重にかりがちですが、UTAGEで特に問題はなさそうと私は判断しています。
4.ランディングページ作成機能
UTAGEが素晴らしいのはランディングページ機能です。
豊富なテンプレートが用意されていて、すぐに使うことができます。
このように、感動レベルに豊富なテンプレートがあり、私たちがデジタルコンテンツを販売するために必要なものはほぼテンプレートだけで賄うことができます。
まずは、私たちがリストマーケを行うのによく使うのが「メールアドレス(LINE)取得用オプトインページ」です。
UTAGEは、オプトインページのテンプレートも豊富です。2つほどサンプルを載せておきますね。
記事のスペースの関係で一部しかお見せできていませんが、機能的にもデザイン的にもすぐに使えるテンプレートが豊富に用意されています。
またファネルページの編集も、これでもかというほど直感的に操作できます。迷わずにサクサク自分の好きなデザインに変更できるので、そのあたりもすぐ使いこなせるようになります。
文字のサイズ変更なども自由です。一文字だけ大きくすることもできるし、フォントも変更できます。画像や動画の挿入も問題なくできます。
テンプレートを基に直感的にカスタマイズできるので、私はデザイナー発注しなくても良くなりました。
5.ファネル作成機能
数あるファネルテンプレートのなかでも、
私が特によく使うファネルは
メールアドレス登録ファネル
自動ウェビナーファネル
説明会ローンチファネル
このあたりです。
しかしUTAGEがすごいのはここから。
テンプレートを選択すると、デフォルトで「ファネルステップのテンプレート」が設定されているのがわかりますでしょうか。(赤枠内)
左側に「LP」「お客様の声ページ」「ウェビナー視聴ページ」「販売ページ」「サンクスページ」とファネルがすでに設定されています。
これはどういうことかというと、ファネルステップも事前にテンプレート化されている、ということです。
上から見てみましょう。サンプルとして、LINE自動ウェビナーファネルを選択してみます。
◆リスト取り用ランディングページ
最初はリスト獲得用のランディングページです。
特典付きのオファーでオーソドックスなデザインかつよく使う王道のリードマグネット訴求でリストを獲得できます。
◆ウェビナー視聴ページ
ランディングページからLINEに登録すると、決められた日程でウェビナーが開催されます。
見込み客には、上記のウェビナー開催ページが送られるので、ここから視聴してもらいます。
商品に興味を持った視聴者は、「お申し込みはこちら」というボタンから決済へと進むことができます。
◆販売ページ
ウェビナー視聴を経てお申し込みボタンをクリックしたら、次に出てくるのは決済用のページです。販売ページになります。
最下部にクレジットカード決済用のフォームが出てきていますね。ここから決済をしてもらう形になります。
ちなみにUTAGEは決済フォームの設置も非常に簡単です。
ファネルのページ編集にて「要素の追加>決済フォーム」を選ぶだけ。
これだけで完成度の高い決済フォームが表示されます。
商品項目はあらかじめ商品登録をしておくことで、自動的に表示されます。こちらも簡単です。
✔️その他、オファーページで使える便利な機能一覧
-PCビューでカスタマイズしてスマホビューに自動反映
(PC/スマホで別々にカスタマイズしなくて良い)
-時限設定
(購入期限を設定するためのカウントダウン機能)
-タイムディレイ機能
(一定時間経過後に要素を表示させたり非表示させたりできる機能)
-オーダーバンプ機能
(オプション、セット購入を促す決済機能)
-アコーディオン表示
(クリックすると詳細が表示されるテキスト表示の機能)
上記は私がファネルページをつくる際に多用している便利機能です。ぜひ参考にしてみてください。
◆サンクスページ
続いてはサンクスページです。サンキューページともいいます。
なんらかのアクションを起こしてくれたお客さんに「ありがとうございます」の意を表するページです。
このようなシンプルなつくりになっていることが一般的です。
メールアドレス登録後は商品購入後は、発信者への興味が高まっているタイミングです。
そのため「ついでにLINE登録もお願いします」とか「年内に新しい企画を発表します」など、その時々で伝えたいことがあれば、サンクスページで伝えると効果的です。
6.会員サイト機能
最後が会員サイト機能です。
私はこれまでKajabi、Teachableと使ってきましたが、海外ツールは月額費が高いです。
Kajabiはスタンダードコースで月額3万円ほど、Techableもプランによりますが5,000円〜12,000円はくだりません。
UTAGEには会員サイト機能があり、スタンダードプランだと1アカウント1TBまで動画格納が可能です。
その他のメルマガ(LINE)配信機能やファネル昨日もすべてついて月額21,400円)なので、全体的な費用感は格安です。
1TBって相当な容量なので、個人ビジネスをやっていて”足りなくなることはほとんどない”と言っても過言ではありません。
そのため、UTAGEに直接動画を格納をして会員サイトをつくって、そこに購入者を案内していく…ということができます。
ちなみにUTAGEの会員サイトは優れたUI/UXなので、簡単につくれます。
至って近代的なミニマルデザインなので、お客さんが迷ったり操作に迷うようなことは、まずないでしょう。
もちろん、サイトの色合いやデザイン、表示のさせ方などはカスタマイズができます。割と色々とできます。
KajabiやTeachableには専用アプリがあるので、購入者はスマホから学習ができます。UTAGEの会員サイトにはまだスマホアプリはありません。
今後の追加開発になる可能性は高そうですが、アプリ開発はコストがかかるので、もうしばらくかかると思います。
しかしながら、
UTAGEに会員サイト機能がついていることによって、
オプトインページでメールアドレス(LINEアカウント)の取得
メルマガ(LINE)配信で教育と信頼関係づくり
セールスで売上アップ
アカウント凍結リスクがほぼない決済システムとの連携
それによりワンタイムオファー、オーダーバンプも可能
購入完了後に自動で会員サイト(商品)の納品
メルマガ(LINE)配信でアフターフォロー
と、これらすべてのマーケティングフローが自動化できることになります。
なお私は今現在会員サイトは引き続きKajabiを使っていますが、それでも自動化自体は問題なくできます。
購入後の自動返信メールの際に、UTAGEの会員サイトではなくKajabiのログインページを送るだけなのでこちらも簡単です。
✅最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今までマーケティングの自動化をするために海外ツールと格闘し続けていた私ですが、UTAGEに出会って100倍くらい効率化しましたし、自動化に対してさらに希望が持てるようになりました。
あなたもぜひ、旅行してても友達と呑んでいても、家族サービスしてても寝てても、決済通知が次々と届くような自動化の仕組みを構築してみませんか?
「労働せずとも商品が売れ、お客さんが満足してくれるマーケティングファネル」を作っていきましょう。
今までの仕事がなんだったのだろう?と思えるほどのインパクトです。
私がリスト数0から1年で月収100万円の自動化を実現できたのですから、あなたもかならずできます。
まずは今回、本記事を読んですこしでも「早めに自動化したい!」と思ってもらえたら幸いです。
そして最後に…コンテンツビジネスの商品づくりや集客、ファン化、セールスについてなどさらに詳しく学びたい方は私のメール講座もどうぞ。
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