ダンス公演「awayness」

たまたま休みを取っていたので、気になっていた、ダンス公演「awayness」(千葉市美術館 さや堂ホール)の昼公演を観てきました。

ルネッサンス様式の建造物の美しさの中、微細なダンサーたちの身体の蠢き、ざわめき、ささやきを感じ、異次元の世界に導かれているようでした。
バーバラ村田さんの憂いのある仮面とのダンスはリアリティのある艶がありました。
本田さんのヴォイスは、空間やダンサーたちの身体を増幅させて、とめどない拡がりと深さを感じました。途中、マイクを外したところで生の声が響いたとき、ゾクっとしました。
客席から見て正面のドアの向こうは、別世界への入り口のように見えました。
最後、目の前が上昇していて向こう側が見えなくなったところは、なぜだかこちらのほうが沈んでいくような錯覚を覚えました。
眠っていて、少し目が覚めかけているけれど、また眠りに引きずられてしまうような、そんな時間がありますが、なんとなくそんな時間を思い出しました。観られて良かった。。。

今日、夜公演があと一回あるようです。

https://soratohareonna.wixsite.com/awayness/about

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