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なぜnoteを始めたくなったか 

今の仕事をして外国人支援に関する研修にいくつか参加させてもらっています。

自主的に希望していて、なぜ自分がそれをやりたいのか考えた時にタイでの出来事をよく思い出します。

そこを書いておきたくてnoteを始める事にしま
した。

タイには平成28年4月から31年3月まで、3年間駐在しました。その中で大きな出来事としては、当時の国王ラーマ9世が崩御したことです。

タイの王族に関しては不敬罪というのがあり、
誹謗中傷や悪口を言うのが禁止されています。
崩御に関しても噂レベルでもよくない、という
話があり、駐在している人達の中で亡くなったら
どうなるか、と言うような話がひっそりとライン
で流れてくる状態でした。

亡くなった事がニュースになり、いよいよ、
となりましたが、その時ある帯同仲間から
明日から黒服で外出するように、と言われ
ました。
タイ人のママ友から聞いたとの事。
どういう事かわからずとりあえず黒服で
翌日外に出たところ、驚く光景が待っていま
した。

煌びやかな外の電子広告も黒に変わり、テレビ
も黒色。みんなの服装も黒。ネットも黒。
お店も黒一色。いっきに世界がモノクロに。
聞いておいてよかった!のですが、その情報
が入ってきていない方々がいました。
その方達が、世界から取り残されているよう
に感じた。教えて欲しかった、と話すことが
あり、情報の伝達ができていたら、と思った
のでした。

外国人として生活した事で感じた事が、今日本
で外国人として生活している方々にも起きてい
るのでは、と感じた事が今の取り組みのきっか
けです。

とここまで書いてnoteを書く目的を書き終わっ
てしまったので、、、タイでの駐在での悲喜交々をこれから書いてみようと思います。

元国王が眠る火葬殿
弔問の方々 亡くなってから一年後です
一年後は服装が少し緩和されました

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