時短ハイテク アクティブラーニングと相性がいいICT教材
小学校・中学校・高校の英語の先生のための英語の先生 Melody です。
先生方、毎日お疲れ様です♡ 子どもたちの笑顔は先生方のおかげです!
はじめに
皆さんはどのようなICT教材を英語の授業で活用されていますか?昨今、GIGAスクール構想だとか、教育DX(デジタルトランスフォーメーション)だとか、とにかくテクノロジーを使え!と押し付けられて(?)教育現場は大変なことになっていますね。ICT推進委員の先生方は本当にご苦労様です。新しいハイテクに興味を示して、率先して取り入れてくれる先生がいらっしゃる一方で、チョーク&トークの化石のような(?!)先生方がまだまだ多くいらっしゃるのが日本の学校の現実ではないでしょうか?
そういう私もかなりのアナログ人間で、ワークシートをた~くさん作って指導してきました。BINGOから始まり、文法プリントもあり、年間およそ100枚以上配布していたように思います。最近では、パソコンに向かう時間の方が圧倒的に多く、紙に鉛筆を使って自分の手で文字を書かなくなった私は、いくつかの漢字が正しく書けなくなっていることにショックを受けています。
そんな私が脱プリントではなく、ノート&プリントとICTの共存をめざして少しずつテクノロジーとやらを取り入れています。やはり紙の方がいいものもありますし、それはタブレットでする方が学びが深まるよね、というものもあります。そもそもICTを使うことは教育目標を達成するための手段であって、それ自体が目標ではないのは自明の理です。
ICT活用とアクティブラーニングとの相性がいいということだけは、世界中の学校現場で証明されていて、概ね広く受け入れられています。ICT = Information and Communication Technology ですので、当然だと認識できるでしょう。文科省の「外国語指導におけるICTの活用について」に挙げられている活用事例を見ても、発表ややり取りをする活動などで使われいます。
20210616-mxt_jogai01-000009772_13.pdf (mext.go.jp)
そこで今回は、アクティブラーニングは得意だけど機械オンチの私が使ってみてよかったICT(アプリも含む)についてシェアしたいと思います。
(1) 単語帳アプリ Quizlet
ずばり単語帳アプリです。ご存じの先生方も多いと思われます。ですので、同じ教科書会社であれば、各Unitごとに単語帳を作られている先生がいらっしゃいます。そのまま使わせていただくことが可能だったりします。私が好きな Jo Gakonga 先生が YouTubeで紹介しているので是非ご視聴してみてください。
https://youtu.be/e353gC7G62U?si=VXpsktOzRkVHp8h5
(2) 動画編集ソフト FlexClip
動画編集ソフトはいろいろとありますが、このFlexClipはブラウザで使うことができるのが特徴です。たくさんのテンプレートがあり、それらをカスタマイズすることで簡単に動画を作ることができます。単語や文法学習はもちろん、TBL(タスクベースとラーニング)と相性が良さそうです。私はなんと、3分で2本の動画を作ることができました。
オンラインで無料の動画メーカーで学習動画を作成|FlexClip
(3) レッスン作成ソフト Curipod
私が知っている限り、このcuripodを使って授業をされている先生は日本にまだいらっしゃいません。でも、すごーく使えます。単語からフルレッスンまで、あっという間に作ってくれます。上記(2)のFlexClipでクイズ形式の動画を作っても、ロイロノートのクイズのように生徒は参加することができません。しかし、このCuripodは、投票、Drawing、英作文にAI添削、など、アクティブラーニングを可能にします。
私が作成したものをここで紹介できればわかりやすいのですが、残念ながらできませんので、ぜひ先生方ご自身でそれぞれを触ってみてくださいね。何となく使っていくうちに、こんな機能もあるのか!と便利さに気づくことができます。生徒からの「もう一度やりたい!」の声が止まらないので、私はこれからもICT教材を使っていく方法を学んでいきたいと思います!
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1人でも多くの先生方子どもたちに、英語の楽しさ、人生の素晴らしさが届きますように!最後までお読みいただきありがとうございました!
Thank you so much for reading! I hope to see you again soon! Bye for now!
【英語の先生のためのひとことEnglish】
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