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2月の日記

2月1日(土)
歯医者さんに行く。治療中、「痛かったら左手をあげてくださいね」と言われた。左手の上空にはいろんな機材があるから、実際に手を挙げたらぶつかるんじゃないだろうか。そもそも、手をあげるってなんだか恥ずかしい。足をバタバタさせるとかじゃだめなんでしょうか?なぜ手をあげるの?そういえば、大人になってから手を頭よりも高く挙げることってなくなった気がする。質問をするときも、レストランでウェーターさんを呼ぶ時も、脇は閉めたまま、顔の横に手のひらがくるくらいの高さ。いつからまっすぐ手をあげなくなったんだろう。。。小学校高学年。中学校?脇毛が生えはじめた頃じゃないかしら。脇というものを認識し始めた頃。人は手をまっすぐあげなくなるのかもしれない。そんなことを思った時間でした。

2月3日(日)
ぴらちゃんとにいたにの新居へ。全自動雀卓で麻雀をした。手先がびっくりするくらい冷たかった。

帰りに、うっちーとデート。そうか。二人でいることはデートなのか、と改めて認識。あんまり考えたことなかったなあ。パスタを食べて、シャンパンを1杯飲んでほろ酔いでいい気分だった。

2月3日(月)
大津さんと朝活。大津さんが作ってくれたポトフがびっくりするくらい美味しかった。そういえばソーセージ、久々に食べたなあ。

ローリエを見たら荒川さんのことを思い出して電話をした。当たり前だけど、声が荒川さんのままで嬉しかった。

2月9日(日)
旦那さんが風邪をひいた。風邪をひいて辛そうなのに、「鯖寿司が食べたい」って言ってて笑った。旦那が風邪を引くとつまらん。

髪の毛を黒くして、鎖骨くらいまで短く切った。高校生の時の自分みたい。自分に似合う髪を見つけるのは難しい。

2月10日(月)
前職のときにお世話になったおまわりさんたちとの飲み会。ご栄転したKさんにプレゼントを用意していたけど、私がトイレにいっている間に帰ってしまった。慌てて、駅まで全力疾走。駅のホームに向かうKさんを見つけて、「Kさん!」と叫びながら追いかけた。これが美男美女だったらドラマのワンシーンみたい。と思った。

2月11日(火)
えみことみなとくんと丸の内のHARBSUでランチ。みなとくんは会う度に可愛くなっている、ぷにぷにの赤ちゃん。えみこがトイレにいっている間、寝ているみなとくんと2人きりに。ぽやぽやーっと目をさまして、泣きそうになったと思ったら、ふへへと笑っていた。私もつられてぐへへと笑う。

家に帰って、副業の記事を書こうと思ったけど気分が乗らずちぎりパンを焼くことに。レシピを見るのに、いつも勝手にアレンジしてしまう。今回は牛乳を豆乳に変更、プレーンではなく、焼き芋ペーストを中に入れて、最後にきな粉をふるってみた。

<最近考えていること、興味のあること>
・5月までにたくさんエッセイを書く
・安定的に稼げる仕事をしながら、そのお金を面白い仕事に投資したり、だれかのためになることに使うっていう2軸の仕事を持つのがいいのでは。
(では、安定的に稼げて私ができることってなんだろう)
・youtubeはもう見たい動画がない。けど見ちゃう。これはどうにかしたい。
・自分の強みを知って、それをちゃんと自分で認められるようになりたい。
・付箋を買おう
・ノートを買う
・編集長というポジションはやっぱりいるんじゃないかな。そうじゃないとメディアとしての背骨がなくなる気がする。

2月15日(土)
スタバでみかんのケーキを食べる。フォークの先がちょっと曲がっていて、口に入れたときに違和感。フォークのことが気になってケーキの味がよくわからなかった。今まで目立たずいてくれたフォークに感謝。

名古屋にいたころによく行ったお店が池袋にオープンしていたので、夜は結婚記念日(本当は17日だけど)に、火鍋を食べに行った。帰りにデニーズによって、私はチョコパフェ、うっちーはフレンチトーストを食べた。

2月16日(日)
家で突如相撲大会が始まった日。
力ではかなわないから、怒らせないようにしよう。

2月17日(月)
会社のみんなと実家でよく出た料理について話す。中野くんの家では、たこ焼きをした翌日は、お味噌汁にたこ焼きが入っているんだそう。そういう話、大好き。

2月19日(水)
オオツさんと高円寺で取材。取材の帰り、オオツさんの行きつけの喫茶店で少し遅めのお昼ご飯を食べながらおしゃべりをした。
「なんでなんでも仕事にしようとするんだろう。もっと遊ぼうよ」という言葉にグッときた。あと、「高井さんは鼻息あらくて、ふん!!!がんばります!って感じ」と言われたのもうれしかった。

いつも私のペースに合わせてくれてるから(歩くのも、喋るのもメチャ早いらしい)、今度はオオツさんのペースで生活してみたい。

2月20日(木)
最近、会社のみんなの話を聞いて自分とは違うなあと思うことが多くて楽しい。自分と違うなって思うことで、自分のことを知れる。

最近自分とは違う!と思ったこと
・主語が会社にもなるし、社会にもなるし、自分にもなる
→私の主語はいつも、「私」な気がする
・完璧な言葉にして伝えたいから、喋るのはあまり好きじゃない。文章はしっかり推敲できるから文章がいい
→考えたこともなかた!素敵

2月23日(金)
取材後に立ち寄ったパン屋さん。棚に並んだ商品を、おばあさんが素手で掴んでいて、ギョッとする。

よく見てみると、片手には手押し車。手が塞がってトングとトレーが持てないのかもしれない。「手伝います?」そう声をかけると、「ビニールに入ってると思ったんだけどね、、」と申し訳なさそうに一言。先ほど握っていた棒状のデニッシュパンを見て「これは甘いの?」と聞くので、「甘いですよ。チョコと、プレーンがあります」と答える。「じゃあ両方もらおうかね」。隣にあったフロスティングたっぷりの三日月型ハードパンも「それも、もらおうかね、、、」と買っていく。

おばあさんの身長は、私の胸の下くらい。グレーの髪をぼさっとお団子にまとめている。手押し車も随分年季が入っている。ほつれがあったり、ビニール袋が飛び出ていたり。そして、びっくりするくらい声がか細い。一人暮らしなのかも。こんなにたくさんのパンを買って、全部食べられるのかな。

「これは?」とおばあさんが別の商品を指差す。「ソーセージパン。しょっぱいですよ」。「それは2つもらおうかね。孫が好きそうだから」。そうか、孫がいるのか。3連休前の金曜日。トレーに乗った山盛りのパンたちから、小麦とバターの匂いがした。

2月24日(土)
急遽、レストランの皿洗いのバイトをすることに。16:30から23:00まで、夢中でお皿を洗う。賄いは、ポテトフライと、カリフラワーのピューレ、スズキのソテーの赤ワインソース、トレビスのサラダにオリオンビール。体に溜まった肉体労働の甘い疲労とアルコールが気持ちいい。心から「疲れた!」と言える充実感。

帰宅後、「おつかれー」と迎えてくれた旦那さん。いつもは「疲れてないよ!」と言うけれど、今日はソファーにどさっと偉そうに座り、コーヒーを入れてもらった。(名古屋弁では、「疲れた、大変」という意味で「えらい」という言葉を使う。疲れると、人は偉そうになれるからなのかもしれない)。



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