
りんごの蜂蜜煮
毎年恒例、軽井沢での1泊2日の社内合宿。
楽しみにしているのは、2日目の朝ごはん。
朝ごはんは決まっていつもホットドッグとサラダ、コンソメスープとヨーグルト。ホットドッグはバリッとしたハード系のパンに、むっちり薄ピンクのソーセージが挟まっていてとても美味しい。
さらにこの日は、「ご自由にどうぞ」とりんごの蜂蜜煮も。
小皿によそおうとした瞬間、「あっ」とひらめき、トロトロに煮込まれたりんごをヨーグルトにちょこんとのせる。
これ絶対うまいやつ!
同僚が私のヨーグルトを見て「それは間違いない」と頷き、りんごを取りにキッチンに戻る。
ひとり、またひとりとキッチンに走る同僚たち。リンゴヨーグルトブームが広がっていく。
アレンジ。
むかしから食べ物を組み合わせるのが好きだ。
家でご飯を食べているときも、外食先でも「これに、これをかけたらもっと美味しいのでは?」「この2つを組み合わせてみたらどうだろう」と、よりうまいを貪欲に求めている。
最近のヒットは、幼馴染との韓国旅行中の夜食。プルダックポックンミョンに、チーズ味のスナックをちょい足ししたことで、食感と濃厚さがプラスされてより背徳な味に。アラサー女子が肩を寄せ合って、「これ、天才!」と麺を啜ったのは楽しかった。
ほかにも、マカロニサラダに醤油をちょろり。チヂミに一味。餃子に練りごまポン酢。バニラアイスに煮詰めたバルサミコ酢をたらり。
トイレに行くのが面倒なほど疲れている夜も、トッピングのチーズのために冷蔵庫まで行くのは苦にならない。別のアイディアが思いつけば、何度だって小躍りしてキッチンまで往復する。
ちなみに、この間は白米にオイスターソースをつけて食べてみた。
こちらは、あんまりおすすめしない。