ある大工さんのお話
あるところに、何十年も会社に勤めあげてもう仕事を辞めるつもりの腕の良い大工さんがいました。
もう、仕事を辞めると社長に言ったら、社長が
「あと一軒だけ家を建ててから辞めてくれ」
と言ったそうです。
もうあんまり働く気のなかった大工さんは、
良くない材料を使って、いい加減に手を抜いた家を建てたそうです。
そして大工さんが出来上がりを社長に報告すると、
社長にその家の玄関の鍵を渡されました。
「長い間、良く働いてくれたね、私からの退職の贈り物だよ」
と。
社長は、長年良く働いてくれた腕の良い大工さんに、素敵な家をプレゼントしようと思ったに違いありません。
大工さんは、最後の最後に手を抜いて
今までの栄光をフイにしただけでなく、
その欠陥住宅に住むことになってしまったのです。
どこかで聞いたことある話だなぁと思って、思い出しました。
みなさんは、残り数日を、どう過ごしますか?
もう終わるから、このくらいでいいや!って働くのか。
最後まで、「やりきった!」って思えるよう働くのか。
何事も辞める最後の最後まで全力を出して欲しいし、
この大工さんと同じような気持ちをして欲しくないなって思って伝えました。
いい加減なことをすると、
必ず自分に返ってくるっていう、典型的なパターンです。
可愛らしいお婆ちゃんに将来なりたかったら、
今のうちから可愛らしく笑顔で過ごすこと。
ボケたくなかったら、適度に頭を使うこと。
家族や友人に大切にしてもらいたかったら、
自分から周りを大切にすること。
足腰丈夫に歳をとりたかったら、
運動したり、ダラダラした生活を送らないこと。
ずっと、行ってても、最後の最後に手を抜いちゃ、勿体無いよ。
最後の最後の印象は、後々まで残るから。
終わり良ければ全て良し!って言葉があるくらい。
生きてる間はずっと、自分に出来る可能なことは
最前の力を出して、やり続ける努力が必要だと思います。
最後に有終の美を飾るのは
今までやって来たことの【継続の成果】
別に特別なことは望んじゃいないよ。
今までの日々の当たり前を
今日も当たり前に行おう。
残り3日間も、よろしくね!
・・・・・・
いつも店舗のLINEグループ、(日報)に対して、こういった自分の思考や考えを発信していたけれど、今日が最後の内容になりそうだ、と思ったので、noteにも思い出も含めて保存。
社内の360度コンピテンシー評価で、「店長のビジョンが明確にわかる」が常に100点だった私は、特別ビジョン、なんて伝えているつもりはなかったし、明確に持っていたかもわからない。けれど、こういった日々の発信をみんなが汲み取ってくれたからこそ、この点数がいつも高かったのかな、っていずみさんと対話していて気付かされた、、そんなお話でした。
noteを始めたのも、3月までは毎日店舗LINEで発信していったものが、休業のタイミングもあって、こっち(note)に勝手に移行していったのかもしれないなあ、笑
ライターさんにでもなりたいのか。w
残り数日も、悔いのない営業を!楽しもう〜!
写真は、昨日もいーーーっぱい載せたくて自慢したい写真と出来事がたくさんあるのだけど、、、同級生チームたちと❤︎他にも元上司、同期、先輩、後輩、そして担当の美容師さんから、海外赴任していたはずのあの人まで!最後営業終了間際に郵便時代のアルバイトがお花だけ渡しに来て帰っちゃって、最高にきゅんとしてしまった。幸せをありがとう・・!落ち着いたら、自慢大会したい!