“ライン管理”について
はじめまして、一般ゲーマーのLです。
うずらの卵の燻製おいしいよね。
今回のひとくちゲーム論は、
対戦ゲームの立ち回りで重要な“ライン管理”についての持論です。
【はじめに】
スキルが軸となる対戦FPSや格闘ゲームにおいて、
“ラインを上げる”ことはとても重要になりますが、
その目的を理解して上手く使っている人が少ないです。
~ラインを上げる理由~
今回一番伝えたいのは、
『ラインは“下がるために上げる”のだ。』
と言うことです。
ー“躱す猶予”を作る。
特に意識していない人が多いのがこの項目で、
ラインを上げる本質の目的であると考えます。
格闘ゲームでラインを上げない場合は、
『壁際や崖際を背負っていると後ろ歩きによる間合い管理や回避行動が取れないので立ち回りの幅が狭まる。』
スキルが強力なFPSでは、
『最初から下がっていると敵が使用したスキルを躱すために下がれるエリアがないので使えるリソースが減る。』
よってラインを管理する理由とは、
“敵のアクションを躱すための猶予を維持するため”であり、
上げたラインや得たエリアを、
“敵のスキルやアプローチをいなす為の手段(リソース)として使う”
ことを意識する必要があります。
ー“リソース”を吐かせる。
躱す猶予と繋がる内容ですが、
敵が目標にたどり着くまでにリソース(スキルやウルト、試合の残り時間)を使わせる。
という目的が2つ目に挙げられます。
最初から目標より退いたラインで構えてしまうと敵はフリーで目標まで進行してくる=敵が目標での戦闘へリソースを全投入してくるため、
ラインを上げて敵にアプローチをかけることで敵は前目にリソース(スキルや時間)を消費する=目標での戦闘時に敵のリソースが少ない状況が作り出せます。
ー“勢いの圧”をかける。
逆に多くの人がわかっているのはこの部分で、
相手を掻き乱したり畳み掛けることでペースを掴ませない、崩す。
ことはどの対戦ゲームでも効果的です。
ラインを下げて戦うことは受け身になることに等しいため敵が好きなタイミングで態勢を整えて攻めてくることになりますが、
ラインを上げて戦うことで油断していたり敵の態勢が整っていないところに仕掛けることができます。
【まとめ】
極端に言えば、
『最初から目標地点でラインを作っていると撤退したときに一発で目標を明け渡すことになるが、
目標地点よりラインを上げて戦えば一度撤退しても目標地点で戦うことができる。』
と考えられるので、
前に行って戦うためでは無く、
『“退けるエリアを作る為”にラインを上げる。』
という考え方を持ちましょう。
より踏み込んだ“”についての話は、
また機会があれば書き起こしたいです。
次回→『タイトル』(予定)
※考え方は日々、変化・更新していくものなので、
現在もこの考え方をしているとは限りません。