日米年度代表馬に出資 ノルマンディーオーナーズクラブ(1-8) 競馬関係者放談

先：ノルマンディーの募集が始まった。現3歳世代の勝ち上がり率は22.4％と、ここ数年の中ではかなり苦戦したほうだ。1世代ごとに上に遡ると38.8％→27.7％→36.4％と1年ごとに頑張る感じになっているから、今年は頑張る年かな。

後：隔年で勝ち上がり率こんな変わってるんですね…同一年の募集馬内だけじゃなくて、そもそも募集年に当たり外れがあるということですか。

先：青草食わせすぎて勝ち上がり率が下がったり、毎年色々調整してるようだから、仕入れの出来不出来も含め色々な影響があるんだろう。デアリングタクトも引退してしまったし、オープン馬は何頭かいたりアナザートゥルースが道営で頑張っていたりしているが、やはり若い馬の目玉がほしいところだな。

後：あのレベルまで突き抜ける馬を送り出したのは偉大というほかありません。馬を選ぶ力、育成する力、競走馬をマネジメントする力。引退までの間にさまざまな問題もあったと思いますが、すべてが噛み合わなければ無敗の3冠を達成することはできないはずです。

先：このクラブはそんなふうに安馬でドカンと回収する馬がいるぶん、特に見極めが必要になる。クラブ側や牧場側の思惑も想像したりしつつ、しっかりと見ていってみようか。

後：各馬への現時点での期待値というのは牧場にもクラブにも当然あると思うんですが、いざ進めていくと当初の見込みと全然違ったなんてことばかりなのは、一口愛好家のみなさんならよくご存知だと思います。我々も現時点でわかっていることから想像するしか無いものの、少しでも参考になったと思ってもらえるようにやっていきましょう。

1   ウォータームージカの22

ディーマジェスティ　（フレンチデピュティ） 牡         
栗 3/2      1,760   44,000            400     
栗東 ・辻野泰之