DUSTY-I / 『DUSTY』 リリース記念インタビュー
「綺麗じゃないが汚くもない」
今作『DUSTY』をその名の如く「埃っぽくて泥臭い」と形容し、自分自身を曝け出したアルバムであるとも本インタビューで語っているDUSTY-I。
アルバムを聴けばそのラッパーとしての地力の高さは一目瞭然だが、そこに魅せられた充足感だけに飽き足らなかった筆者は、作品の随所に確かに垣間見えるこだわりにもっと踏み込むべく、今回このインタビューを敢行した。
本インタビューでは、アルバムの制作プロセスや曲ごとにまつわるエピソードなどは勿論、CD盤のみのリリースに対する想いやセルフタイトルを掲げた覚悟などについてもDUSTY-I本人に語ってもらった。
是非ともこのインタビューを読んだ後に、もう一度この『DUSTY』という濃密なHIP HOPアルバムを聴くことをおすすめする。
インタビュアー・文: 篠原拓郎
写真: 荒川晃充
− アルバム『DUSTY』をリリースして、今の心境は?
DUSTY-I: まずは、ここ何年かで溜めていた曲をちゃんとまとめてリリースできた安心感があります。あと、今はとにかくライブがしたいですね。
− 2020年にリリースしたEP『SPINOFF DRIP』以来のまとまった作品になりますが、いつ頃から制作を始めたのですか?
DUSTY-I: 2019年に配信でリリースした『IMA』をつくった時から今回のアルバムは意識していました。その後に配信でリリースしていった曲もアルバムに入れようと思って毎回つくっていたので、『IMA』をきっかけに制作モードに入っていった感じです。ちょうどその少し前から現在の一人でのライブ体制になって感じていたことや、当時の地元の街の流れの中で思ったことを曲にしようとしていたのをよく覚えています。
− その『IMA』をはじめ、先行して配信でリリースされた曲も今回のアルバムに収録されていますが、そうやって自然に曲ができていく中でアルバム全体のコンセプトは定まっていったのですか?
DUSTY-I: そうですね。10曲っていうのは決まっていましたけど、全体的なコンセプトはずっと漠然としたまま制作を進めていました。でも、そんな最中『BLESSING』のレコーディングを制作の終盤にした時に、エンジニアのDo-1t.君が言ってくれた「この曲はDUSTYそのものだね」っていう何気ない一言が凄い腑に落ちて。俺そのものっていうのも勿論だけど、埃っぽいとか泥臭いっていう意味でもアルバムのタイトルが『DUSTY』に定まった。Do-1t.君のその一言が、最後のピースになってくれました。
− 自分自身のことを歌おうという意識は最初からあったということですね。
DUSTY-I: ずっとそれはあります。自分自身を曝け出すことで共感が生まれる経験を何度もしてきたし、それによって俺のHIP HOPは成り立っているとも最近より感じるようになりました。それだったらなおさらこのタイミングで、俺そのものを全部曝け出した作品を出そうと思いました。
− その自分自身を曝け出すということも根底にあると思うのですが、他に今回のセルフタイトルへ込めた想いがあればお聞きしたいです。
DUSTY-I: 真っ向から否定するつもりは勿論ないですが、最近は一口にHIP HOPと言ってもいろいろなジャンルがあって、その中でも特に煌びやかな部分にフォーカスされている印象があります。でも、俺がずっとやってきたのはもっと埃っぽくて泥臭いHIP HOPだから、こういうHIP HOPもあるってことを改めて知って欲しかったっていうのはありますね。悪さ自慢でもなければ煌びやかでもない、自分が思っていることを正直に言葉にするHIP HOPを提示したかった。
− デジタルで音楽を聴くことが多くなったこの時代において、今回CDのみでリリースしようと思った理由は?
また、アルバムとしてやCDとして音楽を聴く魅力とは何だと思いますか?
DUSTY-I: はじめはCDと配信の両方のリリースを考えていましたが、全曲のレコーディングが終わって曲順も決まってから通しで聴いてみた時に、まず純粋に俺自身がこの作品をCDとして聴きたいと思ったのが今回フィジカルだけでリリースすることになった大きいきっかけです。時代の話になってしまうけど俺はCDで音楽を聴いてきた世代で、今思えばその音楽を聴くひと手間が凄い貴重なことだったなって感じていて。だから、今回は聴く人たちにそうやってひと手間を掛けてでも、この作品を聴いて欲しいと思った。俺も今ではサブスクでも音楽を聴いていてその利便性だって勿論理解はしているけど、例えば曲間の微妙な按配を表現できるのはCDならではだし、今回はそういったアルバムを一枚通して聴いた時の完成度には特にこだわっています。何よりそこがフィジカルの魅力だし、今回のアルバムで言うと例えば4曲目の『愛込毒吐』から5曲目の『HIP HOP』の曲間は首を振りながら入っていけるようになっていて、一曲一曲で聴くっていうよりは、そうやってこの『DUSTY』っていうアルバムを一枚通して楽しんで欲しいです。
− 『独白』を入れたのも、アルバムとしての意味合いをより深める意図を感じました。
DUSTY-I: 勿論そうです。確かに『独白』は俺を知ってもらう大きなきっかけにはなったけど他にもいろいろなことを思ってラップしているし、あくまで『独白』は俺の一部分でしかありません。でも『独白』も自分自身を曝け出すうえで大切な曲だから今回アルバムに入れたし、そこを経てアルバムの終盤に繋がっていくその流れをやっぱり楽しんで欲しいと思います。
− アルバムの構成や流れにおいて、他にこだわったことはありますか?
DUSTY-I: 実は、アルバムをつくる前から最初の曲と最後の曲に同じリリックを入れるっていうビジョンがありました。それが結果的に「綺麗じゃないが汚くもない」っていうリリックになったけど、アルバムをつくっている途中に『taxi』を最後の曲にすることが決まって、このリリックが俺らしくて凄いしっくりきた。その後に『BLESSING』のリリックを書いたけど、その「綺麗じゃないが汚くもない」っていうリリックが自然とはまってくれて、曲調としても『BLESSING』がアルバムの1曲目だなって定まりました。それによって同じ言葉でも曲調の違いも含めた二面性を表現することができたし、最初の曲と最後の曲に共通のリリックを忍ばせたことで何周も繰り返し聴ける仕掛けになっています。他にも『独白』の最後の「俺は愛を込めて毒を吐く」っていうリリックが次に続いていく『愛込毒吐』でよりその部分の深いところに入っていくことに繋がっていたりすることや、その『愛込毒吐』のアウトロの「HIP HOP」っていうフレーズがその次の『HIP HOP』の導入として繋がっていたりもする。楽しみ方はそれぞれに委ねるけど、そうやっていろいろな仕掛けができることもアルバムならではだと思います。
− 今回腕利きのビートメーカーが多数参加していますが、どのようなきっかけでそれぞれのビートメーカーと一緒に曲をつくることになったのですか?
また、「こういうイメージのビートが欲しい」とオーダーしたのか、それとも何曲かのビートを聴いてつくりたい曲のイメージに近いものを選んだのですか?
DUSTY-I: 『taxi』のビートを提供してくれたOQUAMURAさん以外は、元々繋がりのあったビートメーカーの方たちです。OQUAMURAさんは『NIGHT WALKING 2』のビートをつくってくれたK4君や『HIP HOP』のビートを手がけてくれたA-MU君たちと繋がっていたから勿論名前は知っていて、インスタグラムにアップされていたあの『taxi』のビートに俺が惚れ込んでDMを送ったことがきっかけで制作が決まりました。他のビートメーカーの方たちにもこっちからイメージを伝えてビートをつくってもらうといったことはなくて、送ってもらった何曲かのビートの中からフィーリングが合うビートを選ばせてもらいました。今回はビートの世界観が言葉を引き出してくれて曲が生まれたことが多かったので、最高のビートを提供してくれた皆さんには本当に感謝しています。
− ビートが言葉を引き出してくれたとのことですが、リリックを書いている時などで印象に残っているエピソードは?
DUSTY-I: 『FLOW』のリリックが後々の自分自身にも刺さったことで、それって今までにもなかなかない経験だったので凄い印象に残っています。実はアルバムの制作中に子どもが重い病気になってしまってライブ活動を休止していた時期があったんですけど、一時期は本当にこの先音楽を辞めてでも子どものケアに人生を費やそうとも思いました。幸い子どもは回復してくれたけど、その時の当たり前だと思っていたことが当たり前ではなかったことに改めて気づかされたこの気持ちを忘れたくなくて、今でも唯一『FLOW』は配信を続けています。『FLOW』は子どもが病気になる前につくったけど、子どもが回復した後に改めて聴いてみて「受け入れる事を覚えた時に時は流れ始める」っていうリリックに、自分自身が背中を押されました。日々のできごとって絶えず流れていくけど、ただ流れるだけじゃなくていろいろなものを残しながら流れていくなって改めて感じたし、それをしっかり言葉で表現できた曲だとも思います。勿論どの曲も思い入れがあるけど、流れていってしまうようなことをちゃんと言葉にして残しておくことって本当に大事だと思えた曲です。
− 『FLOW』のビートを提供してくれたのは、同郷東三河出身のRUI氏ですね。
DUSTY-I: RUIは現在京都を拠点に活動しているけど、昔から繋がりがあります。時代は流れるけど、そうやってずっと縁のある人と久々に合流してこうやって『FLOW』っていうタイトルで曲をつくれたことも感慨深いですね。
− ライムとフロウで特にこだわったことは何ですか?
DUSTY-I: ライムでこだわったことは、意味が成り立つように文脈を意識しながら踏むことと、決して無理に踏まないこと。フロウに関しては、音に寄り添うような意識で曲に合わせることと、首が振れる尺度で音に乗ることにこだわりました。
− そういったこだわりってひょっとしたら根本的な部分ではずっと変わらないものなのかもしれないですが、何か変化してきたことはありますか?
DUSTY-I: 根本的な部分では確かに変わっていないけど、年齢や経験から出てくる言葉が変わってきているっていう意味では、だんだんシンプルになっているかもしれません。より生活に根ざした等身大の言葉で素直にラップするようになってきていますね。
− アルバムの話に戻ります。今回最初にできた曲は『IMA』とのことですが、最後にできたのはどの曲ですか?
DUSTY-I: 最後にできたのは『愛込毒吐』ですね。つくった当時と聴こえ方が全然違う曲もアルバムの中にはあるので、本当に面白いなと思います。
− 特にそうやって、つくった当時と現在で聴こえ方に変化を感じる曲はどの曲ですか?
DUSTY-I: 『独白』ですね。リリースした当時は日本でHIP HOPが盛り上がっていく反面、例えばライブで呼んでもらった街で「その程度で街の人気者なの!?」って感じてしまうような身内ノリみたいなライブを実際に目の当たりにすることや、メディアなどを通してHIP HOPを面白おかしく扱うような風潮を目にすることがより増えるようになった時期でもありました。そういうフラストレーションをきっかけに『独白』ができたけど、俺としては決して大衆的ではないマイノリティでネガティブな感情をぶつけたつもりが結果的にそれに共感してくれるラッパーたちが全国各地にいて、まさかリミックスのムーヴメントにも繋がることになるなんてはじめは想像もしてなかったです。そうやってネガティブなものがポジティブなものになって返ってくる経験をしたことで、だんだん『独白』が俺だけの曲ではなくなっていく感覚も味わいました。今でもライブで歌う大事な曲だし、曲が育っていくことを実感しているのも『独白』です。
− 『独白』が改めてご自身にとってもHIP HOPの本質に原点回帰する発端にもなったと思うのですが、最初のインスピレーションについてもう少し詳しく聞きたいです。
DUSTY-I: Payから送られてきた何曲かのビートの中にあの『独白』のビートがあって、当時吐き出したかったフラストレーションとビートが見事にハマってくれた感じです。リリックも今までで一番速いぐらいどんどん出てきたし、やっぱりPayのあのビートが言葉を引き出してくれた感覚があります。
− その『独白』を皮切りに『愛込毒吐』から『HIP HOP』と続く3曲から垣間見えるそういったシーンへのメッセージや、ご自身が思うHIP HOPに対する信念が今作の核になっているようにも感じます。
DUSTY-I: 今回アルバムを出すにあたって、やっぱり恐れることなく自分自身の信じるHIP HOPを改めて提示しなければいけないと強く思ったことに行き着きますね。確かに『独白』が火種になったその3曲は俺が思うHIP HOPを象徴しているとも思うし、『愛込毒吐』でも言っているようにHIP HOPは本来「墓まで持っていけるart」だと俺は信じています。確かに一過性でワーッて騒いで消費されていくHIP HOPも今の時代には時に必要なのかもしれないけど、今回のこのアルバムは本当に自分自身を曝け出すことができたという意味でも、実際に自分自身にとって墓まで持っていける作品になってくれたと自信を持って言えます。例えば今このアルバムを聴いて熱苦しいとか説教臭いとかって感じる若い世代の人たちがいたとしても、後々俺の言いたかったことがいつか少しでも伝わったらこのアルバムに込めた愛に意味があったのかなと。外見だけじゃなくて内面も備わってこそHIP HOPのかっこよさは成り立つと思うのと、俺自身もそういう内面の備わったHIP HOPに背中を押されてきたから、常にラッパーとしてそうありたいです。だから、愛を込めて毒を吐くこともやっぱりラッパーとしては時に必要なことだと思います。
− 『NIGHT WALKING 2』と『DEAR MY MUSIC』をつくろうと思った理由は?
この2曲は、どのような思い入れのある曲ですか?
※2009年にリリースされたデモ音源『Life is only one』に『Dear my music』収録
※2012年にリリースされたEP『光と影』に『NIGHT WALKING』収録
DUSTY-I: 『NIGHT WALKING 2』に関しては、今回ビートを提供してくれたK4君が『『NIGHT WALKING』を聴いて俺のことを知ってくれて繋がったので、そのK4君のビートで『NIGHT WALKING』の続編をつくりたいと思ったことがきっかけです。逆に『DEAR MY MUSIC』は誰かとのそういうドラマとかがきっかけではなくて、その時その時の俺自身と俺が生み出してきた音楽との対話になってくるから、まさに今の俺がそれを歌ったらどうなるのかを歌ってみたいと思った。それからビートをつくってくれたのが小学生の時から付き合いのあるMORAで感慨深くもあるし、そのビートがこれまた素直な言葉を引き出してくれた。ビートに最初から入っていた冒頭の女性のセリフも不思議とハマってくれて、十年以上前につくった時には俺自身まだ見えてなかった日々死へと着実に近づいている儚さも今回は歌うことができました。あとは、その儚さを歌ったうえで「それを踏まえて今を生きよう 後悔の無いよう今を生きよう」っていうところに着地できたのも大きかったし、今の自分なりの答えをちゃんと歌えたとも思います。2曲とも過去に同じトピックでつくっているけど、仮に過去につくっていなかったとしても今回この2曲をつくっていたと思うし、そうなるとこの2曲は俺自身にとって普遍的であり地続きになっているテーマでもあります。
− 『HITALU』が曲順と内容ともに今回アルバムの中でかなり重要な役割を果たしている印象を受けました。
『HITALU』をつくろうと思ったのは、どのようなきっかけだったのですか?
DUSTY-I: 正直『HITALU』のアルバムの中での配置に関しては直感で決めたので、まずそうやって言ってもらえることに素直に驚いています。でも、『BLESSING』も『HITALU』もTamotsu LeftGroove君と出会えたことに尽きますね。Tamotsu君とは一緒に『SPINOFF DRIP』もつくったし、そもそも出会ってからずっと感じていることだけど、今までの俺になかったチルな面を引き出してくれたことで立ち止まることの強さを教えてもらいました。ゆっくりしていたり何もしていなかったりするようなことでも音楽として表現できることを知ったし、家族と過ごす時間も増えた今の俺にとってそれって凄いリアルなことでもある。そして、そういう表現を肯定してくれるのがTamotsu君のビートです。でも、最終的にはまた前を向いて立ち向かっていくためや一旦冷静になるために立ち止まるっていう意味合いが強いので、それをアルバムの流れで表現できたっていう意味ではやっぱり『HITALU』はあの曲順で良かったのかなと思います。
− 内容がタイトルに繋がってこないということからも、最後の『taxi』は特殊かつ意味深な曲という印象を受けました。
是非、『taxi』の制作エピソードについてお聞きしたいです。
DUSTY-I: OQUAMURAさんに送ってもらったあのビートに元々taxiっていうタイトルが付いていたっていうのが、曲名のきっかけです。リリックを書くのには、凄い時間が掛かりましたね。惚れ込んでめちゃくちゃ好きなビートだったけど、そもそもこのビートでどういうことを歌うべきか決まるまでに相当悩んだ。それでたまたまその時期に終電を逃して豊橋駅からタクシーに乗って帰ることがあったんですけど、その車内で歌い出しの「でかい夢と小さい自分」っていうフレーズが自然と降りてきて。寄せたわけでもなければタクシーに乗っているからリリックを書こうとか狙ったわけではないけど、それをきっかけに筆が進み始めた。結果的に俺自身もタクシーがきっかけで曲ができたから、タイトルはそのまま『taxi』に決めました。もっと話をすると、今までのこだわりとして曲のタイトルは必ずリリックに入れるっていうことがあったけど、今回のアルバムではそういった今までのこだわりにこだわらずにつくってみようとも思っていました。叙情的にタクシーの運転手や乗客のことを歌うことも最初は考えてみたけど、そういう発想を一度取っ払って自然と出てくる言葉を書いてみようと。あとは、この『taxi』も実は『独白』と同じ40小節だったから、その対比としてラッパーっていうよりは人間味剥き出しでラップしようと思った。アルバムの中でも挑戦だったのが、この『taxi』です。この曲だけタイトルが小文字なのはOQUAMURAさんが付けたタイトルが小文字だったから、出会ったそのまま表記させていただきました。
− 制作中、ビートメーカーの皆さんとのやり取りやエンジニアのDo-1t.氏とコミュニケーションを取る中で、特に印象に残っている言葉やエピソードは何ですか?
DUSTY-I: まず、Do-1t.君には本当に感謝しかありません。全曲のミキシングとマスタリングまで終わった後に、Do-1t.君が「ワクワク楽しみながら仕事できたよ。ありがとう」って直接言ってくれたことは、印象に残っています。本来ならこっちがお礼を言う側なのにDo-1t.君がそうやって言ってくれたことで、このアルバムは間違いないって思えた。ビートメーカーのみんなとは…… 一人一人のことを話したいけど、それぞれ全員に感動エピソードと面白エピソードがあって話し切れないので、ぜひ現場で直接聞いてください(笑)改めてビートメーカーの皆さんには本当に感謝しています。
− 最後に、これからこの『DUSTY』を携えての全国各地でのライブも本格化していきます。
『愛込毒吐』でも「俺のlive観に来い 全部教える」と明言していますが、最後にリスナーやヘッズにメッセージをお願いします。
DUSTY-I: やっぱりライブに勝るものはなくて、ライブで体感することは本当に尊いことだと思っています。音源も勿論だけど、俺自身がライブを軸にして活動できているラッパーなので、是非ライブに来ていただきたいです。あとは、必要以上に情報や物が溢れている時代だからこそ自分の中で本当に聴きたいものや観たいものを選んでいくことが大事になってくると思いますが、それらを選ぶ時の一つの基準としてぜひ鳥肌が立つかどうかで選んでいただけたらと思います。それから、俺の地元の東三河にはラッパーやミュージシャンをはじめ、かっこいい人たちがたくさんいます。DUSTY-Iをきっかけにしてこの東三河という土地を知っていただけたのなら、ぜひこの街をディグってみてください。地元のそういう人たちの背中を見てきたことや刺激を受けてきたことで、今の俺がいます。あとは、その地元で開催するアルバムのリリースパーティにぜひ来てください。目に物見せます。そして、俺のライブは鳥肌が立ちます。
完
【プロフィール】
DUSTY-I
1987年生まれ。豊川市出身。BOLDLY MUSIC代表。
内面をありのままにさらけ出した等身大のリリックにこだわる音源制作と、時に意図的に脱力し、また時に気迫を剥き出しにしたライブショーケースを軸に活動中の東三河が生んだ知る人ぞ知る孤高のラッパー。
【リリースパーティ詳細】
DUSTY-I NEW ALBUM
[DUSTY]
Release Party
2023/7/29(sat)
OPEN / 22:00
@ grand space Quark
(愛知県豊橋市駅前大通1-11-3)
DOOR ONLY: 2000yen (+1drink)
[Release LIVE]
DUSTY-I
[LIVE]
M
P.I.G
REVERSICE
詩言
彩
[BEAT LIVE]
RUI
[DJ]
Novi Shaheed
GRAU
NA-1
yuki
NEW ALBUM : 『DUSTY』
アーティスト : DUSTY-I
タイトル : DUSTY
レーベル : BOLDLY MUSIC
発売日 : 2023年6月17日
フォーマット : CD
品番 : BLD-0003
税込価格 : 2,200円 (税抜価格 : 2,000円)
Track List
1.BLESSING
Lyrics by DUSTY-I
Beats by Tamotsu LeftGroove
2.FLOW
Lyrics by DUSTY-I
Beats by RUI
3.独白
Lyrics by DUSTY-I
Beats by Pay a.k.a Wildpit¢h
4.愛込毒吐
Lyrics by DUSTY-I
Beats by MORA a.k.a DJ GRAU
5.HIPHOP
Lyrics by DUSTY-I
Beats by DJ A-MU
6.NIGHT WALKING 2
Lyrics by DUSTY-I
Beats by K4THQUARTER
7.IMA
Lyrics BY DUSTY-I
Beats by IKE
8.DEAR MY MUSIC
Lyrics by DUSTY-I
Beats by MORA a.k.a DJ GRAU
9.HITALU
Lyrics by DUSTY-I
Beats by Tamotsu LeftGroove
10.taxi
Lyrics by DUSTY-I
Beats by OQUAMURA
All Recording&Mastering by Do-1t. 3.4.6.7.8. Mixing by Do-1t.
Jaket&Total Design by Akimitsu Arakawa
Album Produce by BOLDLY MUSIC
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