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あなたにムチュー❤️

昔、アメリカで流行っていたテレビ番組のタイトルでもありました。

「Mad About You」

ヘレン・ハントとポール・ライザーが夫婦役で出ていた番組です。ニューヨークが舞台だったし、同じような年代の夫婦中心の日常を描いていたこともあって、私もいつも楽しみに見ていました。

ヘレン・ハントの人気が全盛の時で、かなり長く続いていた番組でしたね。面白かったです。

さて、タイトルのように、「Mad About You」と前置詞が変わるだけで意味が全然変わってくるのですが、今回は「大好き」とか「あなたに夢中」とか文字通り、気が狂うほど好意を寄せている、という意味ですね。

ジョーがよく「死ぬほど好き」と言ってくれますが、そういう場合も英語ではこうやって言うこともできると思います。

「死ぬほど好き」というのは直訳すると

I love you to death.

と言う感じですけどね、日常ではあまり使わないかな。

ケビン・クラインが出ていた同タイトルの映画がありましたが、これの日本語訳を見ると「殺したいほど愛してる」でした。

なるほどね、なかなか上手に訳していると思います。映画の内容的にも浮気する夫を殺す計画をするわけですしね。

ちょっと怖いですが(映画はコメディーです)。

いずれにしても英語でも恋をする、という感覚はコントロールできないぐらいにどうしようもない気持ちのことであり、その場合がこの「Mad About You」ということになるのですね。

冷静に落ち着いて恋をするなんていうことはあり得ませんから。

テレビ番組の「Mad About You」は、夫婦が長年望んで不妊治療なども確かしていたと思いましたが、子どもにも恵まれ、しばらくは幸せに暮らしていました。でも、結局は離婚してしまいます。

最終回は、当時監督志望だったヘレン・ハントが自らメガホンを取ったと思いますが、離婚した二人が歳をとって高齢者の域に達した頃に再会する、という話だったと思います。

細かいことは忘れましたが、最後は軽いキスをするというシーンだったように思います。復縁したんでしょうか?

まあ、そういうほのぼの系のお話でした。

途中で、子どもが生まれた頃に、仲の良かった二人が大きくなった子どもを想定してヴィデオを撮るシーンがありました。

私と当時の夫もそれを真似て、大人になった子どもたちに「万が一、マミーとダディーが別れたとしても、あなたたちは私たちが愛し合って生まれた子どもです」と収めた記憶がありますね。

そのヴィデオは一体、どこに行ってしまったのでしょうか?出てきたとしても、VHSなんてもう再生できないし、子どもたちに見せることなどないでしょう。過去の死物になってます。

それにね、子どもたちの方がもうどんどん前に進んでいますから。

現実はドラマのようには行かない、ということですね。

というか、私はドラマよりも素敵な現実をジョーと一緒に手に入れたので、もう幸せ極まりない毎日です。

それを英語で言うと

I am in seventh heaven with Joe. (ジョーと一緒で最高に幸せ)

となるのかな?

表現がやや古いかもしれませんが、「be in seventh heaven」とは「最高に幸せ」と言うスラングです。

「7th Heaven」というドラマもありましたね。懐かしいな。


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