若者よ、選挙に行こう
久々のnote更新!かと思えば今回は私大好き選挙のお話です(笑)
10月31日、衆議院選挙が行われますね。
この時期になると、「若者の政治意識が低い」とか「若者の投票率が低い」とかよく言われて、様々なメディアで呼びかけが行われていますね。
それと同じようなことを言っても仕方ないので、今回は違った視点から、お話をしてみようと思います。
じゃあ、若者以外の政治意識は高いのか?
「そりゃ、投票率が高いんだから、政治意識は高いだろう」そう思ってしまう若者もいるでしょう。
けれど、投票率と、政治意識の高さは違う、ということを、話してみたいのです。
若者の中にも、政治に興味があって色々と調べている、政治意識の高い若者は居ます。
実際その統計をとったデータは知らないので、仮に2割くらいだとしましょう。
そういう政治意識の高い友達が、皆さんの周りにも、数人ですが居るんじゃないですか?
じゃあ、そういう人が高齢者には多いかと言うと、実際は同じ2割くらいしか居ないんですよ。
残りの8割ほどは、自分で政治に関して調べたりするのはしんどいし、投票によって社会をこんな風に良くしよう!みたいな理念を持っているわけでも無いんです。
それなのに、なぜ高齢者と若者で投票率に差が出るのか。
それは、政治意識の高い2割の人間が、選挙活動をするかどうかの差だというのが、私の意見なんです。
高齢者や、中高年では、政治意識の高い2割の人間が、周りにいるそんなに政治意識の無い8割の人間に、「この政党に入れてほしい」って言って回るという形で、選挙活動をしているんです。
残り8割の人は、自分で調べたり、自分自身の政治理念があるわけでは無いけれど、「あの人(会社)から頼まれたから投票しとこうか」くらいの気持ちで、投票に行くんです。
若者との投票率の差は、政治意識の差では無くて、「興味は無いけど頼まれたから行く」人の割合の差だと思います。
若者の中には「自分は政治に詳しくないから、そんな自分が投票に行くよりかは、政治に興味を持ってる人が投票に行ってくれた方が良い。素人の自分が間違った判断をしてしまわない方が良い」という気持ちから、投票に行かない人も多いそうです。
それも立派は政治意識だとは、私も思います。
ですが、全世代がそれと同じ意識で持って政治家を選んでいるのであれば、それで良いんですが、実際は中高年や高齢者では、政治意識の低い方でも、政治意識の高い人に踊らされて(と言ったら聞こえが悪いですが)、投票に行くんです。
「自分の頭で考えることが大切」
「自分で興味を持って、調べてみることが大切」
若者の投票率を上げたいコメンテーターはそんなことを言います。
しかしその結果、「自分にはそんな時間も無いし、考える余裕もないから、投票に行く資格がない」と感じてしまう若者も多いのが現実です。
民主主義とは本来、主権を持つ国民一人一人が、自分の頭で考え、自分で選んで、自分たちの未来を作り上げていくものです。
しかし、上の世代では、そんな建前は無視して、自分では特に何も考えず、人に選択を委ねて投票に行く人が多いのです。
そして、そういう人の投票率によって、今の政治も作られています。
ならば私は、あえてこう言いたい。
若者よ、もう何も考えずに、とにかく選挙に行こう
と。
ただでさえ少子高齢化で、若者と高齢者の政治に与える影響力は平等では無いんです。
ならばせめて、無理やりにでも若者の投票率を上げるしかないんです。
ですから、わざわざこんなタイトルのnoteをクリックしてくれた政治意識の高い貴方は、周りの友達に自分の推し政党の話をした方が良いんです。
そして、「自分は詳しくないし、政治に興味も持てないから、誰を選んだら良いか分からない」という貴方は、だから選挙に行かないのではなくて、あなたの周りに居る、政治に詳しい人に、誰に投票したら良いのか、もう聞いちゃってください。
行かないより、白票を投じるより、私はその方がマシだと思っています。
かく言う私は、めっちゃめちゃ政治意識が高いです。
もうめちゃめちゃ調べるし、政見放送とかちゃんと聞いちゃうし、自分なりの政治理念も持っています。
だから、「もし自分ではよく分からないから、はかせの意見を聞きたい」と個別メッセージを頂ければ、私はあなたの選挙区の立候補者について調べますし、比例には私の推し政党を教えます。
それをもうここに書いてしまわないのは、やっぱり私は本当は、自分で調べて自分で考えるのが一番良いと思っているからです。
もし、自分で考えたい、という人が居れば、以前の選挙の時にこんな記事を書いたので、参考にしてみてください。
さて、最後にもう一度だけ言います。
若者よ、選挙に行こう。
それが一番大切で、一番あなたの為なんです。
なぜそうなのか分からなかったとしても、もう何も考えずに、とにかく選挙に行った方が絶対に良いんです。
10月31日です。
10月31日、お近くの投票所に、足を運んでみてください。