みかぐらうた私解~第一節~


第一節

あしきをはらうて たすけたまへ てんりわうのみこと


漢訳

悪しき(気)を払(祓)うて 助(救)け給え 天理王命


意訳

悪い心遣い、それから生まれる「ほこり」、また、更にそこから生まれる人にとってのあらゆる悪いもの(something bad)、そうしたものを、どうか神様が箒となってお払いください。天理王命様。


私解

第一節は慶応2年に、おやさまによって教えられた、最初の「みかぐらうた」であると言えます。

同じ年、小泉村の不動院から山伏が来て、乱暴狼藉を働き、古市代官所に訴え出るという事件がありました。

ここから先は

966字
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?