知らない世界を求めて
「旅は知らない世界を気づかせてくれる」
子供のころ、毎年GWになると祖父母の家に行くのが恒例行事だった。
いつもGW前の夕方に出発。学校の終わりのチャイムが鳴ったと同時によーいどん。ダッシュで家に帰っていた。
車で半日かかるので、父が後ろ座席をベッドみたいに仕上げてくれている。わたしはいつもゴロゴロ寝転びながら、お気に入りのお菓子とジュースの相性にしみじみ感動。行くだけでももうワクワクだった。
当然、着いてからも楽しいことしかない。
なにせやった事や知らない事ばかりのオンパレード。川遊びや田植えしたり、おいしいご飯を食べれたりなどなど。
けれども、「なにがよかったか」と聞かれて真っ先に思うのは、1年ぶりに再会する4つ上のいとことの「時間」だった。
もちろん、いとこは年上なのでわたしの2歩、3歩先にいる。いとこと遊ぶこと全てがわたしにとって新しい発見ばかりだった。
だから毎年GWが待ち遠しかった。
そんな毎年の恒例行事も自然となくなったけれど、あの時の知らない世界にふれることができる楽しさは今も求めている。
だからか、ふらっとひとり旅に行くことも多いのかも。
旅行雑誌にのっているありきたりなところに行くよりも、その時その時の偶然の出会いの方が好き。
たくさんの国や地域に行っていろんなバックグラウンドを持った人と会って、自分の目と耳を使って見聞きして、知り得なかったものの見方や価値観に出会いたい。そう思う。
江國さんは「幸せ」という言葉を多用する。
江國さんにとっての「幸せ」の定義がすごくすき。
ball roomのワンピースもTSUMORI CHISATOも、
NICE CLAUPのセールでさえも、
でも今年はあたしを幸せにしない。
わたしが旅する目的の根源にある、「知らない世界に触れたい」という欲求の先に、「幸せ」があるから、江國さんの定義がすごくすきなのかもしれない。
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来年はどこに行こうかな。。
もしお勧めとかあれば教えてください。
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11月16日・17日で実施される週1note合宿の企画。
【概要】
合宿に参加する予定の13名(OKUBO編集長を除く)のうち、3名が「旅行」をテーマに事前にnoteを作成、11/16(金)に、このHITOKOMAのアカウントで書き手は伏せたまま公開。
合宿で、その匿名noteの作者を議論、最終日にOKUBO編集長がnoteの作者は誰か回答します。
もちろん合宿参加メンバーも、そうでない人もぜひ当ててみてください。
【作者候補(合宿参加メンバー)】
これまで#週1noteに参加してきて、他のメンバーの記事も読んできたあなたなら分かるはず・・・
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