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植田仁の熱血キャリアのためのおすすめ映画 ゴルフに興味をもった古市忠夫さんとの出会い。

こんにちは、植田仁です。人と人を繋ぐ熱血経営者として日々精進しています。
ゴルフがお好きな方はいらっしゃいますか?きっかけはなんでしたか?
私は、プロゴルファーの古市忠夫さんの講演会に参加し、感動したことがきっかけでゴルフに興味を持つようになりました。


2006年に公開された万田邦敏監督の映画『ありがとう』ついて今日は書きたいと思います。
この作品は、阪神・淡路大震災を経験し、還暦間近でプロゴルファーとなった古市忠夫さんの実話を基にした感動的な物語です。ご本人にもお会いさせてもらったことがあるので余計に思い入れが入る映画となりました。

映画の概要

『ありがとう』は、1995年の阪神・淡路大震災で被災した主人公・古市忠夫さんが、家族や地域の人々との絆を深めながら、プロゴルファーを目指す姿を描いています。監督は万田邦敏氏で、主演の赤井英和さんをはじめ、田中好子さん、永瀬正敏さん、鶴見辰吾さんなど豪華なキャストが集結しています。

古市忠夫さんの生涯

市忠夫さんは、1940年9月22日、兵庫県神戸市長田区に生まれました。
54歳のとき、阪神・淡路大震災で自宅と経営していたカメラ店を失うという大きな試練に直面します。破産寸前の状況において、古市さんはその逆境を乗り越え、59歳で日本プロゴルフ協会(PGA)のプロテストに合格し、プロゴルファーとしての新たな人生を歩み始めました。ゴルフ界において史上最年長のプロゴルフテスト合格者でギネス記録保持者でいらっしゃいます。

映画全体を通した所感

この作品は、実話を基にしていることもあり、非常にリアリティのある描写が印象的でした。
特に、震災のシーンでは、実際の記録映像やCGを駆使し、当時の状況を臨場感たっぷりに再現しています。
それにより、観客は震災の恐ろしさや被災者の苦悩を追体験することができます。
主人公・古市忠夫さんの人間味あふれるキャラクターが、物語をより深く、感動的なものにしています。その前向きな姿勢や、家族や仲間との絆を大切にする姿勢は、多くの人々に勇気と希望を与えると思います。
一方で、物語の展開や演出において、ややベタベタな部分やストレートすぎる表現が見受けられ、好みが分かれるかもしれません。しかし、それらも含めて、本作の持つ温かさや人間味を感じることができました。

古市忠夫さんの生き方そのものがメッセージ

古市さんの人生は、逆境を乗り越え、新たな挑戦を続けることの大切さを教えてくれます。現在84歳となられていて、今もなお現役のプロゴルファーとして大活躍されています。そのエネルギッシュな姿勢は、多くの人々にとって励みとなるでしょう。
「人は歩き方(姿勢)と挨拶を見たら、どんな人かすぐ分かるよ」と講演会でおっしゃっていたことが、10年以上前になりますが鮮明に記憶に残っており、今に至る起業人生においてもとても役立っている金言です。感謝の気持ちをすごく大事にされている生き方が本当に素敵です。

終わりに

『ありがとう』は、困難に直面しても前向きに生きることの大切さや、人との絆の尊さを教えてくれる作品です。震災を経験した方々だけでなく、すべての人々に観ていただきたい映画だと感じました。ぜひ一度ご覧になってみてください。
ゴルフを始めるきっかけにもなるかもしれません。

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